見出し画像

道の駅かぞわたらせ(きたかわべ)・さくら食堂

訪れた日:2019年10月1日

今年4月にリニューアルオープンした道の駅かぞわたらせ(きたかわべ)は本州最大の湿地帯である渡良瀬遊水池や、埼玉・群馬・栃木の3つの県境である三県境からすぐ近くに存在します。この道の駅があるところはもともと北川辺町という町でしたが2010年に加須市に合併されました。加須市内には他にも「童謡のふるさとおおとね」という道の駅があります。

画像1

敷地内にあるスポーツ遊学館ではカヌーやヨット、自転車のレンタルを行なっており、また少し離れた群馬県藤岡市からは渡良瀬遊水池を見渡すことのできる熱気球やスカイダイビングの体験ができるようです。

画像2

遊水池(地)とは川などが洪水した際に一時的に湿地帯を氾濫させ水害を軽減させるための土地のことですが、渡良瀬遊水池には足尾鉱毒事件による鉱毒を沈殿させ無害化させる目的がありました。この遊水池がハートの形をしていることなどの理由により、特定非営利活動法人による「恋人の聖地」にも認定されています。

画像3

売店では隣接する埼玉・群馬・栃木の3県の特産物や野菜、お米や川魚の加工品が売られていました。

画像4

画像5

画像6

埼玉県加須市にあるこの道の駅から遊歩道を歩いて5分ほどで群馬県・栃木県との県境まで行くことができます。全国に40カ所以上あると言われている三県境の中でもここは唯一平地にあるため観光地化を進め遊歩道などの整備がされています。

画像7

スポーツ遊学館の看板を目印に階段を下ります。

画像8

画像9

画像10

歩いているうちに栃木県に来たようです。程よく看板がありとても親切でした。

画像11

画像12

到着すると手書きの説明書きがあります。椅子も設置されているので栃木県からのんびり埼玉県や群馬県を眺めることができます。記念撮影用の手作りのカメラスタンドもありました。

画像13

画像14

もともと県境は渡良瀬川の上にありましたが足尾鉱毒事件により渡良瀬川の流路が変更されたりなどによって正確な位置がわからなくなってしまったため、住民の要望によって調査・確定がされました。

画像15

画像16

食堂(さくら食堂)はセルフサービスで食券機で購入するとオーダーが入るようになっています。店内はテーブル席、カウンター席、座敷があります。

画像17

地粉ざるそば(700円)、フワフワなまず天と野菜のかき揚げ(400円)を食べました。周辺ではナマズの養殖が盛んに行われているようです。


*****


【道の駅かぞわたらせ・さくら食堂】
営業時間:10時30分〜15時
定休日:不明
価格帯:卵かけご飯定食300円〜
駐車場:有り、広い
その他:パン屋、売店、三県境ショップあり。トイレ、駐車場、公衆電話24時間利用可、スポーツセンターでカヌーやレンタサイクル有り。付近に渡良瀬遊水池、県境あり。ダムカードあり。

いいなと思ったら応援しよう!

RUNE SAKURAI
引退競走馬の支援につかいます🐴