大学新卒時の就職活動に大失敗!就活負け組からの社会人スタート そして、リベンジへ・・・
私が大学卒業を控えて就活していた時代は、終焉間際ではあったものの「バブル経済」で、いわゆる「バブル世代」になります。
バブル世代の就職市場では、ご存じのように超売り手市場で、特に理系の学生は殆ど教授推薦で、よほど高望みしない限りある程度 就職したい企業に就職できた時代でした。
また、その当時は、殆どの理系の学生は研究職や技術職を志すのが圧倒的主流で、営業職や商社マンを志す人はかなり少数派でしたが、
メーカー(製造業)や商社が営業職として理系の人材を求め始めるようになった走りの時代でもありました。(今では何の違和感もありませんが)
そんな中、私はそのような時代背景と、
理系(工業化学科)に進んだものの、研究職や技術職にモチベーションを感じなかったこともあり、一貫して商社を志望しました。
超売り手市場の就活戦線の中、理系で商社マン志望者が極めて少なく競争率が低いわけですから、理系の特権だった教授推薦をもらえれば余裕で内定をもらえる と高をくくっていました。
なので、OB訪問や会社説明会を経てエントリーするなど、一般的な就職活動は一切しませんでした。
しかし・・・私の人生で2度目の大きな挫折を味わうことになります。
いくら超売り手市場で教授推薦があったとしても、
・同じ研究室から、たまたま当時 少数派だった同じ商社志望者がいたこと
・同じ研究室からは一人しか採用できないこと
から、成績勝負で不採用となってしまいました。
時は既に秋・・・
主な大手企業の募集は既に終わっており、「時、すでに遅し」でした。
*尚、1990年前後では、今ほど就職に対する価値観が多様化してなくて、
取り敢えず、「大手企業に就職=勝ち組」という価値観が主流でした。
そんなこんなで・・・
考えの浅さ そして、驕り(おごり)から、
私は志望する許容範囲の就職ができず、「就活負け組」となったわけです。
結局、教授の紹介で、志望していた大手ではないものの、何とかある特殊業界の商社部門に就職し、「就活負け組根性」とともに社会人をスタートしました。
***
そして・・・
それから12年後の36才の時、とうとうリベンジのチャンスがやってきました。
仕入れ先として良好な関係でお付き合いしていた大手商社の紹介で、特殊な工業製品メーカーの開発者と知り合い、その開発者が開発したニッチ製品の拡販プロモートを新規事業として立ち上げた2年後のこと。
様々なご縁とタイミングが重なり、その開発者をビジネスパートナーとして、また別の新規ビジネスのお客様に当たる会社で企業内起業(事業部の立上げを)することになったのです。
私は12年かけて掴んだその「チャンス」をものにして、
就活の勝者(当時の価値観で言うところの大手企業就職者)にリベンジするため、
「就活敗者意識」のあった私自身にリベンジするため、
そして、何としても「就活の時から夢に描いてきた理想の人生」を手に入れるため、
人生をかける想いで一心不乱に
そのビジネスに邁進しました。
***
それから10年・・・
私は何人もの支援者や協力者に恵まれ、その方々のお陰様で、
その「チャンス」を生かすことができ、
就活の負け組からリベンジして、
日本の就業人口の上位5%くらいの収入を頂けるようになり、
経済的にもモチベーション的にも
充実したライフワークを手にすることができたのです。
その結果を得られた最大の要素は・・・
今思えば、3つに集約できると確信しています。
① 就活に大失敗し、「就活負け組根性」とともに社会人をスタートして、
自分の居場所はここじゃない!
自分はこんなもんじゃない!
という反骨精神を密かに握って、
後は登るだけ
失う物はない
というマインドセットを持ち続けたこと
② 取り敢えず何とか商社マンの立ち位置に拘ったこと
③ ①のマインドセットからたぐり寄せた「人の縁」
次回以降は、
どうしたら就活の負け組からリベンジして、
物心ともに充実したキャリアを構築できるのか・・・
私の経験・体験をベースに、
成果実証済の具体的なヒントとなるコンテンツをUPしていきますので、
もし、この実話ストーリーのコンテンツが、
少しでも自分の現状と重なって、
少しでも心が動いたならば、
是非、続けて読んでいただければ幸いです。
私の投稿から、
人生が大きく動くヒントを得て頂き、
一人でも多くの「本質的な成功者」が増えることを願い、
執筆させていただきますので、
どうぞよろしくお願い致します。
~自分を信じるちから~
アラサーからの就活敗者リベンジキャリア構築ラボ主宰
Wolfman