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焼肉60分一本勝負!

この物語は欲望にまみれた4人の漢(オトコ)たちの激闘の物語である!場所はとある場所のランチ食べ放題のお店。

~ルール~
60分食べ放題(焼肉、一品料理、サラダ、デザート)
残したらお仕置きあり
料理などはバイキング形式
店員さんはほとんど日本語通じない

このような厳しいルールの中、我々漢達は戦いに挑むのであった。

あ〜か〜コーナー
友人A!(全盲)以下A
友人B!(全盲)以下B
友人C!(弱視)以下C
私!(弱視)

あ〜お〜コーナー
焼肉食べ放題、ランチ60分コース!!

ファイ!!

早速私とCが肉を取りに行く!その間A、Bがタレを準備!完璧な連係プレー!そしてさっそうと肉を持ってきて焼きにかかった〜〜!

今回のメンバーは全盲二人ではあるが弱視が二人。焼く人数は二人だからイケる!(もとがとれる)

しかし、思わぬハプニングが漢たちを襲う!

C、「ごめん、僕色盲(色が濃淡しかわからない)だから肉が焼けているかわからない。」

まじか!!いや、まだ慌てる時間じゃない。
そこで私は画期的な(当時はそう思っていた)アイディアを披露。

私「肉を何度もひっくり返してしまえ!そして焼けたのは私が指示を出す!そしてA、Bに与えるのだ!!」

私「そして、焼く場所を4分割して数字を決めよう。Cからみて左上が1番、右上が2番って感じだ!」

私の華麗な指示のもと、我々は一つになった!

私「1番、焼きあがった!!どんどん配って!2番、3番、ひっくり返して!!4番、新たな肉を追加するよ!!!」


ひたすら焼く、食う、焼く、食う、取りに行く、焼く、食う、焼く、食う、取りに行く。

私はトングを片手に勝ったな( ̄ー ̄)ニヤリと笑いながら肉をとっていた。しかし、まだ私の勝利に対する飢えはおさまっていなかった。

私はその原因が何か自分の4ビットコンピューター並みの頭を駆使して冷静に分析をしてみた。

A、Bは飲食担当。
Cは自分の指示のもと焼く。ABCに渡す。

私は焼き係と指示、そして肉を配給する。

完璧な布陣のどこかに欠点があるはず・・・・・

私「そうか、私、全然食べれてないやん!」

私、ここで天啓!圧倒的ひらめき!天才的頭脳!!!

早速、ABC3人に作戦会議。

私「あの、俺食べれとらんげんけど(金沢弁)」

ABC「すまん、見えんから気が付かんかった。」

私「いや、見えんでも普通気が付くよね。」

ABC「わかった。そしたら今ここにある肉をみんな、あげるよ。」

私は友人たちのコンビネーションとやさしさに心を打たれた。

みんなから渡される、元お肉でしたというほとんど墨に近い何かを。

ABC「「「どうや、これでおなか一杯食べられるやろ。」」」

私は友人たちのコンビネーションとやらしさに心を撃たれた。

私「おまえら、見えとらんて嘘やろ!!」

結局、その5分後に店員さんにドクターストップ(終了10分前)を告げられ、ほとんど食べられずに食べ放題終了。

ここに、漢達の戦いは終了した。この激戦を制したのは友人たちA,B,Cとお店のコンビであった。なぜか最後の方は私は味方からぼこぼこにされた記憶しかないのだが。

結論:食べ放題は戦場だ!油断した奴から倒れていく!!(byようちゃん)

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