#010 Audioglyphs
今回は、世界No.7の音楽NFT「Audioglyphs(オーディオグリフィス)」の人気の理由を深掘ってみたいと思います。
1. 運営
(1) DAO
Audioglyphsは、運営が明らかにされていません。音楽NFTコレクションの中では、最もDAOに近い組織といえます。
詳細はコンテンツにて解説しますが、PixelglyphsというNFTの音楽派生コレクションがAudioglyphsであり、主要メンバーは同じだと予想されます。
このメンバーは、数々の関連NFTを立ち上げており、DAO組織として効率的に運営ができていることが伺えます。
2. コンテンツ
(1) Pixelglyphs
Pixelglyphsは、セルオートマトンの入力値を元に生成されたドット絵です。各Pixelglyphsが固有のアートワークとなっています。
このPixelglyphsのピクセルマトリクスを入力値として、楽曲化したのAudioglyphsになります。これはPixelglyphsをLo-Fiキャラクターとして見立て、そのサウンドトラックとして位置付けられています。
3. ユーティリティ
(1) オープンソース化
Audioglyphsの楽曲を生成し、ウェブ上に埋め込むためのコア技術を、将来的にオープンソース化すると宣言しています。
また、独自のサウンドライブラリーをEthereumチェーン上にアップし、サーバーを介さずにスクリプトにて読み込み、使用できるようにすることも計画されています。
(2)DAWの公開
ジェネラティブ音楽を生成するためのDAWを開発済であり、現在は主要メンバーのみに公開されているデータを、将来的にはDAOメンバー全体に公開する計画もあります。
これにより、アーティストが誰でもジェネラティブ音楽を生成できるようになるとのことで、非常に楽しみな技術の一つです。
(3)ガバナンストークン
また、DAO組織として運営体制が構築されつつあるAudioglyphsのチームは、将来的にガバナンストークンを発行し、DAOの運営の拡大・効率化を図る予定です。
既に、ガバナンストークンのアロケーションは公表されており、後はトークン発行を待つのみという状況です。
具体的には、トータルで1.5億トークンを発行し、20%がホルダー、15%が運営用の金庫、10%が将来公開されるコラボ企画、20%がチーム、25%が貯蔵される予定です。
Generative音楽が、今後の社会に影響を与えること、及びアーティストに報酬を支払う、新しい音楽ビジネスに創造をミッションとして掲げています。
4. Audioglyphsのまとめ
ここまで、Audioglyphsの運営、コンテンツ、ユーティリティについて見てきました。
DAO組織として運営が継続されている信頼感、及びガバナンストークンの発行も含めた将来性に期待できる点が人気の理由だと考えられます。
但し、現状ではFLoor PriceがPublic Saleの半額程度に落ちてしまっているので、現時点でまだユーティリティに関して進展がないためです。
DAO組織であるが故に、意思決定スピードは遅くなるため、計画の実行が何時ごろ実施されるのか、どの程度の規模で実施されるのか、等、引き続き注目していきたいと思います。
次回の記事では、音楽NFT8位のDogg on it Vol.1を深掘りたいと思います。今後の記事の更新を情報を取得するために、
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