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【CL福岡8-1(20位)】安定&高パワーな新型ミュウVMAXデッキ【ピオニーは不要】

 初めての方は初めまして、結構な方々、お久しぶりです。逆雨(@reverserain)と申します。

 1年半ほど前に“サナニンフムウマージ”でシティを優勝して以降、特に目立つような結果を出してませんでしたが、今回久しぶりに福岡CL2022にて、ミュウVMAXのデッキを使用し、8勝1敗(予選抜けオポネントライン)という結果を残せたました。

 そんなわけで今回は、忘却録も踏まえて記念に使用したミュウVMAXのリストについてや、各対面のプレイング等を記念に作成しました。

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 ミュウVといえば安定性は欠けるものの、デッキパワーはピカイチで先攻なら常にマウントを取れる強力なアーキタイプデッキですが、前述した通り初動が上手く噛み合わずに有利対面相手でも敗北……なんてことも一度ミュウを使ったプレイヤーなら心当たりがあるのではないでしょうか?

 これが対戦数の少ないシティリーグならまだ良いのですが、9戦あるCLでは安定感を大きく求めたミュウでなくてはならない……そんな思考のもと作成したレシピでしたが、それがばっちりと噛み合って8-1という結果を残せました。

 ミュウVの出力を落とさずに安定感をより求めた結果、ピオニー型のミュウとはまた違った答えに辿り着いたのが、以下のレシピです。ご覧ください。

1.デッキレシピ:タッグコール型ミュウVMAX

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 「え?何そのカードは?」と突っ込みたくなるようなカードがちょこちょこありますが、採用理由等は後程。

 まずはこのレシピが私のタッグコール型ミュウVMAXのレシピだと記憶していただければオッケーです。

2.構築経緯

 1カ月ほど前のCL京都時点では、下記画像のようなオーソドックスなミュウVMAXデッキを考えていました。(大会に出場していたと仮定するなら、これで出ていたと思います。)

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 レシピ自体は割と無難目な(マリィの有無、クロススイッチャーの採用について、ボス4枚目の枠などなど……人によってマチマチですが)レシピに仕上がっていると思います。

 この当時は、最も意識するべきマッチアップがミュウVMAXミラー対面でした。そのため、裏のゲノセクトVを取り合ってサイドレースを有利に進めるためにボス4枚構築にしていました。

 その環境から、この1カ月で環境変化がいくつかあり、主だったところとして


・CL京都でクワガノンデッキが登場、非ルール高打点デッキが環境に増えてしまった。

・ゲンガーVMAXがそもそもミュウVMAXに有利ではない(49.7%対49.1%らしい)と判明して数を減らした(公式チャンネル参照)。

・ゲンガーが減ったことから、CL京都環境以降徐々に立ち位置の良くなっていた“こくばデッキ”が増加。

“こくばデッキ”のアストラルビットで特殊エネを止めて準備したあとにマリィ+ナイトウォッチャーやミラクルツインGXでクワガノンに有利を取る構築が増加。

・“白馬スイクン”タイプのデッキにフリージオ(カチカチロック)が搭載され始める。

・“三神”系統、とくにガラルファイヤーVを搭載したデッキのシェア増加。

 以上を踏まえて、メタゲームとして見るべきデッキを次のとおり定めました。

Tier1
・白馬スイクン
・黒馬系統
・ミュウVMAX
・三神

Tier2
・クワガノン(非V)

 元々ミュウVMAXは対白馬スイクン、黒馬、ミラーについては先にポケモンVへ攻撃出来れば有利、対三神ガラファイは、ウィークガードエネルギーを割られると厳しい、対クワガノンはミュウ(ベンチバリア)を採用しても厳しい、という感覚でした。

 当選が決まった週末あたりには、(個人的に非エクデッキを絶対に許さないという理由で)クワガノンに有利な黒馬を有力視していましたが、環境全体で黒馬の使用率が上がり、単に黒馬を最終デッキにしては環境に乗り遅れそうだという感覚に。

 そこで、各デッキについて細部を煮詰める必要があると考えて、白馬・クワガノンに勝てるミュウを組めれば上位に行けるのではないかと思い、閃いたのが「ミュウVMAXにマオ&スイレン(以下、マオスイ)の採用」でした。

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3.各カード採用理由(デッキレシピは再掲)

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