2023/9/20の日記
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巨大な力を持った少女に生まれ変わったら「もう、こんなせかい いらない」って言って破壊しようとしてみたい
雲一つ無い空、カモメが飛んでいる、麦わら帽子にワンピースの彼女は防止が飛ばないように頭を押さえている。もう片方の手で青く広がる世界を指して、輝いた目で声を出す。「あの広い海の先には何があるの!?」僕が"その先"に行ったことはもうとっくに伝わっているようだ。だが彼女は"その先"が億劫で退屈で苦痛にまみれた場所でることを知らない。僕がどんな目にあったのか、も。心の狭さを自覚しつつ少し苛立ちを覚えて夢を終わらせることを選んだ。「楽しいところじゃなかったよ」輝いた目を現実味を帯びていく。「え~~~そうなの・・・・?」「でも」続けて言う。「いつか行ってみたいな~~もちろんxxxくんとね」「今もわたし、とても楽しいけどやっぱり海の先も諦められないや!」
あれから何年たったか、彼女とは小学校を卒業して以来、一度もあっていなかった。麦わら帽子に白いワンピースで無邪気に笑う彼女のことが好きだったなと思い出しつつ、海を眺めていると遠くから砂を蹴り飛ばす音が聞こえてきた。ザッザッザッ。段々近づいて来ている。気になって振り返るとぼさぼさに伸びた髪でパジャマ姿、裸足の"彼女"が居た。あまりにも印象が変わっている。どうしてそんなに悲しい顔をしているんだ。君には笑っていて欲しいのに。なんて話しかけようか迷っているうちに時計の針が動き出す。初めは絞り出したような声だった。「・・・連れってって」「え?」上手く聞き取れずに帰してしまう。背景が無いのだ。次ははっきりと聞き取れるような大声だった。「海の先に連れて行って!!」状況を理解してきた。伸びた髪、パジャマ姿、裸足。きっと窓から僕を見つけたのであろう。擦れて絞り出すような声、今まで会わなかったこと。きっと外に出るのは久しぶりなんだ。そして人と話すのも。「海の先に連れて行って」そして最後に原因の推測をする。きっと人間関係なんだろう。僕はばかな振りをして答え合わせをする。「海の先に突然行きたいだなんて」「あそこは楽しいところじゃないって言ったろ?」彼女の目を見る。はっきりとこちらを見ながら訴える様に声を出す。「・・・こんな地獄よりはきっとマシ」予想はあっているだろう。ここで断ってしまうと彼女は海に体を預けてしまうかもしれない。「わかった。行こう。」この日、島から二人の人間と一隻の船が消えた。
スリー・グッド・シングス
散歩出来た
歌った
脳みそから出てきた物語を小言に書いてみたが書ききれた
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