#019 SAN origin
今回は、世界No.15の音楽NFT「SAN origin(サンオリジン)」の人気の理由を深掘ってみたいと思います。
1. 運営
(1) Sound
SAN Soundは、台湾の企業です。音楽NFT Top15の中で、唯一ランクインしているアジアの企業になります。
創業は2022年で、調達有無を不明です。創業者は、元Tinder、BSMNT Labsのアントレプレナーで、音楽プロデューサーのJonathan Kakuですが、業界内のインフルエンサーではありません。
既に、いくつかの会社とのパートナーシップが発表されています。
2. コンテンツ
(1) 2Dイラスト(Cromagnus)
SAN originのNFTは2Dのイラストのみです。イラストレーターはCromagnus(Twitterフォロワー2万人)で、スタイリッシュなイラストとなっています。
https://mobile.twitter.com/cromagnus
これらは、SANサウンドプラットフォームにログインアクセスするための鍵という位置付けです。
3. ユーティリティ
(1)ソウルバウンド
SAN originの非常にユニークな点は、ステーキングです。自身が購入したNFTをソウルバウンド(ステーキング)し、将来的なユーティリティを取得できます。
ソウルバウンドのレベルは、金額に応じて4段階用意されており、以下のユーティリティを解放でいます。
・SANプラットフォームアクセス
・ユーザーの正体
・Genesisハードウェア
・イベント参加
・ガバナンストークンのAirdrop
・ミュージシャンの正体
(2) Listen to Earn
また、将来的にはSANサウンドプラットフォーム内で、Listen to Earnが実装される計画です。ユーザー(ファン)は好きなアーティストの楽曲を聴取することで、そのアーティストを応援できます。
具体的には、楽曲を聴取した時間に比例してAMP(投票ポイント)を獲得でき、好きなアーティストに投票して、アーティストのランクアップを狙います。
ランクアップしたアーティストは注目され、他のユーザーからも聴取される時間が増えるため、アーティスト自身、そして応援したファンに対してもSANトークンが、聴取時間に応じて付与される仕組みです。
4. SAN originのまとめ
ここまで、SAN originの運営、コンテンツ、ユーティリティについて見てきました。
SAN originは、計画の壮大さ(音楽ストリーミングプラットフォーム×Listen to Earn)、及びソウルバンドの実装といった、ビジネスモデルのクオリティの高さにより、非常に注目を集めています。
リリースが2022年9月と最も最近ですが、フリーミントからFloor Priceは増加傾向が続き、現在は25,000円まで高騰しています。
今後は、彼らの計画がどこまで実装されるか、またそのスピードに応じて、需給バランスが乱高下すると思いますが、どの程度調達できるかが、プロジェクト遂行の上でも重要な指標となるでしょう。
次回の記事では、最新の音楽NFT「Probably A Label」を深掘りたいと思います。今後の記事の更新を情報を取得するために、
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