kimi wo omotte iru ギターの人のレビュー
はじめまして
kurayamisakaのギター弾いています
フクダリュウジ と申します
「ドラゴン」だったり「 D 」
などと呼ばれています。
コンポーザーうんにょんから
「みんなも書いて♡」ということで、
アルバムについてギターにフォーカスを当てて書き記していきます
アルバムをより一層楽しめるおかずになれたら
とてもうれしいです
1.theme (kimi wo omotte iru)
この曲と2曲目のハッピーセットは総合的に一番好きです
デモを聴いた瞬間からドロップDで弾こうと決めた気がします
ベースの人もチューニングを落としていてニッコリしました
58秒ちょっとしたらすぐレギュラーチューニングに戻すんですけどね、奥さん
フレーズはアルペジオ弾いています
うんにょんの爆音フレーズをコーティングするイメージの中作りました
フレーズ作る時は大体そんな感じです
コーティングすると機体の反応速度が速くなるとかならないとか
エンジニアのトモロウさんがジャズマスターのアームを使った箇所に
空間系のエフェクトをイメージ通りにかけてくれて感動しました
最高のエンジニアさんです
2.cinema paradiso
ハッピーセットのビッグマックの方の曲
アウトロはビッグマッフ系のファズを
使ってます つまりそういうことです
初めてエフェクターに高い金払ってきてよかったって思えました
ここで自慢ですが、
この曲のコードバッキングから始まるイントロは僕のアイデアだったりします
各メンバーのアイデア、持ってる技術、エンジニアのサウンドメイクなどなど
全てが合わさった大きな爆発力が
この曲は持っていると思っていて
バンドマジックってこういうことなんだ!(?)って思いました 違ったらごめんなさい
一番思い入れ深い曲です
サビの2周目からのアルペジオは
フィッシュマンズのライブでのナイトクルージングのイントロを参考にしてます
3.seasons
BPM自体はそんなに速いわけでもないのに疾走感がたっぷり
こちらも爆音コーティング曲 アルペジオばっか弾いてます
うんにょんからはめんどくさいから
コピーしたくないフレーズって言われて
そんなことないでしょ
とか思ってたんですけど、
練習の時に苦しめられる時が多々あります
フレーズの参考曲はこちら
美しい曲ですよね
ベースの人が僕のアルペジオフレーズを
最初に褒めてくれて、
最初はお世辞かと思ってたんですけど、
色々考えた後に素直に受け止めることができて
自信を持つきっかけになりました ありがとね
ライブ映像公開中 要チェケです
良サムネ
4.last dance
アダルトな雰囲気な曲
アダルトとはいってますけど
自分ら、もう十分アダルトな歳です
リフを弾いています
ゆっくりなテンポが苦手なのと、
集中力が続かない性格なのでとても苦労しました
というかみんな苦労してました がんばったね
ドラムが一番エロかったです
ギターの音作りの話をすると、
この曲だけいつも使わせてもらっているアンプとは違うアンプを使いました
BD-2を極端なセッティングに、
アナログコーラスをかけて、
ほそーくほそーい音になるようにしました
トモロウさんと二人してワクワクしながらセッティングしてました
MVでてます、要チェケです
良サムネ
5.farewell
みんな大好きfarewell
曲中で自分が考えたフレーズは命燃やしているところだけです
すごくシンプルで簡単だけど気に入っています
音作りは元ネタ(うんにょん記事参照)を意識しました
実はfawewllが人生で初めてのレコーディングでした
大切な曲です
MV公開中 引き続き要チェケです
6.curtain call
ソリッドなサウンドと
ストーリー性の強いメロと歌詞ですね
独特なリズムでこちらも苦労しました
レコーディング前の練習段階で
一部半音間違えて弾いてるところを
うんにょんから指摘されて絶望しました
反省してます
要所でファズでノイズやフィードバックを録音してとても楽しかったです
レコーディングはどデカい音やノイズを録って
プレーバックを聴いている瞬間が一番好きです
思い出を巡らせながら聴くと
胸が締め付けられながらも前を向ける気持ちになれます
7.さあ冒険だ(cover)
アッコさん meets ブッチャーズ
フレーズ作りとか音作りもだいぶ意識してるようなしてないような
サビのうんにょんが弾いているアルペジオフレーズが切なくてとてもEです
ドラムの音にあまり意識する機会がなかったのですが、
この曲のレコーディングのときにドラムの音が良いって概念に気付くことができました
ホッタありがとね♪
使用機材
ギター
Fender Mexico Road Woan '60s Jazzmaster
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2016年の12月に購入
通常は白ピックガードの商品なのですが、
販売店の方で鼈甲のものに変更されてました
購入当時の時期から木材の規制のあれこれが
あって
同モデルの指板がパーフェローに変更されたようですが、
僕のはギリギリローズウッド指板です
ピックアップ、ブリッジをレトロトーン(アストロノーツギターズ)のものに変更してます
ついこの間フレットもステンレスフレットへリフレットしました
リペアもずっとアストロノーツさんの工房でお願いしてます
いつもありがとうございます
ピックはダンロップのおにぎり型のオレンジ使ってます
エフェクター
レコーディングの時とライブの時で分けてます
メインボードがちょっと重すぎるからです
レコーディング用
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基本の歪みはルビーストーンとシックアスの重ね掛け。
パコッとした音が出て気持ちいいです
曲によってrat系の歪み(黒くて小さいやつ)でゲイン量稼いでます
チネパラのアウトロの一番おっきい音とか、
各曲の自分が録ったノイズは
eqdのhoof reaperを使っています
現行色があまり好きではなかったので海外から取り寄せました
アッパーオクターブチャンネルと使うことで
ジリジリした音になって雷みたいな音が出ます
ライブ用
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運びやすさ重視
家から駅まで必ず自転車に乗るので
場所によってはそのまま自転車でライブハウスに向かってます
一番デカい音を出すためのものは
レコーディングではファズでしたが、
ライブではオーバードライブにしてます
palisadesは3と4、もしくは3と3のセッティングにしてます
使用アンプ
3台のアンプを使いました
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左:Hughes&Kettner Statesman dual el84
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farewellとlast dance以外は
ヤマハのアンプを使用
温もりとカタさが良い塩梅で好みの音でした 出音が素直で弾き手が試されるアンプです
farewellではヒューケトを使用
スコーンと真っ直ぐ飛んでくる音でこちらも好きな音でした 見た目もとても良い
うんにょんとのサウンドのキャラ分けをしたかったのと、
ヤマハアンプとの素敵な出会いがあったので
farewell以降のレコーディングではヤマハアンプに乗り換えました
last danceではフェンダーの自宅練習用アンプを使用
レコーディングで小型アンプ使うのちょっとした憧れでした
アウトロもそのまま歪ませてます
最後に
駄文でしたがここまで読んでいただきありがとうございました
次回からはもっといい記事をお送りできるようがんばりますね もちろん活動も
他メンバーも素敵な記事を投稿してるので
読んでほしいです