星に思いをはせつつ・・

台風15号の被害が大きかった地域の方々、
いまだ復旧が遅れている地域に住む方に
こころからお見舞い申し上げます。
しずかな日常が、少しでもはやく戻ってきますように。

星読み好きな私は、星に思いをはせます。

天空ではいま、地球からとても離れたところにある海王星が
魚座というサインに入っています。

海王星は動きの遅い惑星で、1998年から2011年までは
一つ前のサインである、みずがめ座にありました。
魚座に入ったのは2012年の3月。
2025年まで、海王星は魚座時代です。

12星座には「支配星（または副支配星）」があるのですが、
魚座の支配星は、海王星。
前回、海王星が支配星の魚座にいたのは1848年～1863年。
公転周期である165年をかけて、
ホームグラウンドである魚座に帰ってきたという事になります。

支配星がそのサインのもとにやってきたときは、
世界にその星のもつ力が、最大限に発揮されるといわれています。
海王星のちからを象徴するものは
「液体・芸術・神秘感覚」
「ダンス・映像芸術」
「あいまいなもの・薬物中毒・麻薬・トランス状態」
「詐欺・幻惑・幻想・不注意」
など。

オレオレ詐欺などの被害が明るみに出てきたのも、
ここ数年のことですが、
こうした善意と悪意のあいまいさからくる詐欺事件は
海王星的だな・・と個人的には思います。
ほかには、覚せい剤の取り締まりが厳しくなったりして、
「海王星的な要素」が明るみに出てきたのは、ここ数年かも？

ただ、悪いところばかりじゃなく
海王星を支配星に持つ魚座は
「浄化」や「慈悲」なども象徴の要素に持つ優しいサイン。
「あらゆる境界線を超えていく」
所があるので、権力者の権限が取り払われたり、
障害を持つひとへの偏見をなくす運動が強まったり、
LGBT運動をはじめとする男女の性差別の改善も、
この時代に、かなり進むのでは。
（165年前の日本は、ペリーが来航していた頃で
鎖国による「海外への境界線」が変わろうとしていました。）

そして、海王星と同時に思い出すのが
今年の3月に牡羊座から牡牛座に移動した「天王星」です。

天王星は、みずがめ座を支配する星で
「独立」「変革」「個人の解放」（他にもたくさんあります）
などが象徴の要素にあり、
この星が移動する事によって、これまでの価値観が
新たに変わっていきます。

まえに天王星が移動したのは、2011年の3月12日。
東日本大震災の翌日でした。

その時のサインは「スピード感が命」の牡羊座。
今年移動したサインは「じっくりゆっくり」の牡牛座。
一歩一歩、確実に・・という大地の元素のなかでも
頑固な価値観と、本物の美意識を持つサインです。
表向きだけの美しさでなく、真の美だけを残す頑固さもあります。
これからの変容は、そうした牡牛座の要素も反映されるはず。

また、海王星がいるサインは、さっきお話しした魚座。
支配星にいる星は、力が色濃く出ると考えると、
自然災害のなかでも、ここ数年
ゲリラ豪雨や水害が多いのは、
「海王星・うお座時代」ならではかも・・。

ただ、さっきも書いたように
魚座は「浄化の作用」も持っている優しいサイン。
「この世にある、良いことも悪いことも
丸ごと受け入れる。」
「カオスの世界もむしろ平気」
なところがあり、そこがほかの星座にない底力といえます。
一時的に膿が出ている時期ですが、
一歩一歩変わっていくといいな、と。

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ほかにも、星は一つや二つで構成されておらず
いま、やぎ座にいる「冥王星」（支配星はさそり座）と
「土星」（支配星は今まさに滞在している山羊座）などのほか、
火星や水星、金星なども入れると、
豊かな事から要注意な事まで、色々読み取れますが、
どの星の組み合わせにも長所と短所はあるので、
世の中の影響に振り回されないためにも、
今はどんな時代なのか、知っておくって大事！と思います。

とはいえ、やみくもに怖がらせるような情報には
警戒心を忘れない、という事も大切。

星に思いをはせながら、千葉の皆さんのこころが
少しでも早く安心を取り戻してほしいと願っています。