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ハヤシライス

ハヤシライスは、たまらない。
あの甘みとコクのあるルー、それをあつあつのごはんにかけいただく最高においしい料理ハヤシライス。あれはほんと、何杯でもおかわりを続けてしまう。

僕はごはんが好きで、ハヤシライスの時はいつもごはん大盛りにする。大きなお皿の7割くらいはごはんで埋まっていて、ほんのすこしのスペースにルーを流し込むせいで、毎度ルーはお皿のギリギリ。あともう少しであふれる具合になるのもたまらない。

そしてまずは、ルーとごはんの境い目あたりにそっとスプーンを入れて一口。目をギュッと強くしぼり、軽くガッツポーズをしてしまう。

二口目もまた境い目をすくい、少しずつルーが落ち着けるスペースを広げていく。ある程度食べ進めたらようやくスタート。スプーンにごはんを大盛りにして、たっぷりとルーにくぐらせ、ちょっとお肉もスプーンに乗せちゃったりして贅沢にいただく。あぁ、なんという高揚感。
食事はゆっくり食べるのが体にいいと言われている(かもしれない)けど、そんなの我慢できやしない。

そのあとも、大盛りごはんにたっぷりとルーまとわせ、わんこそばの感覚でパクリッ、パクリッと畳み掛けるようにスプーンを口へ運んでゆく。気づいたときにはもう残りわずか。その間、約5分。

ほんとハヤシライスは、たまらない。
明日も、明後日もハヤシライスでいい。
けど明々後日くらいには、お魚が食べたいかも。

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