1104の日
時事ネタ第二弾。(取ってつけたシリーズ)
趣味遍歴やマイブーム アイドル篇
・昭和歌謡からアイドルブームになる転換期くらいの頃(適当)(生前です)
時系列的に正しくはないのだが、父親がこの趣味をしており、物心ついた頃には「懐かしのあの頃〜」みたいなお宝映像満載のテレビの録画(を父親が見ているのを)見ていた。
・モー娘。(0年代初頭くらい)
好きだったというよりこちらも熱中してるのを側から見ていたくらい。ひとまわり(当時)くらい歳の離れた近所のねーちゃんの影響で聞いていた。メンバーがどうとか曲として認識したのはかなり後年になってからだったりする(記憶はあったのでこの曲かあ!というコトで結びついてはいた)(「れぼちゃん」の名前の由来の一つは恋愛レボリューション21だったりする)
・アイドル声優(田村堀江水樹の御三家が台頭してきた頃)
学生になって、勉強ついでに夜更かしをすると耳のお供にラジオを聞くようになります。政治の話とか経済の話とか難しい番組はわからんので、かつお笑いにあまり興味が無かったのもあり、文化放送のA&Gゾーンをよく聞くようになります。
アニメの話もそれはそれで深くは分からんのだが、まあターゲットが若い層であることには間違いないので分からないなりに聞いてみると面白い面白い。男女問わず声優さんも一端のパーソナリティとしてレベルが高い人が多く、土曜日なんかは「アニスパ!」から日付変わって「電撃大賞」あたりまでは5時間以上もぶっ通しで聞いていたものです。近年不倫で騒がせた男性声優とヒップが特徴のグラドルさんの組み合わせの頃が一番聞いていました。
時系列がズレるのですが、後に先述の3人の中だと堀江由衣さんは現地にも行きました。代々木。歌もやってちゃんと世界観があってストーリー仕立てでもあるのは楽しいわ、盛り上がったわとおぼろげながら記憶に残っております。男性声優も例外では無く「DGS」なんかは(声優全く知らん友人を連れて)映画まで観に行きました。(普通に面白いって反応してた)。ハマり出して自ら赴いて追っかけ出した頃というのは今でも嬉しい気持ちが綺麗に残っているなぁと思いますよね。あの頃はよかった。
・いわゆる「アイドル」(こっからが長い)
コッチを追っかけるようになるとは、追っかける前はつゆとも思っておらず…
同じくラジオの影響なのですが、TOKYO FMの木曜1時台でやっていた「鷹の爪団の世界制服ラヂヲ」(本来こっちの番組が好きで聞いていた)を終了後にダラダラ聴取していると、2時台に「ラブコエラジオ」という知らん番組が流れてくるワケです。たまたまこれも声優の卵がいろんな企画に挑むとかで、ふーんと思って聞いてたら後半になって全く違う人たちが出てくるんです。それが彼女ら。
声優の卵とエアギターアイドルってどういう取り合わせだよ…と節操のない番組だなぁと思ってたんですが、流れてくるこの「テレパシーセカイ」という曲がすこぶるカッコいい。ちょっとカッコつけすぎなくらいが見事にハマりました。
とは言え、曲を聴いただけで全く彼女らが何者かもわからんわけで、メンバーの顔も見分けつかんのに早速行くワケです。ライヴ。目黒の鹿鳴館だったかしら。
やべえ。
地下アイドルという概念も知らずに飛び込んだ齢幾許かの若造に(もちろん若い客は多いのだが)早速地下の文化は刺激が強い。コーレスとかまさに洗礼。でも楽しい。
※ちなみにオーディション元がメジャー(フォーライフ)だったので厳密には地下ではない(と言えるかもしれない)
エアギターアイドルというからにはパフォーマンスも激しいのですが、言うても演者は我々とそう歳も離れていないワケで、こうした声援を受けつつ息のピッタリあったダンスをこなすのは素直にすげえなぁと尊敬。でもメンバーの見分けはつかないので、手売りのCDをお土産にはするも手渡し会ではへー彼女らが御本人かぁと思うだけで、やっぱり自分ってアイドルそのものには決して興味は無いんだなぁという自覚もしており。曲はいいのだけれど。擦り切れるほど聞きました。
「アイドルって、曲じゃね?」
このようにとかくラジオ人間だったので、得られるコンテンツはすべて曲が教えてくれた。耳心地の良し悪しで気持ちを動かしていた。ほんとうに今でさえも顔がいいとかグラマーな体型がいいとか、アイドルに限らず他人をあんまりそういう風に思ったコトが少なくて(あるにはあるので一概に否定はできない)(ましてやそういう売り方を否定してはいない)、音楽での勝負なら楽曲自体が良いか悪いかで判断したいなーと常々思っています(この辺は特に個人の感想です)。
そんな自分が、ラジオ以外で心得始めたコンテンツがあった。
・「WUG!」の登場(逆にちょっと短いかも)
触れたのは本放映が終わってしばらく経ってから(かなり、実は1年くらい経ってた気がする)なのですが、存在自体は放映前から知っていた“Wake Up,Girls!”というコンテンツ。元々地理好きなのもあって、「実際の世界とハイパーリンクする」作品に少なからず関心を寄せていたところにその一つとして訪れたのがこの作品。あと「涼宮ハルヒ」シリーズを読んでいたこともありスタッフが共通して集結していたというのも引っかかるきっかけだったのですが、1クールモノというのもありイッキ見してみたらどハマり。仙台にも足しげく通うようになりました。何がいいのかと言ったら語り尽くせないし語り尽くされているでしょうのでだいたい割愛しますが、なにより物語が良い。エンタメ論として素晴らしい。アイドルは物語。もちろん曲が良いです。お気に入りはこれ。広川センセのバンビポップな感じがたまらない。作中には出てこないけど…
「続」の後編まで観たらななみんの成長に感情移入が止まりません。一粒で二度美味しい。ハイパーリンクって素晴らしいね。以降できる限り活動を追っかけていくようになります(この辺もちょっと省略)。
<ちょっと脱線>
この記事を出す11/4時点では残念ながら予定が白紙になりましたが過去のLIVE映像、アニメ作品が配信されます!!!!!!!!みんな見てね
https://x.com/wakeupgirls_pr/status/1852908582708343124?s=46&t=UV3Fdg4jqeemtlDog7KanQ
こうして青春を捧げてきたわぐちゃんですが5年前に解散してしまいます。もう5年も経つんですね。
それでも元からアニメは嫌いじゃなかったので、細々と色んなコンテンツを拾って行くんですけど…(まだあるの?)(もうちょっとだけ)
・ナナニジの存在
出ました。22/7(ナナブンノニジュウニ)。
後から見聞きした話では相当な数のワグナーさんが今ではナナニジの追っかけをやっているとか。それもそのはず、二次元のキャラクターもやるし三次元でも歌って踊るという形がそっくり、イヤほぼ同じなんですよね。入りやすすぎる。
自分はコレもまたテレパシーの件と似ていて、‘20年秋クールにおいてTOKYO MXでは土曜の22:30に「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」をやっているのを観ていたところ、チャンネルも変えずその次にやってるのが「計算中(シーズン1)」(のかなり終盤)だったのでなんとなく眺めているとコレが面白いこと面白いこと。
おそらく記憶に残る最古の回が「共感グランプリ」(調べてみたら実際そうだった)で、いわゆる他人に共感し得る自分だけの怒りをプレゼンしていくという内容だったのですがどこがどう面白いか言葉を選ばず言うと、中の人が確実に存在するのにキャラクターの皮を被って建前無しに好き勝手に暴れまくっているところ。MCがなぜか三四郎(ちなみに当時からANNの2部を長年張っているのでラジオ民としては親近感があった)だったのだが、芸人としては独特な間の取り方をする彼らと十分張り合える感じのキャラクターがかなり強烈的で、段々とむしろ計算中を目当てに土曜日を過ごすようになった。
で、歴史としては結成からまあまあ経ってからの頃合いだったので、十分な曲数を抱えていたワケだがやはりコレらが刺さる刺さる。父親ゆずりかJ-POPでもどちらかといえば歌謡曲みのある哀愁感があると刺さりやすいのだが、いまの若いモンには希死念慮というかネガティブなイメージがウケるのだろうか、死とか戦いとか大人たちへの不信感とかを描いた曲が多く、計算中に出てくるキャラクターとは似ても似つかぬギャップがまた良いのである。やはりアイドルは曲だなぁ(再確認)。
死とか戦いとか大人への不信感とか一切ないけど一番好きな曲。ストーカー観(言い方。)が出てていかにも秋元節。
遍歴としては一旦ココで区切りにしますけど、角度を変え別のお気持ちがあるにゃあるのでそれはそれで続きを書いていきたい。絶対明日書くぞ!
3636文字。長かった…。