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生まれ持ったもの
新体操って持って生まれたものによってかなり左右される競技ですよね。
審美競技なので仕方ないんですけど…
長くて細い手足、小さな顔、バランスのよいスタイル、柔軟性。
新体操といえば、キラキラのレオタードを身にまとい華々しく優雅にフロアで踊るとこを想像しがちですが。実際はかなり地味。
さあ、選手としてやっていくぞ!ってなっても、毎日キラキラヒラヒラのレオタードを着て派手な技の練習ばっかりするわけじゃないし(するところもあるだろうけど)
小さい頃はやっぱり筋トレや柔軟、手具を正しく扱うとか、足の使い方、礼儀なんかが大切にされるわけで。
華々しいイメージを持って来られた保護者の方々にとってはめちゃくちゃ地味なんですよ。は?なんですよ。それで早々にやめる人もいますしね。
正直、親も子供自身も新体操のなんたるかを理解していない頃は、練習って言われても毎日毎日なんのためになにをやってんのかワケわかってないんないんです。
足!爪先!って言われまくっても、なに?何がダメなの??なんですよ。
柔軟で上に乗っかったり無理やり押したり引いたりひっぱったりする指導者もまだまだいる世界ですしね。
ハタから見てると、そんな乗っかったら純粋に重いし痛いだろってツッコミ入れたくなります。
練習行ったら毎回いたい、さらに家でも柔軟。痛いことなんて子供が続けられるわけない。
娘は生まれつき体が柔らかくて、始めた頃から開脚は軽く180度開くし腰倒れるし足上がるしあんまり柔軟で苦労をしてこなかったラッキーな子です。
柔らかければいいかっつーと、それはそれでなんでも柔らかさで解決しようとしちゃうので、また問題もあるんですけどそれはまた別のお話で。
まぁ、その持ち前の柔軟性のおかげで痛いことが人より少なくて。
柔軟性のおかげもあって、新体操嫌だ、やめたい、やりたくない、練習行きたくないってのがいちどもなかった。
うちの娘の性格的に、いたかったら即やめてただろうなって思います。
新体操、ほんと持って生まれたものに左右される…ってお話です。