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弾丸旅行で稚内制覇の旅

2023年9月16日(土)朝5時


レバニラは起床してシャワーを浴び、6時前に家を出た。
フェリー乗り場で手続きをして北海道函館へ。行きは比較的凪ていたので昨夜届いた葬送のフリーレン11巻を読みながら出航。続いてSwitchを取り出し、首にYogiboのネックピローを装着してヴァンパイアハンターをやるが、寝落ち。
だが、イス席に座り居眠りすると体が傾いて目を覚ますという感じ。
近くに座っている母娘の母が60歳くらいで娘がショートヘアでマスクつけており、中学生なのか40歳手前なのか年齢不詳な感じでモヤモヤ。
函館につき、フェリーを降りて今回の旅のお供である先輩と合流し出発!
朝は七飯町「こなひき小屋」へ。

パンの良い香りがとても良かった。パンも安くてとてもヨシ。近所にあったら毎週日曜日はここのパン食いてぇなレベルでした。
そしてひたすら移動。途中でガソリン詰めるために白老町で高速おりたりした。
輪厚PAで豚丼を食べて朝の残りのベーコンエピ食べたらお腹が下るも砂川SAまで我慢できた!


道央道終点の士別につく間、風景が田舎過ぎて寝落ちしかける。
士別から名寄、風連と進む。橋を渡る度に「天塩川」と書いてて、何回天塩川を渡ったのか分からなくなる。天塩川に追われている!
音威子府村という辺境の道の駅でトイレ休憩。

「生そばあるよ」の文字に心踊ったが、閉店してた。開店している時間に移動したほうがいいね…フライ竿をもった釣り人が複数おり、天塩川で釣りするみたい。楽しそう。
そして天塩川沿いの山道を走ってると、いよいよ日が沈み風景が何も見えなくなる。風景見える時間に移動すべき。
途中で夕焼け空の向こうに利尻富士っぽいのが見えて、あまりの大きさにビックリした。稚内にいくなら夕日が見える時間に行くべき。
道中、「鹿注意」の看板がめちゃくちゃ多く、挙げ句の果てに道路にまで書かれてて「そんなに遭遇しないよな」とか言ってたらカーブ抜けたとこで右から鹿が一頭飛び出してきてマジビックリ。


20時、ようやく稚内に到着し、ホテルにチェックインした。エアコンがなく、扇風機がおいてある部屋設備にビックリしながらも飯を食べに南稚内へ。
ところが、どこの店も予約満員で入れず。いろは○ほへとという店に入ってみたら「ここ牛角の会社が経営してるチェーン店だよ」と悲しい事実を先輩に突きつけられたが、この店は初めて入る店だし、20時から飲みに出かけるほうが悪いと言うことでチェーン店飲み決定。
大して客もいないのに店員は忙しそうで、調理服を着た人まで配膳にきてたが、何を調理すればそんなに汚れるのかってくらい汚かったし、デブだし、汗臭いという悲しい感じだった。
食い物はうまかったし、料金も1人6000円くらい、ちょっと高いかな?
せっかくだからスナックも一軒行こうということでウロウロウロウロして、もう使われていないエスカレーターのつく先が壁なビルを見つけたりしつつ、とあるスナックへ。


飲み放題3300円、女の子の飲み物1杯1000円だったかな?楽しく会話しながら飲んでも一万円くらいでした。
稚内は方言が青森と似ていて、いつもの調子で喋っても普通に通じました。稚内の言葉も普通に理解できた!稚内にはボウリング場がなく、パチンコ、カラオケ、ゲーセンくらいしか楽しみがないため、みんな朝まで飲むのが普通だそうです。こわっ…
外に出るとたくさん歩いていた人はサッパリいなくなり、タクシーが行列をなしてました。
稚内は夜になると山上にライトアップされた緑色の棒がめっちゃ目につきます。ググったら展望台みたいです。

9/17(日)朝8時


ホテルを出発して宗谷岬へ!
道路沿いは遠浅になってて、風もなく凪ていたので鏡みたいになってました、ウユニ塩湖みたい。


宗谷岬はゴチャゴチャしてなくて過ごしやすい感じでした。サハリンは霧のせいで見えなかったけど、天気はいいので気持ちよかった!そんなに寒くもなかった。


昨夜、スナックのねえちゃんに「海にはいったら寒いですからね!」といわれた理由がなんとなく分かった。せっかくのオホーツク海だから海水に触ってみたいと思っていた。触らなかったけど。
宗谷岬から山上へ、丘陵地帯は丘が牧草地、ところどころにある谷がそのまま残っていて地球のパワーすげぇなって思った。


白い道の看板を見落としたせいで、宗谷岬をもう一周した。白い道は確かに真っ白で、海にまっすぐ伸びる白い道、利尻富士とのコントラストなどがめっちゃ映えスポットだった!


稚内市内へ戻り、副港市場へ。冷凍冷蔵ものは買えないけど、姫ホッケというものがおいしいとスナックのねえちゃんが言ってたので探してみたけどなかった。残念…
タコシャブはセットがあったけど4000円とかするので断念。
ホッケの一夜干しとか買って家に送れば良かったかなぁとちょっと後悔。もし姫ホッケあったら買ってたね。
とりあえず観光パンフレットに載ってた飲むヨーグルト買ってみた。牛乳感強くておいしい!お腹下り気味だったのでヨーグルトはうれしい。


そしてオロロンロードへ。砂浜、風車、真っ直ぐな道。意識を保つのが辛かった…
途中、車を停めて砂浜の流木に座り語り合っている老夫婦がいた。ここまで10何時間もかけて一緒にきているのに、今さら語り合うことなんて何かあるんかいな。わたしと先輩はもう特に語り合うこともなくなっていたので見えるものを話題にするしかないぞ。
道中、道の駅天塩に寄る。

昨夜からずっと追いかけられた天塩川が、ようやく海に繋がった。道の駅ではヒラメ漬け丼を推してて食べたかったけど甘エビ丼のために我慢…
少しのおみやげとコーヒーを買う。狭い店は大混雑なのにレジ並び順路が不明なためカオスだった。


「いも」と書かれたシャツをきた中年おやじがいたけど、あれは七飯町の道の駅にあるところに売っているらしい。
途中、オロロン鳥のモニュメントがあった。想像よりもでかくてビビった。稚内側は駐車場あるのでゆっくり撮影できるけど、留萌側は駐車場がないので注意。


羽幌町で甘エビ丼を食べる。Mサイズを食べたけど、飽きないギリギリラインの量で、ネットリした甘エビを味わうことができました。


イキってわさびを散らしたらめっちゃ辛くて、慌てて回収しました。ほんと辛いので注意。
味噌汁に甘エビ入ってたけど煮るとボロボロになるんだね、だからあまりないのかなと思った。味噌はチューチューしても苦かったな。
そして小平町に入るまえ、事件が起きた…
登り坂で先輩が「アクセル踏んでも加速しない」
という。なんかギアがうまく変わっていないような感じ?キックダウンするとエンジンは甲高い音を出してスピードダウンしていく。
道の駅小平に止まり休憩、ボンネットを開けて異常を探そうとしてエンジンかけようとしたらかからない!!!


アクセル踏みながらセル回してもらったらかかったので、すぐに車屋へ行こうと相談。ナビに入力して留萌を目指す。だが、どうもアクセル踏んだら吸気系が苦しそうな音…挙げ句の果てにカラカラ音…
そして小平町の市街地に入ると、先輩が「あっ、もうダメかも…」と言った。
郵便局前で各種警告灯がついてエンスト、小平町役場の前で立ち往生してしまった。たまたまバス停のくぼみがあったので避難、絶望に包まれる2人…


先輩の17万キロ走った軽は死亡したのだ…不安だったからオイル交換だけはしてもらったのに…
JAFは入っていないということなのでなし、保険の証書をそもそもつんでないという意味分からん状態だったが保険屋に電話して保険のロードサービスへ電話することができた。ロードサービス特約がついていたのである!
函館までレッカーするけど修理屋が休みのため一時預かり、レッカーがくるときにレンタカーを持ってきてくれる、などなどの手続きを電話でしてた。
わたしもホテルへ連絡、何時チェックインできるか分からないと言ったら24時で受付終わるので間に合わない場合はまた連絡を…となった。
町中だったのでスマホの電波あったし、コンビニも近くにあったのでなんとかなった。
その後二時間ほどかかったがレッカー到着!近くの空き地にレッカー車が止まったら、その土地の土がフカフカでレッカー車がスタック!!!まさかの二次災害!!!とりまレンタカーを下ろして我々に引き渡し、「何とかなりますよ、ダメなら仲間よびますから」と言うレッカー屋さんを残し、我々は札幌へと向かった…なぜイキって空き地にとめたし…
砂川SAで休憩したぐらいで札幌への道を急ぐ。チェックインは20時にできた。余裕やんけ。
目を付けてた居酒屋を何軒か回るも、全てダメ。すすきのはめちゃくちゃ人が出歩いてる。
銀だこ酒場にいったら、ただのイートインコーナー。たこ焼き食ってビール飲んで退店。
結局大きな居酒屋に行ったら、そこも牛角のグループ会社だった!二日連続同じ系列のチェーン店居酒屋とは!!!注文タブレットのUIが同じなんだよな!!!
ひと通り腹ごしらえして、バニーガールの店へ。二時間たっぷり楽しんだ後、オススメされたラーメン屋に行ったら行列、しかも結構雨が降ってきた。
ラーメン横丁行ったら人が少なくすぐ店内に入れそうなところがあったのでそこへ。味噌ラーメン食べたけど激ウマだった。


そんなこんなですすきのの夜は更けていった…

9月18日(月)


大浴場のあるホテルだったがイマイチ気分が乗らないため部屋のシャワーを浴びて出発。
先輩が宴って書かれたリストバンドシールが部屋にあったと申告。宴って昨日ウロウロしてるときにあったな…夢遊病で行ったんじゃない?と茶化す。ほんとに夢遊病で行ったんじゃないかと思うくらい調子悪そうだった。
朝食は二条市場でかに丼!

レンタカーのナビが遠回りしたり小さい道を優先するせいで四苦八苦しながらも、激ウマかに丼にありつけた。
先輩が北海道神宮にお参りしたいということで、北海道神宮へ。

無事に帰れるように神頼みをしたのであった。これからは旅へ出るときはお参りしてから行こうと思った。趣味の交通安全の御守りと縁結びの御守りをもらえて大満足!
道の駅千歳に行ったら駐車場に入れないくらい大混雑!臨時駐車場の看板があったので渋滞を抜けてそちらへ。そっちはサクッと駐車できた。
「インディアン水車祭り」という謎の看板…全日本水車協会のイベントかなんかやってるのかな?と思ったら、千歳川を遡上してきた鮭を捕獲する水車だった。めっちゃ鮭を捕獲してた。


橋の上から下を見ると遡上してウロウロする鮭が見えてテンション爆上がり。
道の駅千歳はサーモンパークという施設があって、そこではインディアン水車祭りで出店やら出し物のイベントをやってた。とりあえずはサーモンパーク内へ。
デカい水槽にたくさんの鮭。普段我々が釣ってるヤマメやイワナ、アメマスが泳いでいてテンション爆上がり!


そして千歳川の側面から川の内部を見れる窓がすごかった、遡上する鮭を真横から見れて大興奮。これで800円は安すぎる。


インディアン水車祭りでは鮭汁が400円で売ってたのでチケット買ってみたら配膳のおばちゃんたちがチケット持った人を取り合う勢いで鮭汁と交換してくれた。素晴らしい接客!


鮭汁といえば塩締めした鮭がしょっぱいのかなってイメージだったけど、生の鮭を使ってるのかしょっぱくなく、鮭の味がいきてておいしかった。
次にノーザンホースパークへ。とにかく敷地内が広いので歩きやすい服装とタオルと水分必須ですね。
まずはディープインパクトゲート。謎のモニュメントに困惑。


馬房があちこちにあって回ってみたらディープインパクトの母ウインドインハーヘア。

この前まで現役だったブラストワンピース、ラーゴム。種牡馬引退したキンシャサノキセキなどなど、有名な馬も多くいてテンションあがった!


乗馬体験や馬車体験があったりポニーがたくさんいた。
黄金色の馬のモニュメントがあって、近づいてみたらフサイチペガサスって書いてた。こりゃまた古い馬やな…


最後にレストランでハンバーグとピザを注文、とてもおいしかった。


他にも売店、カフェもあって、おしゃれ。
家族連れが多くいて、競馬をしらなくてもファミリーでこれるし、弁当持ってくればお金もかからないし、ファミリーレジャーにいいなって思いました。
次は道の駅ウトナイ湖。
ウマ娘のホッコータルマエいないかなと思ったけどいなかった。


ここはシマエナガグッズを日本一揃えていて、ハンドメイド作品もあるという素晴らしい道の駅だった…


ソフトクリーム食べながら湖面へ。何もなかった。


その後は函館へ向けて爆走。
途中、寝落ちして夢見てたら先輩に「ここから9時間かかるのかなぁ」とか話しかけられて、夢の続きだと思って「いやいや、ワラジムシの殻を数えるからそうなるんですよ!数えちゃだめ!」という謎の返事をしたせいで盛り上がった。
眠すぎるのでPAでZONEを買ってみたら小さいサイズだったのでカフェイン不足!飲んでも30分で眠たくなった…
そして無事に函館に到着。もうノーザンホースパークを歩き回ったせいで体力の限界を感じ、コンビニで酒とお菓子を買ってホテルへ。先輩は自宅へ。
チェックインするときに隣のジジイがフロントの女の子にめっちゃ絡みながらチェックインしてる。老害やんけ。
部屋に荷物を置いて大浴場へ。貸切状態でサッパリ!
エレベーター降りると履き物を脱いで大浴場に行くんだけど、履き物脱がないで強行突破する老夫婦がいた。老害やんけ。
部屋にもどりビール飲むもぬるい。冷蔵庫のスイッチが別にあることに気がついた…
それもあり、体力の限界もあり、全然酒が進まないまま寝落ちしてしまう。

9月19日(火)

朝5時半起床し、ニュースを見ながら考える。
フェリーは夕方の便を予約しているが、どうも昼くらいから天気が荒れるらしい。そんな中、大量のお土産を持って函館市内を移動するのダルいな…スープカレー食べたいけど…やっぱり朝帰るか…
チケットの予約を変更できるかフェリー会社に問い合わせしたところ、5時55分という早朝にも関わらず丁寧に教えてくれた。窓口で変更できるみたい。
安心してホテルの朝飯を食べにいく。いくらやウニはない、いつものホテルのバイキング朝食。ウマス。
荷物を整理してチェックアウト、バスでフェリー乗り場へ。変更の手続きをして、売店でスープカレーを買う!スープカレーは家で食うわ!
帰りのフェリーは車がかなり乗ってて、しかも団体旅行客もたくさんいて、激混み。でもいつものイス席を取れたので、ネックピロー巻いてすぐ寝ました。
暑くて汗だくで目が覚めたら、窓の向こう側で雷が海上に落ちまくってた。遠いから音は聞こえなかったけど、かなりの頻度でピカピカ光ってた。


と余裕かましてたらこっちも段々雨が強くなってドカンと近くに落ちた音もした。
ヤバいなぁと思いながら暑いからパルムを自販機で買って食べてから、もう一眠り。
フェリーは到着してもすぐには下船できないので余裕の待機してから最後尾で下船。
ちょっと雨降ってるくらいで助かりました。
無事に帰宅し、稚内制覇の旅は終わりを告げました…
次は道東制覇を目標にしましょう!!!

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