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BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1・2 参加してきた話

NAU

普段そんなライブレポ書かないのだけれど、最近ライブ参加アンケートを出すことも大事だなと思ったがどこにも見当たらなかったので、今後ちゃんと書いていこうと（気が向いたら）、ハッシュタグ付きで日記帳みたいに書いていくことにする。
アンケートじゃないじゃん。まあいいか。

#ポピパ_WtP
#ちいさな一瞬
#バンドリ12thライブ
最近はアンケートもSNSでハッシュタグ付き感想書いてねって感じなのかなと思った。

そんなわけで2023年11月3・4日に行われた”BanG Dream! 12th☆LIVE DAY1・2”に行ってきた。DAY3のRASはなんやかんやで辞退。スタァライトバンドライブも後で配信見る。イベント被りすぎ。


DAY1：ポピパ、ほぼ1年ぶりのワンマンライブ

去年の9月にやった有明アリーナのワンマンから単独は1年強経過。
その間にGBPがあったり、ブシロライブがあったり、RASとの対バンがあったり、トークイベントがあったりで行ける機会は多かったものの、単独ライブは本当に1年ぶり。
単独だと何がいいかって、今はほぼキャスト素のままでやってくれる可能性が高い。
初期は中の人で、リファイン後はキャラでやりつつもそれに苦しさもあり、なんやかんやあって単独の場合はほぼ中の人でやるので、今回最初のMCでそれが見えたときには実家に帰ってきた安心感に包まれたのが印象的。
このあたりはどこではっきり方針を固めたのか、昔のライブを見返してそのうち振り返ってみたいなとも思う。

だけど直前までなんにも話が…

これはX（旧Twitter）でもよく愚痴を漏らしてたんだけど、SNSでポピパの皆さんがライブに向けて頑張ってるなというのはちらほら見てるものの、今回他バンドが直前までライブに向けてリリース情報が色々多かったのに対し、ポピパはそれがほぼないのが残念に思えた。5月の青春TBCリリースぐらいか。
バンドリTVでも特に特集することなく、前日でもふわっとした感じで進行が進み、本当にライブがある実感ないまま当日を迎えてしまった。

DAY1セトリ

M1 Happy Happy Party!
M2 What's the POPIPA!?
M3 ぽっぴん'どりーむ！
M4 青春 To be continued
M5 CiRCLING
M6 B.O.F
M7 ぽっぴん'しゃっふる
M8 Hello! Wink!
M9 最強☆ソング
M10 夏のドーン！
M11 Time Lapse
M12 RiNG A BELL
（ここにPOPYがSTAR BEATを含む3曲）
EN1 1000回潤んだ空
EN2 Moonlight Walk

始まってみれば不安を吹き飛ばすいつものポピパの楽しいライブ。
前列にスネアが置いてあったのでSTEP×STEPかなとか連番オタクと話していたが、HHPから開始。
今回もサポートドラムはmikaさん。いつもありがとうございます。
大事なとこ、後半からは大橋さんがしっかり叩いていた。
セトリからも感じられるように新曲、旧曲バランスよく散りばめられており、めちゃくちゃ盛り上がった。
セクションパートごとにテーマに沿った選曲。
定番としてはHello! Wink!が入っていたものの、キズナミュージックとティアドロ、どっちもやらないのは意外だ。

個人的に後輩へ向けての手向けがあるんじゃないかって。

一曲目がHHPだったこと、CiRCLINGと1000回潤んだ空を入れたこと。
意図的ではなかったかもしれないにせよ、その文脈から後輩への手向けとして歌っているかもしれないなと勝手に感じていた。

HHPはMyGOが1st・3rdでカバー披露したことがある。
MyGOの1stライブでの第一印象は下北にいそうな若々しいパンクバンド、だったのでHHPカバーするのだけがなんだか似合わないなと思っていただけに、この日ポピパが披露すること自体に少し思うところがあった。

CiRCLINGと1000回は以前にもMyGOアニメ感想文にて言及している通り、「永遠」と「一生」という共通しているテーマがあったり、詩超絆は1000回の楽器合流構成（バンド加入順）を完全にオマージュ意識したものである。
そして、ポピパが1000回潤んだ空を歌う時はなにか節目を感じるところもある。
というかキャストの皆さんまでその事をアンコールMCで言及していた。あと、CiRCLINGは落ちサビのところで観客に背を向けて輪になって歌い出すのでそういうところも詩超絆っぽさがある。

明確に後輩のMyGOへ何か言うでもなかったが、そういう空気を勝手ではあるが個人的に感じることが出来るのが良かったなって思う。

POPYの飛び入りはどうだったかな…？

アンコールが始まる前に突然楽器の前にスクリーンが降りてきてPOPYが登場。

個人的にめちゃくちゃ好きなBOOM BOOM SATELLITESの中野雅之さんが手掛けた新曲で、ライブ始まる前に鬼リピしてたんだけどPOPYのMCからこの曲が始まって無駄にテンションあがってしまったが、楽しいポピパのライブとの落差がすごくて風邪を引いてしまった人が多かったのではないかなと感じた。
しかしイントロのドラムがマジでブンブンって感じなので、すごい。

バンドリ運営はPOPYとROSEの扱いをどうしたいのかよくわからないけど、うまく落とし込んで欲しいなと思う。
クオリティはめちゃくちゃ高いので。

詳しい解説をされてる方がいたのでペタリ。

ちょっと話はズレるが、Diggy-MO'にしろBOOM BOOM SATELLITESにしろ、バンドリとは関係ないところで好きなミュージシャンがバンドリのコンテンツに関わってくるのは数奇な運命を感じる。
特にAveMujicaのDiggy-MO'作詞はやめないでほしい。続けて欲しい。

ポピパ総評

めちゃくちゃ良かった。マジで。ひっっっっさびさのCiRCLING最高！
あいとへいわのうたが好きなので！！夏のドーンでタオル回すの何年ぶり？！富士急以来？！声出しぽっぴんしゃっふる最高！！！

あと大塚紗英さんとはWhat's the POPIPA!?で目が合った。絶対に合った。（断言）
旧曲がいつもより多めでブシロードライブに近い満足度だったな～、と思ったらブシロードライブは去年なので強烈な満足度が今年になってもまだ残っているという。
今年は11thのｷﾞｬﾗｷﾞｬﾗから始まってバンドリのイベントしか参加してないのでまだ2022年の強い印象が抜けないのかな…

DAY2：MyGO、アニメ終了後初ライブ

前回の5th単独Zeppはアニメ9話終了後という稀有な状況で行われたライブだった。
5thはまだアニメも始まったばかりでそんなに集客力がなかったように思うが（とは言えZepp完売）、今回アニメ終了後でさらにそれがかなりの名作に仕上がったこともあり、なんとガーデンシアターは見切り席まで完売。3daysの中で唯一。（見ている限りは）
個人的には海外ファンが一番多かったっぽいのでその差かなとも思ったが何にせよ嬉しい。
影色舞が公開された時とかはもっともっと再生されてもおかしくないはずだと思っていたので…

まあまあ不安はあるよね、客層に。

アニメ後のライブ、というのは客層の不安がつきまとう。
初期のMyGOはCOVID-19の影響で声出し禁止の時期、バンドリコンテンツ自体も様々な要因で飽きてしまったのか一定の客層が離れてしまい、新バンド発足！というトピックがあってもいまいち注目度がない（MorfonicaやRASの時とかすごかったのに…）状況で、1stの客層は「マジでバンドリ（特にポピパ）が好きなヤツラ」という信頼感の強い印象が残った記憶がある。
チケットもそこそこ安くて本当に初期ポピパの手売りチケットを思い出してしまうレベルだった。場所もduoだったしね。

で、現在アニメ終了後。
めちゃくちゃアニメの出来がよかったので出戻ってきてくれたファンもいれば、新規でついたファンも沢山いる状況でのライブ。
こうなってくると声出しもOKという状況下で怖いのは関係ないところでのオタクの奇声という存在。
普通のアーティストライブでそんなこと起きないんだけど、オタクライブなので奇声が起こる。雰囲気ぶち壊しにされないか心配であった。
ただ、これは5thのライブレポにも書いたんだけど、MyGOキャスト全員がライブ中完全にキャラに”完全に成り切る”ことで他のバンドリライブとは違う空気感を作り出す。

バンドリの「キャラクターとリアルライブがリンクする」というキャッチフレーズはMyGOから「現実と仮想がリンクする」に変容している。

舞台じみたところもあるMyGOのライブは、その迫力に観客が押し黙る。
全体を通してみて多少変な奇声はあったけど致命的に雰囲気がぶち壊しになるほどのことはなかった。
今後もキャストは変な奇声は無視してほしいし、観客も奇声に対して面白くても笑うとかしなければウケ狙いでやる人はいなくなるので徹底して欲しいなと感じた。
※Roseliaみたいにやめてねって公式でアナウンスするとどんどん反発されるような気がするので全員マジで触らないで欲しい。

DAY2セトリ

M1 無路矢
M2 名無声
M3 Henceforth
M4 猛独が襲う
M5 影色舞
M6 swim
M7 音一会
M8 人間になりたいうた
M9 詩超絆
M10 迷路日々
M11 迷星叫
M12 碧天伴走

EN1 栞
EN2 壱雫空
EN3 焚音打

始まる前から紗幕が降りており、これはおそらく4thでやったスクリーン演出ライブをやるのかなと思ったらその通りだった。しっかりカバーもある。
無路矢から音一会までは4thライブのリフレインといった感じ。
若干リズムがズレたりと微妙なところもあったが、そういう”青春の匂い”を感じ取れるのがバンドリライブの良いところなのでご馳走様と言ったところ。
むしろ活動1年でここまでのバンドライブをしていることにバンドリコンテンツの育成具合が狂っているとも言える。

アニメ再現ライブというもの。

昔からオタクライブにはちょいちょい足を運んでいたが、積極的に通うようになったのはμ'sの3rdライブを目の当たりにした頃からだったと思う。
ミルキィホームズやμ'sはキャラクターをそのままにライブをするというパイオニア的な存在であった。（アイドルマスターもあったがダンスまで再現するほどのクオリティは当時は若林直美さんぐらいであった）

そしてμ'sは1期アニメ終了後の3rdライブでアニメ1期の再現ライブを行った。
あの時本当に初めての体験で、舞台のようで舞台とは違う、得も忘れられぬ体験だった。（ある種ミュージカルか？）
アニメ・ライブ・アプリゲームの3本柱は一気にファンを獲得し、彼女らは紅白歌合戦に出るまで飛躍していったのは誰もが知るところ。

ラブライブはシリーズを重ねるごとにアニメがあれば必ず再現ライブを行っており、Aquorsの1stライブは本当に凄い。他コンテンツにはなるがスタァライトのStarryDesertもとんでもないクオリティである。
見たことない人は見た方がいい。
この2つは個人的に再現ライブの双璧だと思っている。

バンドリでも少なからず再現ライブじみたものはやってはいるのだが、アニメの出来の問題だったり、披露タイミングの関係（Returns）でいいものがあるとは言えなかった。

そういった中で今回のMyGOは”詩超絆”を再現することでそれに並ぶ、いや文字通り超えることが出来るのではないかと「期待」していた。
ここで、このタイミングでしか見れないライブが2023年11月4日にはあった。
私は「キリン」なので、この舞台を探していたのだ。

再現。

紗幕は降りたまま、足音と一緒に高松燈（CV：羊宮妃那）の独白が聞こえてきた。スニーカーらしき足音と、革靴らしき足音と、交差する線と、その独白は高松燈と豊川祥子の道を再現しているかのようだった。
独白が終わると幕はあがり、高松燈がひとり”人間になりたいうた”をうたう。

そこから後は10話の完全再現。
類まれな演技力を持つ羊宮妃那さんの迫力に、圧倒される。
見たかったものは「これ」だった。
そこには「RiNG」があった。

MyGO総評

声出しできなくなって約3年が経過、今回のライブはそれが解禁された。
人生で初めての声出しライブ参加という人も多かったのではないかと思う。
そんな人達がアニメ再現ライブを通して強烈な熱を感じたのであれば、彼らの熱気によって彼女たちMyGOはより大きい舞台へを飛躍してくれるだろうし、して欲しいと願う。
私個人もアニメ再現ライブとして最高と言えるものに並び立つものを見れた。
一生忘れないと思う。

メッセージみたいなもの。

羊宮妃那さん、いつかちゃんと手紙を書こうと思っているけど、バンドリに参加してくれて本当にありがとうございます。今回のライブ、貴方がいてくれたから、貴方というピースがあったからこそ、最高のライブが見れたと思っています。
林鼓子さん、ドラムの演奏まで椎名立希って感じで、バンドメンバー紹介のドラム鳴らしも燈だけ優遇してるとか、キャラMCも燈に褒められると吃ったり、めちゃくちゃ優しい目で燈（羊宮妃那さん）を見てるのが面白かった（？）です。
青木陽菜さん、相変わらずギターめちゃくちゃうまいです。1stのときにもそんな感想投げました。本当に多才で響の次期エース。（勝手にそう思ってます）期待してます。
小日向美香さん、1stの時みたいに去り際にめちゃくちゃ泣きそうだったけど（てか泣いてた）影色舞のベースソロかっこよかったです。
立石凛さん、アンコールの栞で開幕チューニングズレてるギターを一発で直したのがめっちゃカッコよかった。ガチ照れしてるのも含めてマジかわいい。
木谷社長、響の未来は安泰です。

合同ライブにZeppツアー？

COVID-19が今年2023年5月に5類となり、日常を取り戻した今。
来年のバンドリライブの予定がとんでもない数になっている。
ポピパではやってくれなかった（ファンミor二人でアコギライブ）MyGOでZeppライブツアーが組まれてるのでめちゃくちゃ楽しみだ。
ポピパとMyGOの合同ライブもどんな事をやってくれるのか期待大。
個人的にはアコースティックをやるのはポピパとMyGOだけなので合同アコースティックとかどうでしょう…？

にしても来年前半だけでもとんでもない数のバンドリライブが予定されている。

まだまだバンドリやめられねえなあ！

西本りみさんへ　役者人生長く続けられるよう、ご健康を祈っております。


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