金沢のお正月
皆様、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございますどころか社会の窓が全開状態で
『あけましてちょっと署までご同行願います。』
と言われそうなようちゃんです。2021年になってもこれは変わらない。そうだよ、昨日から1日しかたっていないんだもの。仕方ないよね。パンツ履かないのも仕方ない。うん、仕方ない。
さて、今日はお正月です。ようちゃんが住んでいる金沢ではちょっと変わった正月飾りがあります。というか、ようちゃんが東京に行くまで変わっているとは思ってもみなかったので、ここに挙げていきたいと思います。
では、お雑煮でも食べながらこのnoteをどうぞっ!!
父「鏡餅飾るからちょっと手伝ってくれ。」
ようちゃん「あいよっ!」
てな感じで田辺家の正月飾り付けが始まりました。主役の鏡餅ですが、うちは
『丸形』
『二段』
『紅白』
です。上2つはまあ、そうかなと思いますが、最後の紅白っていったい何じゃらホイ?と思われる方もいらっしゃると思います。
うん、そのままです。鏡餅が紅白なのですよ。
!?
昔のマガジンばりにびっくりされましたか?金沢ではこれが常識です。新潟の有名メーカーもわざわざ金沢宛に製造しているという徹底ぶり。なんてはためいわくな(笑)
そして、その鏡餅にこってこてに飾り付けをします。ちなみに飾りつけはすべて父がします。いちいちうんちくを語りながらします。
うんちくんだったらどれだけよかったかと思いながらようちゃんは『毎回』この話を聞きます。オウムかっとツッコみたくなるをいつもこらえています(笑)
そしてWガンダムみたいに装飾された鏡餅が完成しました。もう、鏡餅が見えていません(笑)
金沢の正月飾りの由来についてはこちらの方のブログに詳しく乗っています。金沢独自の文化なんですね。
このように、お正月飾りも重要なのですが、この時期忘れていけない金沢のお菓子があります。それが、
『福梅』です。
簡単に言うと梅の花の形をした紅白の最中です。しかし、ただの最中ではありません。
めっちゃ甘いのです!!
あんこで甘いのにあんこを水あめでさらに練って、最中で包み、とどめとばかりに上に粉砂糖などを振りかけています。
オーバーキルもいいところです。砂糖の塊やんけ。
福梅の詳しいことに関してはこちらの方のブログをどうぞっ!場所によって何気に細かく味が違いますよ。お好みの福梅を探すのもいいかもしれません。
そして、この福梅、飾りつけにも使用します。神棚などに紅白のお餅と同じように重ねてお供えするのです。そして正月が終わったらみんなで、
『あめぇ、あめぇ』
と言いながら食すのです(多分うちだけ)
こんな感じで、金沢の正月は過ぎていくのでした。ちなみに金沢の正月なのに金箔は一切出てきません(笑)