服を着る時に必要なのは、センスではなく楽しい気持ちだと思う。
こんにちは、ReWardrobeスタイリストの川村です。
1つ前の記事、ご覧いただけたでしょうか。(まだの方、是非!)
今日はこの記事を出した後の話です。(読んでなくてもついていけますのでもしお時間ない方はそのまま進んでくださーい!^^)
この中で南部がこう書いているんです。
"服オタクでファッションについてアドバイスできるスタイリストは、知識もセンスもある人ほど、
「つまんない服にはこんなアクセントを入れたらいいよ」「今日の恰好つまらないってときは、小物か着こなしで工夫してみて」なんて、具体的な服のアドバイスを直球で返したくなる。
先にそれをせずに、「つまんない」という言葉で表現された本人の世界をできるだけそのまま受け取って、本当にはどんな装いに願っているのかを、これでもかというほど尊重する。その上で、願いを形にするためにスタイリングの知識を技術をフル活用する。"
これが今一生懸命ReWardrobeとしてやっていることです。
今の世の中はノウハウや、近道がいっぱい出回っていて。
(もちろんReWardrobeから出しているコンテンツの中にもすぐ役立つノウハウ系も出しています)
スタイリストをやっていると、
「どうやったら効率的に、素敵な感じに、おしゃれっぽく
いい感じに、なりますか?」
という、近道への質問もたくさん受けるし、
もちろんそれは必要な場面もあるのでお答えすることもあるし、コンテンツにもしています。
でもあえて、全5回のスタイリング講座ではじっくりじっくり、その人の話を聞かせて頂くところからやります。
その人にしかない考えや想い、それは
どこの教科書にもテキストにも載っていないし、
歴が長いスタイリストにだって、誰にも分からない。
わかるのは本人だけ。
本人の気持ちを知り、「それならば」という提案や、アイデアを出す。
いろんな価値観でのコーデ提案があるけれど、ReWardrobeはこれを頑張っていきたい。
そんなことをずっと頑張っているんだけど、
最初にリンクを貼った1つ前の記事を見た、今回のスタイリング講座を受講してくださっている方からコメントをいただいた。
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まさにこれで、まず「聞く」ことからこの講座は始まるんですよねー。聞かれても「うっ…」てなるけど、しどろもどろ何とか出てくる言葉を拾ってくれて、安心感が生まれて、センスないとかどうでもよくなる。
知らない間に服を考えることがワクワクすることになってて、受講してすごくよかったなと思っています。
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このコメントを見て
「センスがないとかどうでもよくなる」という言葉が本当に嬉しかった。
「センスがいいから」とか「素敵なもの持ってるから」とか
そういう、服の話をすると必ずついてくると言っても過言ではない、
ハードルに感じやすいもの、これを払拭出来たようなそんな気持ちになった。
私は、この気持ちをたくさんの人に感じてもらえるよう、頑張りたい。
服は、全員が毎日着るもの。
誰でも楽しめるよう、ReWardrobeとして
他とは角度を変えたアンサーを出していけたら嬉しいと思う。
「色々やってみたけど、服迷子だ。」
そんな方は、是非次回の講座に来てほしい。
ポラリスと共同で行っているスタイリング講座、定期的に開催中です。(オンラインのため全国どこからでもご参加可能です)
次回は2023.6月〜
是非チェックしてみてください!
プレイベントとして、2023/4/22(土)渋谷でワークショップが開催されます。参加費500円です^^