Aladdin1回目の感想を綴ります
次回鑑賞用のメモ書きとしてまた残します
※筆者は鑑賞前に劇団四季版のCDだけ30周くらいしてます、特定の曲に関しては50-100回くらい聴いてます
オーバーチュア
左上にスピーカーがあったせいでかなり爆音だった。それしか覚えてない
アラビアン・ナイト
CDで何回も聴いたものが生で聴ける感動とわくわくでいきなり涙した
ランプの代わりに浅草の提灯出てきた。
一同にして歌い始めるところがやっぱりすごい好き
出てきたジーニーがCDより高い声が控えめであった(これは舞台を通してずっとそうで、いい面もいまいちな面もあった)
逃げ足なら負けない
アラジンの顔立ちがすごい好きだった
アラジンの声に関しても少し低め、きりっとした好青年な印象がCDより強かった、芯がある感じ
CDだけ聞いたときの「お逃げ〜〜!」が全くわからなかったが女の人がお盆で庇ってた
女の人達がなんやかんや上手く逃がしてたのが個人的には面白かった
「でーもーいい男だわ〜」のところ、後ろからしっかり抱きつかれて絞められててアラジンの街中での立ち位置がちょっと垣間見えた
逃げ足なら負けない(リプライズ)、自慢の息子
今回のアラジンはこういう曲がすごい似合うタイプでした
殺す価値もない、は自分で言ったにしてもかなりショック受けてたんだろうなってのが一連の流れで分かって、この曲の配置の理由が少しわかった
壁の向こうへ
最初の方、かなりアドリブみが強かった、ここに関しては王子たちに対して大呆れしている感触が伝わってきて良かった
ジャスミン、i母音とe母音がすごいほっぺの辺りにあるような、よく言えば特徴的でユニークな、裏を返せばちょっとトリッキーな声
王女っぽい声ではなかったが、王女の育ちっぽい声でもなかったのはちょっと難しいところだなと思った
しきたりに潰されて爆発しそうな感情はよく伝わってきた
バブカックオマールアラジンカシーム
今回、CDより圧倒的に面白いと思った曲①
歌だけでなく、踊りがある、その場による声色や立ち位置の揺れがあることがこの曲の面白さを引き出しているなぁと
CDだけでは元気な、ただ少し単調な歌だったが、それが舞台で一気に化けてた
途中の雰囲気が変わるところはジャスミンの登場シーンだったんですね(事前に予測できそうだったからこそ分かった時ハッとしたし一突き入れられた気分、予習段階で分かったらそれもそれで楽しかっただろうな)
行こうよ どこまでも
ジャスミンが逃げ出してきた、というシーンが重なることで歌詞に初めて味が出た
歌の前に直接的には言わないが不満が溜まっているところ、そこを聴いてからのデュエットは感動が一味違った
僕を信じて、でアホールニューワールドすぐ繋がって、ハッッッッッってなった
ダイヤの原石
今回、CDより圧倒的に面白いと思った曲②
そして、「消毒」の歌詞はジャファーが歌ってた、こっちの方が自然でいいな
ジャファーのバスがすごい効いてる
助ける部分で弱そうな「叔父」を演じてただけあってかなりギャップが面白い、声が多彩な印象
ジャスミンの話をするときの変容ぶりはやっぱり顔と身体の芸があってこそ十分に発揮されるなと
曲とは関係ないが悪党笑いガチでおもしろい
理想の相棒、1幕フィナーレ
ワワ-ワ-の部分、最初のレがちょっと思ったような迫力が出ない(後ろの演奏にかき消される)
全体的に高い音が控えめになっていたが、その分感じられたのはどこか芯の通っているジーニー、ただ楽しいだけじゃないという印象
イ短調に転調するところ、これは正直CDの方が好き
美女と野獣の歌い方がちょっとおちゃらけてるのに対しリトルマーメイドはかなりドスの効いた声で歌ってた、これはCDと全く逆でこれはこれで楽しい
ダンスシーン超派手
歌とは関係ないがジーニーの登場シーンのアラジンとの掛け合いが楽しすぎる
プリンスアリー
突然の開始
ジャファーとの話を挟む部分はCDにはなかったので驚いた
カシーム、意外と声が低くない(後のプリンスアリーのリプライズと比べて威厳が中途半端なので、元々の身分から無理やり頑張ってる感があって好き)
サァァァァァ~~~サアァアァアァ~のところがカシームだったのは事前にわからなかった、ダメだこりゃのセリフも初めて見て納得
さぁ道を〜開けて〜ほ、し、い〜のところはもっと明るいノリが欲しかった(CDの聴きすぎかもしれないがイ短調の部分のメロディーを楽しみにしてた分ちょっとあれって感じだった)
ジーニーが楽しそうで何より?
とにかく豪華絢爛
ア ホール ニュー ワールド
「僕を信じて」の伏線回収があったのは知っていたが、「今なんて言ったの?」のセリフまでが全て伏線として繋がっていたとは…ここ一番分かってしっくり来て泣きました
じゅうたん、自在すぎてすごい
星を背景にアラジンとジャスミンが飛んでいる姿、まさに見たかった美しい光景が目の前にある感じで感動して泣きました
見とれて歌が聴けなかったが、ジャスミンの謎母音ボイスは多分健在だった(キャラ作りなのか発声に関連する事項なのかは結局最後までわからなかった)
危険な冒険
この曲に関してはかなり言いたいことがあって、3人が声を重ねるところのバブカックのトップは、恐らく雰囲気作りの為か少し適当な、ボケ系の人が発する声になっているのだが、純粋に綺麗な和音の重なりを聞きたかったというのが本音である
バブカックはhiHをしっかり良いテナーボイスで力強く出していたので(めっちゃ伸ばしてて面白かった)、その雰囲気で和音を重ねて欲しかった
逆にいえばそこのバブカックのテナーボイスが素晴らしすぎて全部持ってかれた
ストーリーと歌詞のマッチ度や半分茶番感のある戦闘はかなり見どころだった
一人じゃないさ
ジーニーとアラジンの掛け合いのダンスと演出あってこその味が生まれる歌だった、CDだけだと少し単調だったが、見事に歌と舞台がマッチして、一層のワクワク感があった
なんと言ってもこのふたりがルンルンしながら歌っている所を観るだけで正直楽しい
「これは?」という謎セリフの正体が分かって良かった
自慢の息子(リプライズ)
歌としては普通に良かった、アラジンの哀愁感と役者がよくマッチしていた
ストーリーに入り込んでいてあんまり覚えていない
プリンスアリー(王のリプライズ)
今回、CDより圧倒的に面白いと思った曲③
王の威厳が圧倒的すぎる、しっかり張られたボイスからは娘想いなだけでなくしっかりとした王としての権力とリーダーシップが感じられた、迫力のある1曲
プリンスアリー(ジャファーのリプライズ)
今回、CDより圧倒的に面白いと思った曲④
こちらもジャファーの圧倒的悪役感、少しはっきりしない、いい感じの悪者ボイスに迫力が十分にのった1曲、メリハリが特にすごい
2幕フィナーレ
ジーニーがちゃんとアロハシャツを着て現れるのがめちゃくちゃ面白かった
感動してて歌自体はよく覚えてない
まとめ
総じて最高でした、オペラ座くらい好き
今までのミュージカルの系統とは少し違ったが、このタイプは結構合うかも、ストーリーも非常に明快なので苦労しない
全体的に目からの情報量が圧倒的なので、見る部分が多すぎて見切れない
アドリブが多く許されている印象な為、行く度にガラッと雰囲気の変わったジーニーが見られるはず
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