自分にとってのアイドリッシュセブン
※この記事は私が生きる上で糧にしているアイドリッシュセブン(以下アイナナ)がどう生活に影響を与えたのかを備忘録として残す、ついでに布教しようと思い立って作成しました。
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アイドリッシュセブンとの出会い
アイナナは2020年8月20日に5周年を迎えたアイドル育成リズムゲームに見せかけたシナリオめちゃくちゃ重たい「音楽・アドベンチャーゲーム」である。
最初に存在を知ったのは、確かゲーム情報誌の公式Twitterか何かで最初に衝撃の文字を目にした時だろう。
「キャラクター原案:種村有菜」
はるか遠い幼少期、まだ少女漫画を読んでいた頃に
「神風怪盗ジャンヌ」「時空異邦人KYOKO」「紳士同盟クロス」など種村先生作品を読み漁っていた私にその文字はクリティカルヒットした。
まだ初々しいアイドル達を見て「いいじゃん!IDOLiSH7!」となった私はビジュアル面だけじゃなくその後に聴いた楽曲にも夢中になった。
IDOLiSH7のデビュー曲、「MONSTER GENERATiON」である。
まぁ正直なところペラペラしてんな……と思うのもわかる。そこは同意しよう。私も当時思った。
うさ耳パーカー着てわちゃわちゃしてるシーンは何回でも見れる。可愛い。
いくらクオリティが超高いものではなくても、何しろ曲がめちゃくちゃ良いんだからそりゃ毎日飽きるほど聴きまくった。
聴きながらアプリ配信をまだかまだかと首を長くしていた日々……懐かしい。
ストーリー始めると唐突に行われているバスケ対決に(当時大ブームを巻き起こしていた)「黒バスか??」といきなりプレイヤーを選別しにくる展開に不安になったりしたのも良き思い出。
IDOLiSH7のマネージャー、小鳥遊紡ちゃん(最高にかわいい)がバスケ対決、父であり社長の音晴パパからの一見ムチャブリに見えるオーディションを通じて彼らの個性を見極めていくところを見て、
この作品は他のアイドルものとはちょっと違うのかもしれない。
ただ顔のいい男たちのサクセスストーリーで終わらすやつじゃないのかも、と。
これがアイナナに対する私の最初の印象だった。
そうして転がるようにハマっていき、気が付けば他のアイドルものをやってもなんか物足りなくなってしまう面倒な身体にさせられていた。
途中離脱を経て再燃へ
アイナナにすっかりハマってしまったとはいえ、アプリ配信からずっと継続してやっていたわけではない。
主に他のゲームをしていたりして、正直に告白するとメインストーリー第3部配信から暫くして全く手を付けていなかった。
だから気が付くととっくに3周年は過ぎていたし再開した時は軽く浦島状態だった。
職場の先輩と休憩していた時に急に話しかけられた時の会話が私をアイナナへと引き戻す要因になった。
「アイナナって知ってます? なんかゲーム会社に転職した友達がアイナナのゲームのクレジットに名前載ったって言ってて……」
ご友人すごいな!?!?どこからツッコめばいいのか分からんけどとりあえずアイナナ開いて1部と2部のエンディングで名前確認しよう!
……と確認したものの名前は見つからず。
3部のクレジット、もしくはVitaで出たゲームなのか、はたまたアニメなのか分からなかったのでその場でのその会話は終わった。
(結局どれに載っていたのか分からずじまい)
YouTubeに上がっていた3部のエンディングを確認しながら、
「いつの間にか3部完結してたんか……。もっかいやろうかな」
とこの時になぜかふと思ったのである。
帰宅して即行、波乱すぎる第3部を笑い、時には恐怖しながらも寝る間も惜しんで読み進めた。
そして1st LIVE(通称:ナナライ)が終わって3周年を迎えた翌月の9月に読み終わり、アニメの円盤全巻を衝動買い。こういう時社会人って強い。
TROYCAによる最高のアニメを見てさらにアイナナ沼にズブズブと入っていった。
そして1st LIVEの円盤を観て、ついに配信された4部に感情グッチャグチャにされ、沼に引きずり込んでアイナナオタクへと進化させた友人と一緒に念願のナナライに参戦して……今に至る。
先輩のあの一言がなかったらアイナナ無しで生きている自分が想像つかないくらいには、私の人生はアイナナによって日々生かされている。
各記念日が生きる理由
アイナナはアイドル達の誕生日をはじめ、アプリ配信日から各グループが初めてオーディション(ガチャ)に登場した日にそれぞれのグループ記念日と表したりなにかとお祝いしている。
これまでTRIGGERは9月18日、Re:valeは4月15日、ŹOOĻは8月31日と記念日を祝ってまいりました。
7月7日は『アイドリッシュセブン』プロジェクト全体を祝う記念日としており、IDOLiSH7のグループ記念日をきちんと設けたいと思っておりました。
やはり、それにふさわしいのはIDOLiSH7を初めて皆様にご紹介させていただいた日
『6月10日』
だろうと思い、今年から6月10日をIDOLiSH7のグループ記念日とさせていただきます!
(プロデューサーレター#17より)
文章からひしひしと伝わる運営のアイドル達への愛がすごい。
私はこの運営が祝ってくれる9月以外の毎月の誕生日や各グループ記念日を励みに辛い現実を生きている。
上でも書いたけれどこれがなかったら一体どうやって生きていくんだと自分で心配になる。
サプライズ大好き運営に踊らされることすらも楽しい
Surprise!もっと起こすよ
Of Course!革命は Life Work
アップデートされた夢もドラマチックに超えよう
ストーリー第3部で解放されるIDOLiSH7の「ナナツイロ REAZiZE」にこんな歌詞がある。
おそらく、というか確実にこの歌詞はIDOLiSH7のこれからの事について歌っていると思うのだが、運営の方針にも当てはまっている気がしてならない。
アイナナ運営は数字、ひいては日付に対してめちゃくちゃ拘りを持っている。記念日しかり誕生日しかり。
毎月7が付く日には大抵何かしらの新情報という名の爆弾が投下されてファンは狂喜乱舞することになるのだが、まぎわらしいことにこれは7が付く日毎回新情報が来るわけではない。
「今日は17日かー、何かあるかな?」とそわそわしながら1日過ごして何もなかったり、かと思えば急にドデカイものを投げ込まれてから「そういえば今日は7が付く日だったな」と嬉しさを込めた溜息を漏らすこともある。
そのサプライズによって生きる活力を新たに獲得することが出来るので、私にとっては天の恵みのようなものだ。
***
私にとってアイドリッシュセブンがどれほど大切で、なくてはならない存在なのか。
こうして文章にすると輪郭がハッキリして明確になったように思う。
勿論、永遠にアイドリッシュセブンが続いていく訳でも私がこの先も変わらずに好きでいる保証もどこにもない。実際数年間離れていた事もある。
それまでは精一杯追いかけて、興奮して、アイドルのファンをやっていけたらいい。
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