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夢を奏でよう Rainbow World!【虹ヶ咲5th 感想】
ということで「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所」ラストの公演の方に参加してきました。
虹ヶ咲のイベントに参加するのは4thぶりでなおかつ今回は3rdぶりのアニメを引っさげてのライブという4thとはまた違う期待感を持って参加することができました。
4thの感想はこちら↓
https://note.com/revo_lusion/n/nf333a96faa1f
セットリスト
1.Colorful Dreams! Colorful Smiles!
2.Eutopia
3.ENJOY IT!
4.Eternal Light
5.Infinity!Our wings!!
6.EMOTION
7.TOKIMEKI Runners(アニメver.)
8.stars we chase
9.Love U my friends(アニメver.)
MC(自己紹介)
10.Future Parade
11.夢が僕らの太陽さ
幕間映像
12.ツナガルコネクト
13.Butterfly
14.DIVE!
15.Solitude Rain
16.サイコーハート
17.La Bella Patria
18.VIVID WORLD
19.Poppin’ Up!
20.Dream with You
MC
21.Love U my friends
アンコール1.繚乱!ビクトリーロード
アンコール2.トワイライト
アンコール3.永遠の一瞬
アンコール4.Hurray Hurray(12人ver.)
最新情報、最後の挨拶
アンコール5.TOKIMEKI Runners(12人ver.)
Wアンコール1. Future Parade
印象的だった所
・オープニング→Colorful Dreams! Colorful Smiles!
前述の通り今回のライブはアニメを引っさげてのライブなので、アニメにおける「あなた」こと高咲侑を演じる矢野妃菜喜さんが終始活躍をします。
その活躍ぶりは序盤から全開で、オープニングのアナウンス、メンバーの名前を一人ずつ愛称込みで呼んだりとこの時点で4thライブとは全く違う切り込み方でした。
そして「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」へと入っていくのですが、今回はこの曲に限らず優木せつ菜役の楠木ともりさんがほぼ全ての曲に参加しており前回の雪辱をしっかり晴らしてくれました。
・Eutopia
スクリーンに映るアニメ一話のシーンからそのまま自然の流れでリアルへリンクしていく所がとても印象的でした。
まさに「これがラブライブのシンクロ!」を体現したような演出で、他の現場ではなかなか見れないラブライブが誇る伝統的な武器ですね。
YouTubeでの抜群の再生数は伊達ではなく、世界観への引っ張り具合は今回のライブでも随一でした。
ランジュというキャラは設定上圧倒的なパフォーマンス力を持つキャラであるため、それを演じるのはかなり大変であるのは明白ですが、法元明菜さんはランジュに優しく寄り添いつつも彼女の役に恥じないよう食らいつくかのような勝気なパフォーマンスも印象的でした。
・TOKIMEKI Runners(アニメver.)
虹ヶ咲の始まりの曲であるこの曲も2期で披露されたこともあり今回のライブでも披露されました。
アニメの流れに乗っ取り矢野さんがピアノで前奏を弾いてからのスタートということで会場はもちろんメンバーの気合いも目と動きからよく伝わってきました。
また、後にMCで語られますが楠木さんは思い入れが深すぎてどうしても今の自分の状態では参加出来ずにいたとのことですが今回ではついに参加を果たし9人と1人によるパフォーマンスを完成させることができました。
そういった背景を加味したうえで改めてこの曲を聴くと、4年間でこの曲にも様々なエピソードが生まれたことにより「曲の成長」を強く実感しました。
・Future Parade
2期のラストを飾ったこの曲も素晴らしいシンクロを見せてくれました。
劇中での侑の動き、台詞を矢野さんが会場を縦横無尽に動き回ってからの曲への入りは見応え抜群でこれもまたラブライブが成せるシンクロパフォーマンスの強みで自然と涙がこぼれました…。
他の12人も自信と楽しさに満ち溢れていて、もうすっかりラブライブシリーズの三代目として定着したのを実感しました。
そして13人が揃ったことにより真に「三代目ラブライブシリーズ」として完全体になったなと思いました。
・アニメ1期ソロ曲メドレー
東京ガーデンシアターでは2期最終話のライブの流れを汲んだメドレーでしたが、今回はアニメ1期のソロ曲メドレーでした。
1期をメインとした3rdライブには参加していなかったので生で見れたのは嬉しかったです。
メンバーによって全く個性が違う曲を次々と展開していくさまは以前書いた記事の「おもちゃ箱をひっくり返したようなわちゃわちゃ」「ライブ本来のお祭り感」がふんだんに詰め込まれていました。
これに関してはラブライブシリーズの強みというより虹ヶ咲だけが持つ強みでまさに強烈な武器ですね。
・繚乱!ビクトリーロード
初披露の時から界隈をざわつかせていたこの曲もハブられることなくしっかり披露されました。
生で見ると音とメンバーの圧がすごいのなんの(笑)
アニメを引っさげてのライブはどうしても「エモい」方向に偏りがちですが、こういった要素の曲も挟まれることではっちゃける楽しみも味わえるのは5thまで積んできた経験と成長が成せる技だと思います。
メンバー紹介曲は今までラブライブシリーズには無く、非常に新鮮だったので機会があればバンバン披露してほしいですね。
・Hurray Hurray(12人ver.)
1期Blu-ray最終巻の特典曲ですね。
タイトルの通り「あなた」へエールを送る曲で、客席にいる我々に訴えかけてくることにより他の曲より親近感があります。
虹ヶ咲はラブライブを目指さず、2期の劇中ではむしろ目指している学校を応援する立場であったり、そもそも侑自体が同好会のスクールアイドル達を応援するキャラクターであったりと他のシリーズとは方向性が根本的に違います。
そうやって隣で寄り添ってくれるような虹ヶ咲だからこそこの曲のエールが余計に刺さり背中を押されたような気持ちにさせてくれました。
・MC(最後の挨拶)
印象的だったのは田中ちえ美さんや矢野さんが話していたアニメ化に関する話題でした。
というのも今回ライブが行われた武蔵野の森総合スポーツプラザは虹ヶ咲が1stライブを行い、アニメ化決定が発表された場所。
田中さん曰く虹ヶ咲はアニメ化の予定が無かったとのことで当時はそのことを涙ながらに話していたのを今でもよく覚えています。
ラブライブサンシャインは立ち上げ時からアニメ化はほぼ決まっていたようなもので、ラブライブスーパースターに関してはプロジェクト立ち上げ時からアニメ化が決まっていたのでその点で言えば恵まれた状況とも言えます。
そもそも虹ヶ咲は立ち上げ時はまだまだAqoursがアニメ2期を控えててツアーやらフェスやらメディア展開やらで各所で暴れまくっていた時代の中ひっそりと始まったいわゆる「サブ」のようなポジションでした。
なかなか曲ももらえず肝心のスクスタも延期続きで進展もないというまさに逆境状態でどこかアニメ化前のμ'sを思い出させます。
そんなお世辞にも良いとは言えない扱いを受けながらも彼女達は努力を続けアニメ化までこぎつけました。
田中さんの当時のことを笑いながら話していたのを見て「今では笑い話にできるほどになったんだなあ」と成長を感じました。
また、矢野さんも「アニメ化が無ければ侑ちゃんは生まれなかった」と彼女達の努力の賞賛とファンへの感謝の気持ちを話していました。
そう考えると高咲侑は他のどのキャラにも無い稀有な存在だなと再認識しました。
そしてもうひとつ印象的だったのは楠木さんのパフォーマンスについてで、「動けない姿を見せることはせつ菜が動けないように見えてしまう」とキャラへの愛ゆえの苦悩を話してくれました。
私個人としては虹ヶ咲は全員がいなければ真の力を発揮できないと思っているので今回の判断は大いに賛成です。
正真正銘のスクールアイドルとして勇気を持ってせつ菜になってくれたことに深い感謝を込めて拍手を送りました。
・Future Parade(Wアンコール)
歴史あるラブライブシリーズでも片手で数えられるぐらいしかやらなかったWアンコールをついに虹ヶ咲が解禁しました。
こういう部分を取り入れた所も「三代目」だなとそういう意味でも感動しました。
感動もありましたがやはり虹ヶ咲は楽しく、ということで最後は笑顔で彼女達のパフォーマンスを楽しみ笑顔でお別れをして次の「トキメキ」に期待を寄せました。
最後に
始まってみればあっという間でまさに「駆け抜けた」ライブでした。
4thのようなお祭り感強めなライブも好きですが、今回のように一本芯の通ったライブはキャスト陣の成長を強く感じれてまた良きものです。
次回のナンバリングに関してはまだ不明ではありますが、キャストの今後への前向きな姿勢だったりユニットライブやにじよんのアニメ化などまだまだ楽しみな展開もあるので、これからも楽しみにしていこうと思います。
虹ヶ咲に関してはAqoursのように初期からほぼ全部追えてるわけではないので成長具合を見る機会が飛び飛びになってしまっているのですが、1stの頃に比べて本当にみんな頼もしくなり、今後どう展開していくかわからない部分はありますがバーチャルスクールアイドルや舞台版ラブライブなどの新たなる後輩を導く良き先輩グループになってくれると確信するほどまでになりました。
そんな彼女達の活躍を今後も見守っていきたいです。