転倒の考え方と対策について
皆さんこんにちは~♪最近、仕事に使う小物系を作ってばかりのようちゃんです。なぜか工作ばかりしているのですが・・・本業の方は・・・(笑)
さて、今回は「転倒のとらえ方」についてです。ようちゃんの仕事は「訪問看護リハビリステーション」の理学療法士です。病院とはまた違った考え方かもしれません。また、あくまでようちゃんの考えですので、いろんな考え方があるよな…と思いながら見てくださいね(´・∀・`)ニヤ
さて、まったりこのnoteをどうぞっ!!
Aさん「さて、○○さん、どう対応しようかね」
こんな話からカンファレンスが始まりました。○○さんは自宅で生活されている方なのですが、病気の為転倒がとても多い方なのです。
このような転倒が多い方に対してどうアプローチをしていけばいいか、ということを考えているのです。
さて、ここで「転倒」ということを考えてみましょう。「転倒」というと医療職種の方は「事故報告書」をイメージされるかもしれません(笑)。
ようちゃんも何度病院で「事故報告書」を出したことか・・・(笑)。発見しただけで書くことになりますからね・・・・(´・∀・`)ニヤ
ここで転倒したらどうなるかを考えてみましょう。
転倒=ケガというイメージが強いと思います。
たしかに、転倒すると骨折・・・ってイメージが強いですが、逆に考えると転倒してもケガをしなければOKという考えも出てくると思います。
転倒対策を考えたときに「転倒させないように」どうしても身体能力をあげたり・・・・などを考えてしまうことが多いのですが、このような対策はすぐに効果が出なかったりします。
そのような考え方も大事ですが、すぐに効果を出せる対策も自宅では必要だと思います。そうです、ご本人は自宅で生活しているからです。
なので、ようちゃん達は「転倒した時に自分で対処できるようにする」ということを考えたりしています。その人の能力によりますが、転倒しやすい方は身体能力が低下していることが多いです。
そのため、自分で起き上がることが困難な方もおいでます。そのため、リハビリでは転倒したことを想定して寝た状態から起きてもらう動きの練習や環境を調整し、床か立ち上がれるような置き型手すりや座面がエレベータ式になってあがるタイプの椅子など、いろんなものを考えます。
また、転倒してもケガをしないように角にはクッションを挟んだり、床は滑りやすいものはどかしたり、コード類はまとめておくなど、そのような環境も整えることが大事です。
このようなことを考えながらリハビリを行っているのです。
ちなみに、ようちゃんは人生常にこけっぱなしなんですがね。