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【パイオニア】青黒オラクルについて【MTG】
久しぶりに投稿します。
最近身内でパイオニアが流行っていてうれしい。
自分は相変わらずコンボデッキを回しているわけで、
メインで使っているアブザンパルへリオンで大会に出たりしてた時に、
面白そうなレシピを発見しました。
それが【信託者コンボ】です。
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Thassa's Oracle / タッサの神託者 (青)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
タッサの神託者が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。Xは、あなたの青への信心に等しい。そのうち最大1枚をあなたのライブラリーの一番上に置き、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。Xの値があなたのライブラリーにあるカードの枚数以上であるなら、あなたはこのゲームに勝利する。(あなたの青への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(青)の総数である。)
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なんか色々と書いていますが、要約すると『山札がないときに唱えると勝つ』ってカードです。いわゆる特殊勝利カード。
パイオニアでもかつてTier1として暴れていた『インバーター・コンボ』の核を担うカードであり、相棒の「真実を覆すもの/Inverter of Truth」の禁止により一時期アーキタイプとして消滅していました。
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真実を覆すものというインチキムーブを失い、まじめにライブラリーを掘り進めないといけなくなってしまった信託者コンボは、専用構築にすると相手に干渉することが出来ず押し切られ、対処札を多く搭載すればその分着るターンが伸びるという中途半端なデッキになったことで、デッキが持っていた魅力がなくなったのが原因でしょう(2枚コンボで勝てたのがおかしい)
しかし、インバーターの禁止より早2年ちょっと。
現代のパイオニアにて新しい『タッサの神託者』を使ったデッキが(主の中で)ひそかに注目されはじめています。
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「最低限の対処札」を「可能な限りかき集め」、「最短で掘り進める」ことに特化した専用構築。かつてどっちつかずになって環境では戦えないだろうと思われていた部分を強引に実現させたレシピです。
主は別にデッキビルダーではなく、拾い物を改良しただけではあるが、それでもレシピを見たときに惹かれるものがありまして。
大会に出ても、「変則青黒コン」「インバーターレスインバーター」「TheSpyのようななにか」「セルフLO」「陰キャコンボ」「寿司」などとデッキ名の定まらず、いまいち認知の低いこのデッキだが、ポテンシャルは本物だと思っています。
今回はこのデッキのカード解説と実際に大会で使用してきた感想を、記憶の整理がてら書いていきます。
今日はここまで。
みんなのパイオニア、やろう。
了