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【ポケカ】過去レギュって?【たのしいよ】

みなさんこんにちはこんばんは。Revenirと申します。
今日はいつもと趣向を少し変えて抽象的な話をしていこうと思います。

私が普段から「過去レギュ」というものを猛プッシュしているのは皆さんご存じだと思いますが、じゃあスタンとどう違うのか?なにが面白いのか?というのを包括的に語ったことはなかったような気がします。
し、そのような記事もあまり見ない気がします。個別レギュに対する思いを語る記事はいっぱいありますが。

そのような個別記事と被る部分はあるものの、過去レギュ総体として、自分が思う魅力を伝えられれば幸いです。


過去レギュの定義

まずは語るうえで明確にしないといけないと思うところです(どうでもいい人は飛ばしちゃってください)。
ここでは「広義」「狭義」として2種類の定義をしていこうと思います。
あくまで「私が思う」定義であることを先に言い訳しておきます。。。

「広義」の過去レギュ

ぼんやりしたとらえ方をしたときの定義です。
「広義」の過去レギュとは、

「『現在』に対する『過去』の、『閉じた範囲 』のカードを用いた、ポケモンカードの遊び方にのっとったゲーム」

とさせていただきます。
ここで言う「現在」とは、まさにそのゲームを遊ぼうとしている「今」のことだと思っていただきたいです。

より重要な点としては「閉じた範囲」であることです。
「過去レギュ」の対義語たる「現行」という言葉は、主に「開いたカードプールのゲーム」に当たる言葉として使われることが多いです。

例えば、普段皆さんが遊んでいる(?)「スタンダードレギュレーション」は、おおむね月に1回程度の頻度でカードプールが変わる、未来に向かって「開いた」ゲームと言えます。

同様に、「エクストラレギュレーション」「殿堂レギュレーション」なども新弾発売によりプールが変化する「開いた」ゲームです。

逆に、「レギュレーションマークGのカードだけ」のようなカードプールで遊ぶ場合は、もうカードの追加が(基本的に)起き得ない、「閉じた」ゲームであるといえます。

同様に、「剣盾レギュ(D,E,F)」のような、あるシリーズのカードのみを使用できるゲームや、「PJCS2024」のように、ある大会のカードプールと同じプールで遊ぶゲームも「閉じた」ゲームとなります。

すこし判断に困るのが「レギュレーションマークG+Hのカードだけ」のような遊び方ですが、この記事を書いている時点(2024/08/04)では「Hマーク」のカードは出続けている「開いた」状態ですので、「過去レギュではない」という扱いにさせていただきます。
もちろん、将来的には「閉じる」ので「過去レギュ」として遊ばれる可能性はあります。

「狭義」の過去レギュ

もう少し言葉の意味に従って細かく考えた際の定義です。
「狭義」の過去レギュとは、

「過去に公式大会が開かれたことのあるレギュレーションでのゲーム」

とさせていただきます。

例えば先ほど挙げた「PJCS2024」のような日本の大型大会のレギュを用いてのゲームや、「WCS2023」のような海外の大型大会のレギュを用いてのゲームなどがこちらに該当します。

また、すこし特殊なのですが、かつて存在した「PTCGO」なる海外公式がリリースしていたゲーム内のみで存在していた「Legacy」「Theme」の2レギュレーションも、公式に認められた大会が開催されていたという点で、こちらに分類されるかと思います。

『「広義」の過去レギュ』の中でも、範囲の取り方が広いせいで「狭義」に該当しないものもあります。
例としては「ADV-PCG」や「A,B,Cマーク」などです。
後から発売されたカードを含むレギュレーションのため、公式大会が開かれたことはないのですが、どちらも人気のレギュレーションです。

「現行」

先に述べた通り、「過去レギュ」に対する概念として「現行」があります。
「現行」とは、

「『現在』から『未来』に向かって『開いた』ゲーム」

とさせていただきます。
「開いた」とは、「カードプールが変化しうる」と言い換えてもよいです。
公式でサポートされている「スタンダード」「エクストラ」「殿堂」の3種のレギュレーションや、海外大会のサイドイベントなどで遊ばれている「GLC」、スタンダードのカードプールにさらに縛りを足した特殊レギュレーション(ex.環境禁止)などがここに含まれます。

過去レギュの魅力

前置きは長くなりましたが、ここからは「現行」に対する「過去レギュ」の魅力をお伝え出来ればと思います。

思い出に浸れる

これを主目的としてプレイしている方も多くいらっしゃいます。
自分の思い入れがあるレギュレーション(初めて買った、面白かった、勝った)をプレイすることが可能なので、同じような思い入れを持った方とプレイすることでより深く浸ることが出来ます。

新しくカードを買う必要が少ない

『閉じた』カードプール故、常に新弾のカードを買い足していく必要がある現行とは違い、いったんそろえてしまえば買い足す必要は少ないです。
まぁデッキを増やしたりするときは買い足すことありますけど…
それさえも汎用の使いまわしをすればメインのポケモンを買い足すだけでよいです。たぶん。

環境の変化が遅い

これは賛否ある点かと思いますが、特に現行スタンでは月1の新弾により大きく環境が変化するような状況がつづいています。
これに疲れてそのままポケカから離れる方も多くいらっしゃると思いますが、過去レギュであれば『閉じている』ため、環境が変化しない、あるいは非常に緩やかであるため、いつ復帰してもある程度楽しむことが出来ます。

また、どの過去レギュを遊ぶかにはよりますが、変わらないカードプールから新たなデッキが生まれてくる瞬間がたまらなく面白いです。
現在よりもいわゆる「味のする」カードが多いため、まだ真価を発揮していないカードがねむっている可能性があります。

過去レギュの微妙な点

いいところばかりを見るのもあれなので、微妙な点も紹介していきます。

遊べる機会が少ない

現行スタンと比べてプレイ人口が非常に少なく、常に対戦相手を探す旅に出る必要があります。
ただし、1つの過去レギュを触っている人は他の複数のレギュレーションをプレイしていることが多く、1コミュニティに属することが出来れば連鎖的にプレイヤーを見つけることが出来ると思います。
さらに、店舗大会として過去レギュの大会を開いているお店も少数ながらありますので、興味があれば行ってみるのもよいかもしれません。

一部のカードが高い

遊ぶレギュレーションにはよりますが、一定以上昔のカードは市場に存在する絶対数が少ない関係で高額なことがあります。
また、プレイアブルなカードもコレクション需要で値段が上がっている場合があります。困ったもんだ。

逆に、直近のレギュレーションであればスタンよりも安い場合があります。
特にSM~剣盾のカードを使用する場合は1デッキ3000円くらいから組めることもあります。

そもそもカードが見つからない

上記の「高い」問題はまだマシで、そもそも市場から枯れている可能性もあります。
昔のカードかつプレイヤーが頻繁に使用するカードは特に店頭に並ぶ可能性が低いため、田舎のストレージなどから救出してあげる必要があります。

過去レギュへの勧誘

先述のような魅力と微妙な点を兼ね備えた「過去レギュ」ですが、私がこれだけ遊んでいるのを見ればわかる通り、非常に楽しいです(こなみ)。

私が普段触れている過去レギュですが、現行スタンダードのスピード感から逃れたい気持ちもあるため、ゲームスピードがゆっくりとしたものを好んでプレイすることが多いです。

ゲームスピードが遅いということはゲームターンが伸び、より取れる選択肢の数が増えていきます。
このようなゲームで遊ぶことで思考の幅を広げることが出来るんじゃないかな?!
そして、昔のデッキ構築を見ることで今のデッキ構築にもフィードバックできるんじゃないかな?!かな!!!

ということでみんな過去レギュやりましょう!!!複数手持ちがあるレギュもあるから体験会ができます!!!!お声がけください!!!!

おわりに

何度もくどいようですが、あくまで個人の考えにすぎない、ということを改めて強調させてください。。。
当然過去レギュが肌に合う方合わない方いらっしゃいます。

私は新しいものを知りたい欲求が強いので、スタンとは違う世界に足を踏み出すことに抵抗がありませんでしたが、そうでない方も多いことは理解しています。

もしこの記事を読んで過去レギュやってみたいな、でもちょっと怖いな、って方はぜひお声がけください!
複数デッキ持っているレギュの体験会を(似たような初心者の方とがちがちの経験者の方を捕まえてくるので)やりましょう!

誤字脱字などはTwitterに。
いやいや、過去レギュってこういうものだよ!っていうアツイ想いをお持ちの方は記事を書いてください。

ではまた。


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