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ウォシュレットの強弱

商品やサービスを売るために、製品の本来的な意図とは違う、人間の気持ちを満たす機能はいろいろと存在する。

ウォシュレットにはなぜか おしり と ソフト なるものが存在し、そこから強さの強弱まで選べる仕様となっている。個人的な経験ではソフトの一番弱で全く問題ないのだが、会社のトイレでは通常のおしりで最強の強さを選んだままになっている便座をよく見るのだ。

多分、2つ理由がある

1:実際にキレイになるだけが満足ではない

キレイになった、と感じることが満足であって、キレイになること自体はある程度でいい

2:用途が別にある

これはいろいろと噂を聞くし、とんでもない使い方は多々あるんだなと感じたがここでは書かない

このような商品は他にもたくさんあり、代表的なものでいえば例えば衣類用洗剤。汚れを落とす目的だけでなく、泡立たせて落ちているように見えるというのが重要。また、白い粉に入っている青い点々も全く意味がない。なんか落ちそうに見えるだけの代物だ。

特に低関与商材のコモディティにありがちだが、機能性はある程度担保されたらそのあとはどうやって人間の満足度を作り出すかが勝負になる。

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