
セブ島留学【語学学校の選び方】
初めに
こんにちは。
Shodoと申します。
訳あって今は無職になり、フィリピンのセブにある語学学校に来ています。
正確にはマクタン島というリゾートホテルが集まった島で、セブの空港もこの島にあります。
このセブ島留学日記では、英語留学を考えてる方にとって有益な情報になるように文章をまとめたいと思います。
今回はまず、セブ島の語学留学の学校先を僕がどうやって決めたのか、その観点について紹介していきます。
前提として、僕はセブ島の語学学校に行くことは前から決めていました。
理由としては、渡航や滞在費が比較的安い国が良かったのと、住んでいて楽しそうな場所、あと何より前職でセブに住んでいるフィリピン人の方と仕事をしていて仲良くなったので旅行がてら会いに行きたかったというのがあります。セブが僕を呼んでいるような気がして、そこは迷いがありませんでした。
セブ島に決めた後で、どうやって検索をかけていったのかについてですが、僕は費用の安さよりは質の高さと安全性を求めました。先日某予備校塾が急に倒産して路頭に迷う受験生のニュースがありましたよね。。結構な額を前払いするので、なるべく信頼できる学校を選びたいものです。
それで良さそうだったのがこのサイト『フィリピン留学センター』です。
セブ・マクタン島だけで40校以上あります。正直他のサイトとあまり比較はしていないのですが、選択肢は多かったのでこの中から選ぶことにしました。
このサイトから比較できる学校の情報は以下のようなものが挙げられます。
①在校生の国籍比率
平均で日本人が何割いるかであったり、他国の学生の国籍比率が記載されています。セブは日本人に人気があるようで、在籍者の50%以上が日本人である学校も多くありました。
ですが自分としては、日本人とつるんで日本語ばっかり話して留学失敗したという話も聞くので、なるべく日本人比率が低い、25%以下を目安に絞りました。また、どこの学校も日本人、韓国人、台湾人など東アジア人が多いのですが、どこか1つの国に偏らず、東アジア以外の国からも集まる学校を僕は選びました。
②マンツーマン授業の多さ
こちらも聞いた話ですが、スピーキングを鍛えたい人はグループ授業よりとにかくマンツーマン授業を多くした方がいいようです。考えてみれば、グループ授業でもし5人いると発言数が1/5になってしまうということになりますよね。
だいたい1日に8コマ(1コマ50分くらい)あって、マンツーマンかグループかの割合はどのプランを選択するかによって大きく変わります。マンツーマンが多いプランの方が金額は高くなります。
学校とそのプランによってこの割合の選択肢が決まっているので、マンツーマンの比率が大きい学校を選びました。僕の感覚ですが、マンツーマンが1日6コマ受けられる学校は多い方と言えると思います。
ちなみにグループ授業にもメリットはあり、他の学生が話す英語表現や発音を聞く機会ができます。グループ授業では先生から一人ずつあてられて質問に答えたり、生徒同士でディスカッションしたりします。他国の方の発音はその国のクセがあり初めはひじょうに聞き取りづらいです。ですがそのクセを知ることもインターナショナルEnglishを学ぶ上では大事な経験になると言えると思います。また、マンツーマンよりグループの方が緊張感があり、みんなが聞いている中で英語を話す経験も大事になってくると思います。
③スパルタ/セミスパルタ/ノンスパルタ
入学する前に決めるプランの1つとして、スパルタコースというものがあります。これは大体どの学校にもあるプランで、平日は外出禁止、小テストで一定の点数を取らないと休日も外出禁止といった制限や、全ての授業で必ず宿題が出るといったルールが設けられます。IELTSなどの英語テストで点数を取る必要がある方や、英語を使って仕事をする予定がある方などが特に、このスパルタコースで強制的に勉強する他ない環境を望むようです。またセミスパルタコースというのもあり、スパルタよりは制限が緩く、平日でも一定時間は外出自由といったルールがあるようです。学校によってこのルールは異なります。
僕はそういった制限がないノンスパルタのプランを選びました。ノンスパルタでも受けられる授業やイベントはスパルタと変わりません。
④在籍人数
人数が多いところで150人以上、少ない学校で30人など、学校によって在籍人数は大きく変わります。人数が多いと出会える人たちの幅が広くなるでしょうし、少ないとその幅は狭まりますが毎日同じ人たちと顔を合わせるのでより仲良くなりやすいと言えるでしょう。この選択については学生時代を思い出してみて、人数が多い方が好きか少ない方が好きかで判断してみるのもいいと思います。
ちなみに僕は人数が少ない学校を選びました。人数が多いと派閥ができたり、多すぎるがゆえに人間関係を作るのが面倒になるかもと思ったからです。
⑤費用
費用についてはしっかり比較していないのですが、1ヶ月の期間で、安い学校で25万、高い学校で30万強といった印象です。この費用には宿泊代、毎日3食の食費(学校によっては休日食事が出ないところもあるようです)、洗濯やハウスクリーニング代も含まれます。航空費は基本含まれず個人で手配する必要があります。
学校の説明に記載されているこの金額の他に、就学用ビザ発行代、教材費、電気代などを追加で現地で支払う必要があるので注意してください。1ヶ月で大体5万円ほどかかるイメージです。
⑥その他観点
上記以外に気にしておくとよい観点としては、日本人スタッフの有無、CAになるためのコースやIELTS/TOEICなどで高得点を取るコースといったオプションの有無、ネイティブ講師の有無などが挙げられます。ネイティブ講師ありを希望する方に関しては、在籍している場合でも1日1グループ授業で受けられるといった程度のこともあるので注意してください。
⑦個人的なおすすめ
最後に、学校に来てから個人的に感じた学校ごとの違いを1つ紹介します。
僕の学校はわりとおとなしい学生が多く、友達以外とすれ違っても挨拶する雰囲気がなかったり、日本人同士の連帯感も全然ありません。いい意味に捉えると、毎日授業に集中できて人間関係に悩む必要がないと言えます。
一方で別の学校では外交的な人が多く、平日も毎日夜に誰かしら捕まえて飲みに行くといったパリピっぷりを発揮する人たちがいる学校もあるようです。
この学校の雰囲気は時期によっても異なるだろうし、サイトを調べてみても分からないので学校のスタッフの方に
『学校の雰囲気は明るいですか?』
と質問してみるのがいいと思います。入学を決める前にWeb会議アプリを使って学校の日本人スタッフの方に無料相談できる学校もあるので、一度話を聞いてみるのがおすすめです。
その時のスタッフの方の返答として、
『全然雰囲気いいですよ〜』
というようなものだと、恐らく雰囲気はそんなに明るくなく落ち着いているのかなと僕は思います。
逆に、
『めっちゃ雰囲気いいですよ!』
といった答えだと、みんなが仲良くなろうとする雰囲気があるのかなと思います。
この回答の仕方はスタッフの方のテンションも知ることができると思います。スタッフの方がアグレッシブに学生さんに話しかけている学校は、おのずと学校の雰囲気も明るくなっていくんじゃないかな〜というのもこの質問をした方がいい理由の1つです。
雰囲気に関してはどちらも好き嫌いがあると思うので、自分に合ってそうな方を選んでみてください。
以上、語学学校を選ぶ上で必要になる観点を説明してみました。
いろいろ比較してみて、最後は気持ちが向いた学校を感覚で選ぶのがいいのかなと僕は思います。実際僕は調べすぎることをせず、入った学校で最大限頑張れば十分だろうという気持ちで最後は選びました。他の学校より不便なことがあるかもしれませんが、それもいい思い出になると僕は思います。
今後、学校に入ってからしか分からない授業の内容や生活について詳しく説明してみたいと思います。
今回は以上になります。