
朝帰りからの別れ話
数日後、妻の朝帰りの後に、これまで話してきたことと同じような話になってしまった。
「もう戻れない」の一点張りで、別れようと提案された。
翌日は妻が予定を入れてなかったので、頭を冷やしてからこの話の続きをしようと言われた。そして、その日もまた友人と遊びに行ってしまった。
私は大学時代の友人にこのことを相談し、その夜は飲みに行くことにした。これまでの経緯を説明したところ、友人は真っ先に浮気を疑っていた。友人からは、「証拠になるものは全部残しておくように」と言われた。
もし、そうだったとしても、妻のことは恨んでるわけじゃない。でも、そのもしもが元で別れることになるのならば、私はどう心の整理をしたらいいのだろうか。
私は家に帰って先に寝ていた。
ふと気づいたら、妻が私のベッドに座っていた。
「午前の話の続きをするけど…やっぱりこれまでの6年間よりこれからの時間の方が大事だ。別れよう。その方が互いのためになる」
と言われた。
ちょっとホラーだった。夢ではないみたいだった。
2020年2月
*これは当時の日記を元にした、1年前の話である。日記のため、「妻」と表記している。別れ話の詳細は、この翌日。
*このnoteの続き
*このnoteのはじまり