父と音楽と車とキャンギャル(その②)
皆さんこんにちは。2次元の扉を開こうとしたら、「あれ、私2次元に行ってもモテないんじゃね?」という根本的なことに気が付いて冷静になったようちゃんです。3Dでモテないのに(笑)普通に考えたらそうじゃんね。
さて、前回の続きですね。とりあえず、大会の当日、こまつドームの駐車場で待機しているようちゃん。
これが、石川県が誇るドーム球場ですよ。ちなみに大きさが中途半端すぎて野球はできない(笑)ただの屋内展示場と化している素敵な公共施設です(笑)
なんか、雰囲気がピリピリしています。あれ、こんなはずでは・・・・
そして、車をドーム内に搬入。決められた時間に集合して、決められた場所に止めます。
こんな感じに。結構な台数が大会に参加されていました
そして、中では機材(トランクくらいのもの)をもって走り回っているスタッフや、一生懸命自分の車にこもって最終調整している皆さんが・・・・
ようちゃん、この時ようやく気が付く
私(あれ、この大会、キャンギャルいなくね?そして思った以上にマジの大会っぽい・・・)
そう、参加した大会が町内のお祭り程度に思っていた大会が実はプロ集団がオリンピック出場をかけて戦うガチの大会だったくらいの温度差が・・・・
私「うん、車の中でおとなしくしていよう」←開始前から心が折れている
大会中、引きこもりが決定した瞬間でした(笑)
とりあえず、自分の参加したコースは19台、20位以内は確保できたね。せっかくだし、ちょっと周りの車の音楽も聴いてみたいけど
※この大会では車のフロント部分に視聴が可能かどうかを書いてあり、よければ勝手に聞くことができました。ただし、機材は高いものばかりなので注意!しかも、部外者は一切入れない(各店からパスを事前にもらわないとダメ)っていう徹底ぶり
周りの方々は視聴ダメばかりでした…うーん。とりあえず車内でじゃがりこ食おう。
そんなことをしていたら雑誌の取材者の方が登場。じゃがりこ食べているところをめっちゃ見られました(笑)
その後は徹底的に車の中に引きこもり。何となく近くの車の装備を見てみると。
ドラゴンキラー、ドラゴンキラー、ドラゴンキラー、ドラゴンキラー、ドラゴンキラー、ドラゴンキラー、ドラゴンキラー・・・・
オイラは銅の剣
あれ、最強装備ばかりじゃねぇ?少なくてもスピーカーだけで30純潔以上あるんじゃね。トータル80純潔はかたい人ばかりでは・・・・いや、へたすりゃ何台かは100純潔超えていますよね・・・
※1純潔=何もしていないノーマルのカーオーディオ状態
車に引きこもっている最中、何人か自分の車のオーディオを聞きに来てくれた人がいて、ようちゃん、感動で泣きそうでした(笑)
その後、自分の車が審査され、(審査員の方が車内で音を聞いて点数を付けます。)
そして、無事?に大会が終了して表彰式に。我々のカーオーディオのお店からも何人か出場していたのでその方々の雄姿を写真に収めようとめっちゃカメラ構えていました。
そして、自分のエントリーした順位が発表され、2位に同じお店から出場された方が呼び出され、みんなテンションマックス↑(ちなみにようちゃんは全然違う場所にいました。めっちゃ隅っこに丸くなっていました)
これにはようちゃんもテンションダダ上がり↑
きゃっほーいぃ。同じ店から入賞者が出たーーーーー
そして、一位の発表。とりあえず、顔を覚えて後で音楽を聞かせてもらおうとカメラを構えていると…
(店名)さまより、田辺陽一様。おめでとうございます。
人間、あまりにも予想外のことが起きると感情が止まるって本当でしたね。
全身が固まってしまい、状況が理解できません。
とりあえず、前でないと・・・・・
顔ひきつり右手が固まってしまっているようちゃん
吐き気がとまりませんでした。そして頭の中には「なんで?」って言葉が連呼されていました。
いやなんで??
でも、お店のマスターが直前まで音調整をしていただいたので、それがぴったりと審査員の好みに合ったみたいでした。
とりあえず、トロフィーは後日お店に置いてきました
自宅に帰り、父に報告。
私「とりあえず、一位になった」
父「俺からするとまだまだやな。」
父、めっちゃ偉そうでした。
後日、雑誌に載ってようやくテンションが上がったようちゃんでした。
車の横でほほ笑んでいる(ひきつっている)ようちゃん