「レイキカードって強くないのにプロモ版もらって嬉しいの？」の疑問に回答 [CNPトレカ]
はじめに
2025年から販売開始予定のCNPトレカ、現在様々なキャンペーンでレイキカードがプロモーションカードとして配布されています。
メルカリでちらほらと価格がついて取引はされていますが、トレーディングカードに詳しくない人からすると…
「レイキカードといっても効果がない普通のカードでしょ？」
「ブロックチェーンでの真贋証明があるわけじゃないんでしょ？」
という疑問を持たれることもあるかと思います。
しかし、トレーディングカードに詳しい私からすると
むしろレイキカードこそ確実に手に入れておきたいものなのです
今回は、その理由について解説していきます。
基本的なカードこそ高額になる！？
トレーディングカードゲームにおいて、最も基本的なカードが高額な価値を持つことがあります。
マジックザギャザリング（以下、MTG)を例に出すと、代表的な高額基本土地カードでは
アルファ版/ベータ版の基本土地：1枚$100-1000
サマースクール基本土地：1枚$500-1000
グルランド基本土地：1枚$200-500
といったような価格がついています。
基本土地カードとは、CNPトレカでいうレイキカードとほぼ同じ役割のものです。
本記事では、MTGの基本土地カードの価値分析を通じて、新規TCGにおける基本リソースカードの価値について考察します。
MTGの基本土地カード概要
基本土地とは
基本土地カードは、MTGにおいてもっとも基礎的なカードの一つです。デッキを構築する上で不可欠な「マナ」というリソースを生み出す役割を持ちます。一般的なデッキでは12～24枚程度の基本土地を使用します。
主な種類
平地（白マナ）、島（青マナ）、沼（黒マナ）、山（赤マナ）、森（緑マナ）
1. 高額になる要因:ゲーム性による需要
基本土地が高額になる要因として、ゲーム性によるものが大きいと感じます。
デッキ構築における必要性
すべてのデッキで必須のカード（流行り廃りがない）
複数のフォーマットで使用可能
1デッキあたり多数必要
複数デッキを組む際にも新たに必要
競技シーンでの需要
トーナメントプレイヤーは同じアートを好む
（自分の好みを示すファッションとしての役割）視認性の高さが重要（同じデザインで統一する＝複数枚必要となる）
コンディションへのこだわり
ちなみに私が好きな基本土地はAPACランド/Euroランドです（以下写真）。
Euroランドはヨーロッパの街や風景を基本土地として描いたもの、APACランドはアジアの自然や風景を基本土地として描いたものです。
旅好きの私の自己表現の１つとなっています。
2. コレクター的価値
希少性による価値
限定配布版の存在
プロモーションカードとしての特別感
時間経過による供給減少
アート面での価値
特殊なイラスト
限定フレームデザイン
アーティスト限定版
3. 代表的な高額基本土地
アルファ版/ベータ版基本土地
価格帯：1枚$100-1000
特徴：MTG最初期のカード
価値の理由：歴史的価値、極めて限定的な印刷数
サマースクール基本土地
価格帯：1枚$500-1000
特徴：特別なシンボル入り
価値の理由：限定配布、記念品としての価値
グルランド基本土地
価格帯：1枚$200-400
特徴：特徴的なデザイン
価値の理由：特別なアート、かなりの限定配布
CNPトレカのレイキカードの将来性
価値上昇の可能性がある要因は以下のものになるでしょう
1. ゲーム面での重要性
基本リソースカードとしての必須性
デッキ構築における汎用性
複数枚数必要な特性
2. プロモーションカードとしての特徴
初期配布による希少性
特別なデザインの可能性
記念品としての価値
3. 将来的な需要
ゲームの普及による需要増加
コレクター市場の形成
競技シーンでの需要
まとめ
MTGの事例から、基本リソースカードが高額化する要因は主に以下の3点に集約されます：
ゲームプレイにおける必要性
カードの希少性
デザイン面での特別感
CNPトレカのレイキカードも、これらの要素を備えることで価値が上昇する可能性があります。ただし、新規TCGであるため、ゲームの成功度合いが大きな変数となることには注意が必要です。
投資目的での購入を検討する場合は、ゲームの展開や市場動向を慎重に見極めることをお勧めします。一方で、プレイヤーとして楽しむ意味では、初期のプロモーションカードを入手できる貴重な機会といえるでしょう。
なお、直近では以下の絵本のおまけでCNPトレカのプロモカードがGetできます！
私は３冊買います！