1分解説! マーケティング編その2(PPM)
おはようございます。本日はマーケティング第2弾。
その名もPPM。
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントと言います。
本日もしっかり1分でなんとなくわかったと思っていただけるように書いていきますで、是非オネシャス!!!
ほんなら書いてきやす。。。
まず、PPMとは何か?
・展開している各事業の特徴と事業のバランスを把握するフレームワーク
となります。
要するに、会社でやっている事業がどんな特徴があって、どういった市場に属しているかが一目でわかるものです。
自社の現状を把握するのとかにもってこいのものですね。
まあ、これも文字だけで説明するのは非常に難しいので、まずは画像を見てもらってイメージをしていただけたらと思います。
こんな感じです。
ざっくりいうと、いかに花形事業に持っていき、金のなる木に育てるか。
これが鍵となります。
楽天をモデルにして説明していきます。
・4つの分野が表す意味について。
花形事業:(成長期)→利益は出やすいが投資も多く、現状、利益はそれほど望めない。
楽天でいう「FINTECH」の部分です。楽天は意外と金融部分が強いです。
「楽天カード」「楽天証券」「楽天銀行」とか。
戦略としては無料でカードを作れて、なおかつ5000ポイントとかもプレゼントする作戦。
そこで顧客を一気に囲い込んでその中でビジネスを展開していくといった形ですね。
ここの収益率も結構すごいです。売上比率としては約3割もあげています。
ECサイトの事業だけでやりくりしてたと思いきや、しっかりそれ以外にも収益源があります。
問題児:(導入期)→利益より投資の方が多くなる。だが積極的に投資をすることによって「花形事業」に育てることができる。
楽天でいう「モバイル事業」です。
楽天はソフトバンク、au、docomoについて第4種目の携帯キャリアになろうと舵を切りました。
しかし、現状、ネットが遅いとかすぐに止まるなど。なかなか上手いこと行かずに積極的投資がやむ負えない状況です。
しかし、楽天はこの事業を花形事業にして、ゆくゆくは金のなる木にしていく目論見です。
なぜなら、携帯電話市場は約10兆円規模であり、SB、au、docomoがそれぞれ約3兆円ずつくらいのシェアを取っております。
ここに楽天がうまいこと参入できたとしたら、約2兆円ほどの売上は固いかなと。
しかもそれがサブスク型で毎月安定的に入ってくる売上となるからです。
そうなるために懸命に投資して育てている状況ですね。
負け犬:(衰退期)→利益ももうほとんど生まないため、撤退や売却を検討すべき。
楽天では今の所、この事業はないかなと思います。
金のなる木:(成熟期)→安定した利益を出すことができ、「問題児」や「花形事業」の投資資金を生み出す。
もちろん、「EC事業」になります。
売上比率としては約6割を占めていますし、国内では業界トップになり得るかと。
ですから、この金のなる木である「EC事業」で生み出した利益をどんどん問題児である「モバイル事業」へと投資しているという構図になります。
以上です。
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