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永遠に封じ込められた愛❸ ロイクラトンと王の帰還
記者にだけ見えた現代のシェイクスピア劇
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人々の祈り
ソイカウボーイの黒猫より
バンコクは乾季に入り、気温は28度。アソークのターミナル21 には
少し早いクリスマスツリー🎄が飾られた。
この先、車の奔流の様な交差点を渡ると、ボクの住むソイカウボーイがある。
白と虎の痩せた牡猫。
今はもう観光客が来なくなって10カ月が経つ。通りの店の3分の2が閉まっているので、今はスージーウォンの入り口がアタシの居場所。
いつもは同い年のクロネコと一緒だけど、最近、どこに行ったのか、行方不明。
クロはスージーウォンの踊り子に特別に可愛がられ、よく面倒を見てもらって幸せそうだった。
ここで働く7割の娘はイサーンからの出稼ぎ。
イサーンの中で、スリンとウボンラチャタニーは「黒魔術」が盛ん。その黒魔術師が術の威力が高まるという理由でクロネコを飼う。
それでクロは特別に愛されていたのだ。その娘がお店で働けなくなるまでは。
母親はこいつ。
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ここは南限で 西の限界。
アソークの巨大な交差点で猫は渡れない。
渡れば事故か、生きて、帰っては来れない!
隔絶されている。
それで彼女たちの母親であることがわかった。
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クロ猫は被写体には向かない。
いい写真は撮れない。
それでアラブ人街に行ってみた。ここの街の荒廃ぶりは凄まじい。
パクソイからすぐにゴミ置き場になっていた。悲しい姿。
でも、ここにも頑張る人がいた。
彼はケバブ屋さん🥙
そのショットがこれ。
今のバンコクで生き抜くのは大変なのだ。ネコを除いて🐱
ネコたちは優しいタイ人みんなから餌を貰えるので幸せ。
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ここに写っているのは、コロナ禍でバンコクに取り残され、アラビ世界から隔絶されたところで頑張って生き残ろうとする人の姿だった。
パタヤ編では、インド人がアベニューにインド人のための「Nana Plaza」を夢見た計画を書いた。
そのアベニューの入り口でくつろぐクロ猫。彼も幸せそうだった。
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パタヤの人々は苦境に陥っている。
外国人観光客を呼び込もうというプーケットモデルが頓挫。島民の反対派の意見で、広州から渡航した145人はバンコクで14日の検疫期間を過ごす。
プーケットには行けない。
それで今日、11月2日、プラユット首相が同島を訪れ地元の反対者を説得する。
パタヤ市長を始め観光産業で生きる人たちは、パタヤモデルを計画しており、プーケットが成功しないなら、パタヤでという熱い思いがある。
隔絶された世界で生きる人々。
パタヤのホテル、レストラン、リゾート施設はこの状況が3-6カ月続けば、壊滅するという。
撤退せざるを得なくなった日本の百貨店。
苦しみはどこまで、、。
隔絶されて生きる人々
ロイクラトン
日本の精霊流しとの関係
パタヤの人々は苦境に陥っている。
外国人観光客を呼び込もうというプーケットモデルが頓挫。島民の反対派の意見で、広州から渡航した145人はバンコクで14日の検疫期間を過ごす。
プーケットには行けない。
それで今日、11月2日、プラユット首相が同島を訪れ地元の反対者を説得する。
パタヤ市長を始め観光産業で生きる人たちは、パタヤモデルを計画しており、プーケットが成功しないなら、パタヤでという熱い思いがある。
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ロイクラトンは、川の水位が最も上がる陰暦の12月、現在の新暦の11月の満月の夜に催される。
バンコクではチャオプラヤ河、ルンピニー公園、ベンチャシリ公園でクラトン(灯籠)が流される。
ここに集まるには、恋人たち。
一人身の人には寂しい日である。
もとは水の女神ナーガ神に豊穣への感謝を捧げ、一年の悪事を流し去る日だった。
バナナの葉で作った小舟クラトンを池や川に浮かべる伝統行事である。
いわゆる灯籠流し、精霊流しといわれるものである。
ロイクラトンでは、川の女神プラ・メー・コンカーに対して、その年の米の収穫に感謝の祈りを捧げるとともに、自らの罪の汚れを水に流す。
ロイクラトンは、タイ全土で同日開催されるものの、現在、さまざまな催しが組み合わされ、各地域で特色のある祭りが繰り広げられている。
ロイクラトンの発祥地スコータイでは、歴史公園を舞台としたスコータイ王朝に関する光と音のミュージカルが有名。
また、チェンマイでは、イーペンと言われ、夜から翌朝にかけて、チェンマイ空港発着の飛行機が規制されるほどの無数の熱気球コムローイが夜空に放たれる。
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タイ国王がChannel4に答えて、
「すべての人を同様に愛している」
首都バンコクの王宮に隣接するワット・プラケオ(エメラルド寺院)で仏教行事が行われた後、国王はスティダ王妃とともに、王宮前に集まった王室支持者の歓迎に応えた。
チャンネル4の記者から、王室改革を求めるデモ隊にどんな言葉を掛けるかと問われた国王は、一度は「ノーコメント」と述べた。
しかし記者に「ノーコメントですか」と再び問いかけられると、
「全ての人を同様に愛している」と英語で3回繰り返した。
さらに「譲歩の余地」について尋ねられると、「タイは妥協の国だ」と語った。国王が外国メディアの取材に肉声で答えるのは極めて異例の出来事だった。
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王は帰って来た。
人々のもとに
わたしは500年の時を超えてこの街にたどり着いたのだった。わたしが誰かわかりました?
熱帯のシェイクスピア劇
観光客が入れないバンコクで隔絶されて生きる貧しきタイの人々。タイ人たちと、日本人街を残そうと奮闘する人々の「心が通い合うまで」を描いた真実のドキュメンタリー。
彼らは生き残れるだろうか?
なぜ、デモがこれほどまでに激化しているのか。
今、タイで起こっている現実を、ニュースでは伝えきれない方法で記録しました。
次章
名前を言ってはいけないあの人?
#タイ #バンコク #旅 #海外旅行 #ロ イクラトン #アジア旅本 #猫 #時間のインスペクター
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