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自宅PCのセキュリティ設定

自宅PCのセキュリティを上げる方法になります。
MACの場合。
Wi-Fiの詳細設定にある
”自動プロキシ検出”ONにしましょう。

自動プロキシ検出とは、あなたのデバイス(スマホ、パソコンなど)が、インターネットに接続する際に、どのプロキシサーバーを使うか、自動的に判断し設定する仕組みのことです。

メリット

  • 手間いらず: 手動でプロキシ設定をする必要がないため、とても便利です。

  • 最適なプロキシ: ネットワーク環境に合わせて、最適なプロキシサーバーを選択してくれるので、通信速度が向上したり、セキュリティが強化されることがあります。

仕組み

  • PACファイル: プロキシの設定情報を記述したファイルです。このファイルの内容に基づいて、どのプロキシサーバーを使うかが決まります。

  • WPAD: PACファイルの場所を自動で見つけるプロトコルです。DHCPやDNSを使って、PACファイルのURLを取得します。

使われる場面

  • 企業内ネットワーク: 社内ネットワークでは、セキュリティ対策の一環として、プロキシサーバーが利用されることが一般的です。

  • 特定のネットワーク: 学校や公共Wi-Fiなど、特定のネットワークでは、自動プロキシ検出が設定されている場合があります。

注意点

  • セキュリティ: 自動プロキシ検出は便利ですが、不正なプロキシサーバーに接続されてしまうリスクもあります。

  • 設定変更: 必要に応じて、自動プロキシ検出の設定を変更することも可能です。

まとめ

自動プロキシ検出は、インターネット接続をより便利にするための技術ですが、その仕組みや注意点についても理解しておくことが大切です。


それから、とても大事な事ですが、
接続の際は、WPA3接続を選びましょう。

ルータ設定(※Baffaloの設定サイトの画像です)

WPA3を設定し、PCでWi-Fiを選択する際に使用してください。

WPA3とは?

WPA3は、Wi-Fiのセキュリティ規格の一つで、WPA2の後継として登場しました。Wi-Fi Allianceが2018年に発表し、より強固なセキュリティを実現するために開発されました。

WPA3の主な特徴

  • SAE(Simultaneous Authentication of Equals):

    • 従来のパスワードベースの認証方式よりも安全な認証方法です。

    • 辞書攻撃やブルートフォース攻撃に対して高い耐性を持っています。

  • 192ビットの暗号化:

    • より強固な暗号化方式を採用することで、データの盗聴や改ざんを防ぎます。

  • Wi-Fi Easy Connect:

    • スマートフォンなどのデバイスとIoT機器を簡単に接続できる機能です。

  • Enhanced Open:

    • 公共のWi-Fiスポットなど、パスワードなしで誰でも接続できるネットワークでも、より安全な接続を実現します。

WPA2との違い

  • セキュリティの強化: WPA3は、WPA2で発見された脆弱性を解消し、より高度なセキュリティを提供します。

  • 認証方式: WPA3はSAEを採用することで、より安全な認証を実現しています。

  • 暗号化: WPA3は192ビットの暗号化を採用することで、より強固な暗号化を実現しています。

WPA3のメリット

  • 高いセキュリティ: 従来のWPA2よりも高いセキュリティを実現し、データの盗聴や改ざんのリスクを大幅に低減します。

  • IoT機器との接続の容易さ: Wi-Fi Easy Connectにより、IoT機器との接続が簡単になります。

  • 公共Wi-Fiの安全性向上: Enhanced Openにより、公共Wi-Fiの安全性も向上します。

WPA3のデメリット

  • 対応機器が少ない: WPA3に対応した機器はまだ限られています。

  • 設定が複雑な場合がある: 一部の設定は複雑な場合もあります。

まとめ

WPA3は、Wi-Fiのセキュリティを大幅に強化した最新の規格です。特に、IoT機器の普及に伴い、より安全なWi-Fi環境が求められる中で、WPA3は重要な役割を果たしています。

以上が 自宅PCセキュリティアップの方法でした。
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