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#012 Snoop Dogg B.O.D.R
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今回は、世界No.9の音楽NFT「Snoop Dogg B.O.D.R(バックオンデスロウ)」の人気の理由を深掘ってみたいと思います。
1. 運営
(1) Gala Games
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前回のDogg on itは、Snoop DoggのDeath Row RecordsによるNFTでしたが、本作はGala Gamesが運営しています。Gala Gamesは、音楽NFT No.2のThe Orbsを開発した会社です。
リリースされたのが、どちらも2022年2月ということで、Gala Gamesは2つのプロジェクトを同時に進めていており、その運営力の高さと本気度が伺えます。
2. コンテンツ
(1) Stash Boxes
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本作は、Gala Musicのプラットフォーム内にて、25,000個(73万円 / 個)にてStash Boxesとして販売されました。
Stash Boxesの中には、全17楽曲の内の1曲のNFTが含まれています。これらは発売6日間で9,000個が購入され、売上高として64億円を記録する、Snoop Doggの人気の高さを証明する結果となりました。
3. ユーティリティ
(1) Stash Boxesホルダー
ホルダーには、映画・コミック・画像、等のプレゼント、またコンサートの招待、そして将来的には、Gala Musicネットワークにて実装されるListen to Earnに活用できる旨が公表されています。
現時点では、Listen to Earnは実装されておらず、プレゼントやイベント招待というユーティリティに留まっています。
(2)全17曲のNFT収集ホルダー
Stash Boxesに入っている1曲のNFTを、全17曲揃えたホルダーには、SnoopのLAマンションでのコンサート招待、アクセサリー、P2Eゲーム、等、の特典が発表されています。
このため、二次流通で楽曲NFTのみの取引が活性化されました。但し、現時点ではDogg on itと同様に、2,000円程度のFloor Priceに落ち着いています。
4. B.O.D.Rのまとめ
ここまで、B.O.D.Rの運営、コンテンツ、ユーティリティについて見てきました。
ユーティリティはDogg on itよりも豊富である一方、Gala Gamesプラットフォーム内のサービスが準備中であることから、直近でのユーティリティをホルダーが感じることができずFLoor Priceは低水準に落ちつています。
これらの2つのコレクションから言えることは、インフルエンサーのNFTはファングッズ的に購入されるが、二次流通では徐々に価値が下がってしまうこと。
そして何より、Snoop DoggがNFT、等、の新しい技術に対する感度が非常に高く、他のミュージシャンよりも先んじている点です。Snoop DoggのNFTは、Top15の中に、更にもう一つ登場します。
次回の記事では、音楽NFT10位のomgkirby Genesisを深掘りたいと思います。今後の記事の更新を情報を取得するために、
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