やりたいことを見つける新卒就活とは?
まとめ
・やりたいこともわかってないのに、一生働く企業を見つけるのは無意味。打算的に就活して、自分のやりたいことを探すべき
・今後間違いなく一つの会社でキャリアを終わらせる働き方はなくなる
・自分のやりたいことを見つけて楽しく働こう
内容
今回話すのは一個人の意見であり、所属するコミュニティ、組織などには一切関係ないです。
新卒の就活を一生のものと考えるのは無理がある
やりたいことが不明確なのに一生働くであろう企業を見つけるのは無意味だと思う。
無意味というか無理な話。
結婚しても離婚している理由がまさに近いだろう。一生を誓い合って結婚したのに、様々な理由で離婚する、それが今や数にして結婚した組の1/3を満たしている。また潜在的に離婚したい組を数えると半分は普通に超えそうだ。
それなのに一生働く企業を探そうと就活しようとする大学生、専門学生を見るとそれは無理だと思ってしまう。
自分の話をすると、僕はそこそこ有名な大学を卒業後、凝縮系理論物理の研究をするためその大学の大学院に進んだ。
理由はこの研究がしたかったわけではなく、打算的にとりあえず理系だから大学院に行き、(プログラミングは全くできなかったが)当時プログラミングできる人かっこよいと思って、その研究室は数値シュミレーションで物理現象を紐解くことをしていたため進学を選んだ。
在学中にプログラミングをする機会があり少しだけプログラミングができるようになってくると、もっとやりたいと思いAndroidアプリ開発のインターンを始めた。
そこで研究とは違う、自分で作ったアプリが人に使われる経験を体験し、まさにこれだと思い、大学院を中退し、就活をして内定もらった企業にバイトという形態でエンジニア採用された。
これが僕の最初の就活である(ちなみにその会社は2年ほどで辞めている)。
僕は偶然在学中に自分のやりたいと思えることが見つけられたからその道を選んで今もそれを生業として仕事をしているが、そう偶然に見つかるわけではない。だから新卒の就活を一生働く企業を見つける場として考えるのは無意味だと思っている。
今後間違いなく一つの会社で働くことはなくなる
そもそも一生働く会社を見つける前に、その会社は働いてる間生き残っていける可能性はあるのだろうか?
会社がずっと雇用してくれる保証はあるのか?
コロナの影響でも大企業で多く雇用が削減されたり、CAなどは最もそうなことを理由に普段とは全然違う業務を兼務させられている。それはその会社に入ってやりたかったこと何だろうか?
このことからも一つの会社で働くことは徐々に減っていき、逆に2足と言わず3足以上のわらじで働くことも一般的になってくるのではないかと思う。
また副業はデメリットももちろんあると思うが別のメリットもある。
自分のやりたいことを見つけるには?
この答えのない問いに対する銀の弾丸はない。あればとっくに多くの就活生が救われていると思う。
よって、まだ進みたい道がわからず就活しているのであれば
とりあえず内定をもらえた会社があればそこに就職する
まずは仕事とはどういうものかを知る為に就職する。
そうすることで仕事のどこがつまらなくて、どの部分が楽しいか少しは分かるかもしれない、また自分の会社選びのポイントは社内の人なのか、ビジョンなのか、他人に有名な会社で働いていることを自慢したいだけなのか、そういう志向性が見えてくると思う。
まだ自分探しなどどバックパック一つで海外を放浪するよりは、行動を起こしていて良いかもしれない。
自分が好きなことをやっている会社に就職を目指す
例えばゲーム好きであれば、どこでも良いからゲーム関連のことをやっている会社を片っ端から受けてみて、内定をもらえたところに就職する。
そこで働いてみると自分がゲームのなにが好きだったのか、例えば企画するのが好きなのか、ゲーム開発がしたいのか、はたまた攻略方法を模索して、ネットに公開して称賛を浴びたいのか、色々と見えてくると思うので、そこから更に自分の志向性を決めれると良いと思う。
どちらの選択肢にせよ、とにもかくにもまず働くことが重要であると考えている。
そうしないと何も見つからない、とにかく間違っているかもしれないと思っても行動しよう。上に書いた以外にも選択肢はあるはずで、考えることを放棄するのだけはやめよう。
そうすることでいつか自分が一生涯をかけて遂げたい仕事(課題)が見つかるかもしれない。
最後に僕の話をすると、大学院を辞めて5,6年ほど経つが、また大学院に行きたいと思っている(もちろん他にもしたいことは山ほどあるが)。
自分は仕事をしていてある分野を深く追究していくことが好きだとわかったからである。
というわけでいつでも自分さえ行動すれば自分の身の回りの状況は変えられるはずなので、思考停止せず常に考えて、自分のやりたいことを見つけられれば良いと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?