海外(イギリス)でのつわりの愚痴
以前の記事にて妊娠のご報告をさせていただきましたが、今回は海外でのつわりについて、というか主に愚痴なのですが…書いていきたいと思います。
そもそも私の場合は好き好んで海外にやってきて住んでいるので、愚痴を言う筋合いも一切ないのですが、今回は本当に自己満足記事として書き残したいと思います。
特に現在、海外生活したいけどできない…という状況の方もたくさんいらっしゃると思いますし、なんだかんだで恵まれている環境にもかかわらずの愚痴なのでウザすぎる部分もあると思います…。本当に無理をなさらず、そっ閉じでも全然大丈夫ですので、何卒よろしくお願いいたします。
また現在つわりがひどい方は読むと気持ち悪くなる表現もあるかもしれないので、こちらも無理せずで。唯一、つわり中の方のパートナーの方であれば、もしかすると心情理解に役立つかもしれません。でも、具体的な解決策まではないので有益情報というほどではないかもです。
では、ここから海外(イギリス)でのつわりでつらかったことについて、まとめていきたいと思います!
※おかげさまで今は落ち着いておりますので、ご心配なく!
現地の食材が合わなくなる
まずはこれ!つわりになるまで、そんなことが全然なくて、なんでも美味しいと思って食べれていたので、すごくびっくりしました!
特に食べられなくなったものといえば、タマネギ!これはイギリスのものだからというわけではないのですが、西洋料理のメニューって大抵タマネギ入れるじゃないですか?
違う路線の野菜を使おうと思っても、こっちって白菜とか大根とか、あんまり売ってないのよね…(ロンドンとかだったら売ってるのかな?地方住みなものでなかなかなかった。後日アジアンスーパーにあるのを発見。ちなみに青梗菜はパクチョイって名前で近所の激安スーパーにもあるのを最近発見)
いちばんしんどかったのはタマネギだけど、ブロッコリーとかアスパラガスみたいな茎系の野菜とか、いんげん豆とかも気持ち悪かった。
唯一、大丈夫なのが、きゅうり、トマト、ナスかなぁ?
後は、薄切り肉が売ってないのもしんどかったなぁ。塊の肉しかないから、日本の料理みたいに、しっかり味を染み込ませたような料理が作りにくいんですよね。肉や野菜本来の素材の味がつらい…。
鶏肉は比較的日本と同じような料理ができる分野なんですが、それもさ、もも肉って基本骨付きしか売ってないんだよね。しかも、日本のより処理が甘くて微妙に羽?とかが残ってたりするし!
普段だったら全然ね、下処理すればいいやん!って感じなんですけど、吐きそうな中、骨を外したり、その羽根が残ってる鶏を見ること自体が、もう無理だったー!
後は、コンソメとかも、こっちの味が合わなくなってつらかった。味覚が変に敏感になるんですよね。スナック系も無理になったなぁ。
それから、甘すぎるお菓子とかね!いっかい、アイスクリーム買ってきてもらったら、もう、冷たさを感じないくらい甘くて、そのときアイスだったら唯一食べられそうと思って心待ちにしてたから、めっちゃキレまくりました!
一時期、シリアル食べようと思っても固形の部分が飲み込めなくて、牛乳だけなくなってシリアルが口の中から全然なくならなかったときは、マジで、なんかもう引いた。そのときが一日3回くらい吐いてしまっていちばんしんどかったかな(でも、もっと大変な方もいると思いますが。しかも、しんどさマウンティング申し訳ない…)
いろんなタイプのつわりがあるみたいですが、私の場合は吐きづわりも食べづわり(胃が空っぽになると吐き気)もあったなぁ。胃腸がおかしくて腹痛もあったし、胃が空っぽでも空腹感を感じなかったし(今も空腹感はちょっとおかしい)、頭痛もありましたね。
食べ物は今、通販で日本の食材買えるのでね、やっぱストックしておいたほうがいいですね。特にパートナーが海外の人だと、日本食高いし、買うの遠慮しちゃったりとかもあると思うんですけど、こんなときは無理せずで!
匂いに敏感になる
そうそう、味もだけど、匂いにもすごく敏感になりましたねー。
こっちの洗剤とかって匂いがキツイんですよね。前まではダウニーとか大丈夫系の人だったのに…。
後、本当に困ったのがサランラップ的なもの!日本のラップって本当に優秀で変な匂いがほとんどないけど、こっちのラップって、石油みたいな?匂いが強いんですよね。
日本のラップはピッと切れるっていう違いはよく聞いたけど、匂いは盲点でした。こっちでも化学物質の匂いに敏感な人いると思うから、無臭をアピールしたら売れるのでは?
ゴミ袋とかもすごい匂いするときあるしな…。ゴミのニオイももちろんツラいけど袋だけでもキツいという…。
ヨーロッパの人ってさ、環境意識とか高いから蜜蝋ラップとか使ってんのかな?って思ってたけど、まぁそれもあると思うけど、実際、石油製品の質が悪すぎて別のもの使おうって気持ちになってんのかもしれない。
ってか、ニオイについてさ、夫に言ってみたけど
「んー、ボクは感じないけど」
とか言われて、
いや、それはわかっとるわーい!!つわりによってニオイに敏感になってるって言っとるやろがい!!おまいがどう感じるかは今、関係ないんじゃーい!!ってことによくなりました(笑)
まぁでも自分が体験してないから、やっぱりピンとは来ないんでしょうね。
なんかホラー映画とかでよくある、妻がいきなり変な声が聞こえるとか言い出して、夫が「君は疲れているだけさ」とか言うやつの気持ち、今めっちゃわかるわーと思った(笑)それで、夫がカウンセリング行けとか言って、妻も別に普段から心霊現象とか信じてるわけじゃないから、そうかしらと思って、しかも向こうやから、車で行かなあかんような変なとこにしかクリニックないから、雨の中車を走らせると、突然何かが!!!ってなって、ライト、バーっ!!てなって、青い目の女優さんで、瞳孔がめっちゃギューってなるやつやろ!!!
出来上がった食べ物があんまりない…
これは好みの問題もあると思うけど、こっちって手軽に食べられる出来上がった食べ物があんまりない気がする…。スーパーには売ってるんですけど、日本のコンビニみたいな24時間開いてるところってないんですよね(飲み物とスナックだけ売ってるようなところはある)
「一時期、コンビニのおにぎりとお菓子しか食べられませんでした」みたいな一文見ても、「いいなぁ、コンビニのおにぎり…食べたい」って思いましたもんね(笑)
後、出来上がった食べ物の当たり外れもけっこうあるからなぁ。つわり前は本当に家で作ってたから、事前にどれが食べられそうかわからなくて苦労した…。
フルーツ、ヨーグルト、インドカレー系のパックされたやつ、チョコレートプディングなどは、けっこう食べられましたね。
ちなみに、つわりのときって食べられるものがコロコロ変わったりするから、本当に日本のコンビニって神よな。ありがたいことに今の時代は通販でかなり日本食なども手に入るんだけど、配送待ちがけっこうツラかったもんね。
頭が回らない
これも海外関係ないっちゃないですね。
体調悪かったら誰でもそうなると思うんですけど、とにかく頭が回らない。
特に、英語で文章を読んだりするのが本当にキツくて、そもそもPC画面見るのも気持ち悪かったんだけど、英語は本当に読めなかったな。今もまだ集中力は下がってる感じする。(まぁ、もともとネイティブレベルに英語で情報収集できるほどじゃないんですが…)
そんななかでもブレグジットに関連する手続きの締め切りがあったりして、これはホントに夫氏がいなかったら、絶対自分ではできなかったと思う。
ありがとう、夫氏よ!!検診も毎回一緒に行ってもらってたしね。1人で行って全部理解できる自信がなかったなぁ。
店とかが、きたねぇ…
まぁ、これはね、ワイたちが近所の激安スーパーばっかり行ってるからっていうのもあるけど、店がなんか汚いこと多いんですよ。なんか砂糖の袋が破れててぶちまけられてたりとかさぁ、野菜とかシナってなってるやつそのまま置いてあったりとかさぁ…。
後、特にナマ物とか、買う気なくなったからって、そこらに置いちゃダメだから!
いや、むしろ普段は、こーゆーのさえも「こんなに適当でいいんだ!」ってなって「ボクはここにいてもいいんだ!」ってなる感じなんですよ!
でも、つわり中は全てが気持ち悪い…。ちなみにアジアンスーパーとかも、独特な匂いがキツい…。
とはいえ、イギリスでもM&Sとかに行けば全然キレイですよ!でも、M&Sはうちにとっては百貨店とか成城石井みたいな位置づけなんだよな…
アイデンティティ・クライシス
今まで紹介したしんどさを全部ひっくるめて言えることなんですけど、海外でのつわりのつらさは、私の場合、自分のアイデンティティと結びついたつらさだったのかもしれません!!(大げさ)
海外好きな人って多かれ少なかれあると思うんですけど、「日本より海外のほうが合う」みたいな感覚ってありません?
正直、それくらいの感覚がないと外国語覚えるだけでも一苦労だし、モチベ続かないと思うんですよ!(まぁ私はそこまで語学もできてないけど…)
今まで、外国の食べ物でも問題なく食べられたし、限られた食材の中でも好みのものを料理してっていうプロセスも好きだったんですね。
汚かったり不便だったり、日本と同じようにできなくても楽しめるマインドがあったし、それが自分のアイデンティティにもなってたんだと思います。
でも、やっぱり体調が悪くなると一気にできなくて、今まで大丈夫と思ってたけど、この国でやっていけるかな…っていう漠然とした不安が!!
しかも、これは国を問わず言えることですけど、子どもが生まれたらきっと忙しくなるのに、今のうちに身に着けておいたほうがいいこととかあるんじゃないだろうか…うちそんなにお金ないし将来的には働かないとヤバいし…とかいろいろ考え出して、あーーー、何もできてないよ!!っていう焦りが出てきたりとか!!!
本当に家事も何もできない日もたくさんあったので、サムネにも使った写真なんですけど、夕方の最後の光がブラインド越しに差し込んでくるのをボーっと見ながら「ああ、今日も何もできなかった…」って状態によくなってました。
そして、それくらいの時間から吐き気が増してくるというパターン(笑)
とりま、自分を責めないでいこう!
という感じで、とりとめのない愚痴ばかり書いてしまいましたが、身体のしんどさって、けっこう忘れちゃったりするからさ、だから自分のために書きました。
多分、出産自体も大変かもだし、育児って忙しいってTwitterとかでよく見るし、絶対「あのとき頑張っておけば」とか思っちゃうんだよね…。(それも順調に体調が回復する前提での話なんだけど)
だから、「いや、あのときもしんどかったよ!!」っていう証拠?がいつでも見返せる場所にあったらいいかなって。
まぁ日本より海外でのつわりのほうが大変とは思わないけど(多分、日本にいたら仕事してたと思うからそれで全部相殺されそう…、それから湿度がツラい)でもきっと、どっちも大変で、世の中的にはもっと頑張っている人もきっとたくさんいるけど、自分的にはよくやったよ。自画自賛is大事。自画自賛しておかないと、他人に褒めてもらいたくなっちゃうからね。
他人が認めてくれるかはわからんし、その必要もないけど、自分だけはよくやったと思ってあげてたらそれで全然いいじゃん。
という感じです!
それでは、今回もはぴびのおしゃべりにお付き合いいただき、ありがとうございました!
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