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RevCommインハウスデザイナーが取り組んだ「イベントデザイン」の制作裏話
こんにちは。RevComm(レブコム)デザインチームでコミュニケーションデザインを担当しています北村です。
今回はインハウスデザイナーである私が取り組んだ、
イベントデザインの制作裏話をお届けします。
RevCommは8月19日にオフサイトミーティング
「RevComm OFFSITE MEETING 2022」を開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大に伴いオンライン開催となりましたが、当日は充実したイベントとなりました!
イベント全体の様子は先日公開された記事で詳しく紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
1. イベントテーマは「REBUILDING」
今回私は運営プロジェクトメンバーの一員として、イベントコンセプトを決める段階から関わりました!
「どんなイベントにしたいのか」を決めるため、まずは「今とこれからのRevComm」について考えることに。有志で集まったプロジェクトメンバーと議論を重ねていく中で、さまざまな意見が出ました。
・RevCommは社員数も増えフェーズが大きく変化している
・過去・固定概念にとらわれず、環境に応じ柔軟に変化していくことが重要
・積み上げてきた過去あってこその今
これらをもとに「変化」と「今まで積み上げてきたもの」、どちらも大切に感じられるような言葉を探すなかで、あるキーワードに出会います。
REBUILDING(再構築)
既にある程度組み立てが進んでいるものを、一旦打ち壊して、再度組み立て直すこと
これだ!とみんなのテンションが上がったのを覚えています。
こうしてOFFSITE MEETING 2022のテーマは「REBUILDING」に決定。
社員全員でRevCommをREBUILDING(再構築)する最初の日にしたい
という願いを込めて掲げました!
2. 「デザイン」がイベントのためにできること
コンセプトが決まり、イベント開催にあたって、デザイナーの役割とはなんでしょうか?
今回イベントのデザインに携わるにあたって、次のことを考えました。
・コンセプトや想いをより直感的に伝える
・ビジュアルを統一してイベントに一体感をもたせる
・みんなのモチベーションが上がるようなクリエイティブの制作
単にビジュアルを作るだけでなく、
イベントのコンセプトや想いをかたちにすることがデザイナーの役割であるという意識で制作をすすめました。
3. ロゴ制作過程
いよいよロゴの制作です。ざっくり以下のように制作を進めました。
・プロジェクトメンバーと方向性すり合わせ
・イベントコンセプトからアイデア出し
・リサーチ
・制作
・ブラッシュアップ
今回はアイデア出し、制作・ブラッシュアップの過程を紹介します。
3-1. アイデア出し
イベントコンセプトの「REBUILDING」というワードから
いくつものパーツが組み合わさって完成するロゴが作れないか?というアイデアが初期からありました。
「REBUILDING(再構築)」というコンセプトに沿った、それぞれ意味を持ったパーツを自由に組み合わせることで、柔軟性のある遊べるロゴを作成したいと考えました。
3-2. 制作・ブラッシュアップ
まずは四角や丸などの単純な形を組み合わせて様々なロゴを考案しました。
親しみやすい形に持っていくことや、コンセプトに沿ったモチーフの考案に手こずっていました…
![](https://assets.st-note.com/img/1664351458232-4Jnp8FMbDM.png?width=1200)
しかし、制作を進める中で、RevCommのVALUEである「HAPPY」をモチーフにロゴを構成する使うというアイデアが出ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664351524393-GC9h3Kz95R.png?width=1200)
5つのVALUEをモチーフにパーツにしっかりと意味づけを行いました。
「Happiness」は楽しさを表現するため丸、「Passion」は勢いを表現するため三角など、単純な形状にもコンセプトを持たせることでよりコンセプチュアルな表現をするための足がかりができました!
![](https://assets.st-note.com/img/1664351574082-pxGIaV9nKE.png?width=1200)
これらをもとに、メインロゴを作成します。
当初のアイデアのとおり、「パーツを組み合わせて意味のある形を作っていく」という制作方法で進めていきます。今あるモチーフでロゴを「再構成」していくイメージです。
肝心のメインモチーフですが、偶然「RevComm」も「REBUILDING」も「R」を頭文字に持っていることに気が付き、Rをメインにロゴを作成することに。
![](https://assets.st-note.com/img/1664351640891-fTaYPr80q6.png?width=1200)
いくつかパターンを出し、だんだんと完成形に近づいています。
![](https://assets.st-note.com/img/1664351675677-Qyzpge8Rqu.png?width=1200)
「丸すぎてスマートでないのはRevCommらしくないのでは?」
「Rに見えない」
など様々な観点からブラッシュアップを続けました。
そしてついに完成したものがこちら!
![](https://assets.st-note.com/img/1664351720537-vB7fTAwM4i.png?width=1200)
パーツを組み合わせて作成されたRのロゴ。
左上が欠けているのは、RevCommはまだ発展途上にあり、ここで完成ではないという思いを込めました。Rとして認識でき、かつコンセプチュアルな形にできたと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1664351761818-lcONjVe7t0.png?width=1200)
RevCommの組織構成であるBiz、Corp、Tech部門それぞれにイメージカラーを割り当て、イベントの随所でアクセントカラーとして画面を構成できるようにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664351800052-pAUwVypWg0.png?width=1200)
また、自由に組み合わせることによってシンプルなロゴを引き立てる、HAPPYに沿ったモチーフをより充実させました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664351842412-8ggKRSF7tK.png?width=1200)
最後に、作成したモチーフを自由に組み合わせて様々な展開をさせたいと思い、大きく組み替えて遊んだver.も作成しました!グリッドに沿ってロゴを「REBUILDING」しています。(こちらは主にノベルティで展開しました。)
4. ノベルティについて
完成したロゴを元に展開したノベルティがこちら!
![](https://assets.st-note.com/img/1664351887713-wKj9o4IlZ2.jpg?width=1200)
テーマは「快適リモートワーク」。
フルリモートで働くRevCommメンバーの業務時間を、ささやかながら快適にしてくれる便利グッズです。
「もらって嬉しい、普段使いできるものにしたい」という思いで、プロジェクトメンバーと話し合ってセレクトしたアイテムたちです。
4-1. ノベルティ紹介
タンブラー
![](https://assets.st-note.com/img/1664351934561-KIeOAn6ye3.jpg?width=1200)
ノベルティセレクト時に欲しいという声が多かった保温タンブラーです。リモートワークでは、リフレッシュのために飲み物を飲む方も多いと思います。日常的に使いやすいように大きすぎない350mmをセレクト。
デザインもすっきりした1色刷りで作成しました!
ガジェットポーチ
![](https://assets.st-note.com/img/1664352018654-iVQvH4UTOC.jpg?width=1200)
充電コードやアダプターなどをひとまとめにして、移動を手軽にしてくれるガジェットポーチを制作しました。こちらはシンプルなRevCommロゴをあしらって普段使いしやすいデザインにしました。
マスク
![](https://assets.st-note.com/img/1664352056329-45bE3iTYlq.jpg?width=1200)
本来はオフラインで開催予定だったため、イベントで着用できるマスクを作成していました。 残念ながらオンライン開催となり当日は出番がありませんでしたが、近年ならではのノベルティなので記念になったのではないでしょうか。
トートバッグ
![](https://assets.st-note.com/img/1664352097270-wHIPLynwi7.jpg?width=1200)
デザインできる面積が一番大きかったのでロゴ単体ではなく、モチーフで遊んだビジュアルを採用しました。 13インチのノートPCがピッタリ入るサイズで、仕事用カバンのサブバッグとしても便利です。
エナジードリンク
![](https://assets.st-note.com/img/1664352150257-RGQvnuoE00.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664352161420-iHaunpSe1A.png?width=1200)
天然由来成分を主に使用したエナジードリンク28 BLACKです。味は3種類で、ランダムで2本配布されました。実は3種類の味に対して単なる色違いではなく、それぞれデザインしています。組み合わせデザインで一番遊べたのはこのドリンクでした。 「ガッツリエナジーチャージ!」ではなく、「身体にやさしいエナジーチャージ」なのがポイントです。
挑(いど)ミント
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テレワークのお供として人気のミントタブレット。RevCommでは「今年の漢字」として「挑(いどみ)」を定めました。 今日は攻めるぞ!という時に「挑み」のスイッチになればと思い制作しました。
リファラル紹介カード
![](https://assets.st-note.com/img/1664352239666-ebH9Cf3nqN.jpg?width=1200)
HR採用担当メンバーの提案でノベルティBOXに追加されたアイテムです。
リファラル採用時に、「あなたと働きたい!」という特別な気持ちを表すカードを渡したいという依頼で、ささやかな招待状として制作しました。
5. イベントを盛り上げた+aのデザイン
ビジュアルを統一してイベントに一体感をもたせるため、ノベルティだけでなく、スライドやバーチャル背景もデザインしました。
スライドテンプレートデザイン
![](https://assets.st-note.com/img/1664352298965-kEZ8PTjr5Z.png?width=1200)
コンテンツ作成チームがイベント用スライドを準備しやすいようにテンプレートを制作しました。どのコンテンツも専用のスライドを活用してもらったことで、イベントに一体感が出せたと思います!
バーチャル背景デザイン
![](https://assets.st-note.com/img/1664352363750-zdpJuDxFES.png?width=1200)
Biz、Corp、Tech部門それぞれのカラーで背景を制作しました。
様々な部署がと交流すると、よりカラフルに画面が盛り上がる仕組みです。
6. ノベルティお披露目!「開封の儀」
イベント第2部お楽しみコンテンツのはじめに、司会の合図とともに全社一斉にノベルティを開封する「開封の儀」が行われました!
「開封の儀」では、デザインを担当した私から、デザインのコンセプトや、セレクトしたノベルティについて語りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664352416528-BtjjNEJkaj.png?width=1200)
6-1. みんなの反応
当日の反応
開封の儀でコンセプトを語る最中、Zoomのチャットに絶え間なく感想をもらいました! 「素敵」「プロフェッショナル」「早く使いたい!」など、あたたかいコメントばかりで大変うれしかったです…!😭
交流コンテンツではノベルティタンブラーで乾杯をしてくれるメンバーも!
イベント後日
イベントが終わった後も、「実際にノベルティを使ってます!」とSlackで報告してくれた人もいます!
バッグのほかにも、「タンブラーはほとんど毎日使ってる🥤」などうれしい報告が続きます✨
![](https://assets.st-note.com/img/1664352470468-OH59oCv4U9.png?width=1200)
その後「ウェルカムBOX」にもお裾分け
RevCommでは入社時に「ウェルカムBOX」を新入社員に渡しています。
そのBOXにイベントノベルティをお裾分けしたものが、かなり豪華!と話題になりました。
Salesチームメンバーのツイートにより、社外からもリアクションをいただきました!
RevComm入社時に貰えるウェルカムボックスの中身が素敵すぎた。
— 川口 達也 | RevComm(MiiTel)/エンタープライズセールス (@kawaguchi_sales) September 1, 2022
組織が大きくなってもRevCommが好きなメンバーが集まっているので、こういったところに愛を感じますね。
会社が成長したときにこのグッズがプレミアつかないかなとか考えてたら、まだ袋から出せないでいる。 pic.twitter.com/MKyu0ZA7Re
7. 感想
初参加のRevCommオフサイトミーティングでしたが、実際にイベント当日を迎え、ロゴやノベルティをみんなに受け入れてもらう様子を見られたのは嬉しい経験になりました!コンセプトに込めた思いも共有することができたと思います。
しかし、今回最も成果を実感したのは
イベントが終わってもノベルティを通してコミュニケーションが生まれたことでした!イベントは終わってしまいましたが、普段の勤務中、ノベルティが目に入った時に「REBUILDING」の気持ちを思い出してもらえると嬉しいです。
そして、制作はデザインチームのみでなく、さまざまな部署から集まったプロジェクトメンバー全員の協力があって完成したと思っています。部署を超えての制作は、インハウスでデザインすることの魅力の一つだと感じました。
今回のイベントデザインを通じて、RevCommの魅力を「REBUILDING」できたのではないかと思います!
最後に、RevCommでは、一緒に世の中の仕組みづくりをしていく素敵な仲間を募集しています!
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