#017 Snoop Dogg on Sound XYZ
今回は、世界No.14の音楽NFT「Snoop Dogg on Sound XYZ」の人気の理由を深掘ってみたいと思います。
1. 運営
(1) Sound
Snoop DoggのNFTコレクションは既に2つご紹介しましたが、Top15に3つも作品が入っているSnoop Doggは圧巻です。
今回のプロジェクトは「Sound」というWeb3企業によるものです。この会社ですが、元Warner Music、及びGoldenmαn Sachsのピカピカの経歴を持つDavid Greensteinが創業しています。
そして、a16zを中心に、29名の投資家から726億円を調達済という、圧倒的に期待されているWeb3スタートアップ企業です。Seedのタイミングで700億円規模の調達は、規格外の期待が寄せられていることを示しています。
この会社はWeb 3のSpotifyのような音楽プラットフォームの開発を計画しており、AUDIUS、等、と同様に音楽ストリーミングサービス×ブロックチェーンでの革新が期待されます。
2. コンテンツ、ユーティリティ
(1) 音楽アルバム
既に3つの作品がリリースされていますが、どれもSound.xyzのプラットフォームにてリリースされました。
Singleの「I CAN'T BREATH」はフリーミントでリリースされましたが、アルバムの2作品は0.1ETHにて発売され、1,000個が完売しています。
単純計算で、2,000万円 / 作品の一次売上+ニ次売上なので、Snoop Doggのその他のNFTコレクションと比較すると、規模は小さいです。
またユーティリティも用意されていますが、何か特典が当たるかもしれないGolden Egg、コメントの解放、Instaストーリーの掲載、サイン付きグッズ、等、そこまで大きなユーティリティも用意されていません。
但し、前作と比較してmint数が1,000個と少ないため、現時点でFloor Price2万円をキープしています。
3. Snoop Dogg on Sound XYZのまとめ
ここまで、Snoop Dogg on Sound XYZの運営、コンテンツ、ユーティリティについて見てきました。
Soundが企業として非常に注目を集めており、本作品の売上高は大きくないものの、今後アーティストにとってリリースの定番プラットフォームになる可能性は秘めています。
ここから、リスナーに対しても収益分配、等、インセンティブが付与されていけば、Spotify、等、のメインのストリーミングサービスからのシフトが起こるかもしれませんが、現時点ではSoundを敢えて使うメリットは少ないように感じます。
今後アーティストを更に拡充し、サービスラインナップも増設されることが予想されるため、注目してみていきたい企業の一つです。
次回の記事では、音楽NFT15位のSAN originを深掘りたいと思います。今後の記事の更新を情報を取得するために、
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