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朝練からのー、不動七重の滝
朝練で高見山まで行って、帰ってきてからnoteに記事(↓)を書き、
その後今度はタンデムで、下北山村の『不動七重の滝』へ向かう。2週間前に下見で行ってきたところだが、その時とは違って、ここのところずっと雨の日が続いている。雨が降れば、土砂や落石、倒木などで道が荒れてしまう。
昨日は、まさにその下北山村へのメインルート『国道169号線』で土砂崩れがあり、一時通行止めとなっていた。
それなのに行く。
自分はバイカーの中でもかなり変わってる方だな、と思う。
11:40 出発
秋冬用のelfのジャケットは、ある程度風を通してくれるけれどやはりもう、少し暑い。走っているときはまだいいが、信号待ちや渋滞ではほんとにキツイ。
しかし目的地の標高から考えると、5℃低い気温でも耐えられる服装でないといけない。山に入るまでの辛抱だと自分に言い聞かせながらXJR1300を走らせる。
12:40 給油
今朝、ガソリン満タンでスタートしたのにもうゲージが赤に差し掛かっていた。いつもの桜井のシェルで給油。下北山村方面へ行くなら絶対に桜井で給油しておく方がいい。(案の定、川上村のガソリンスタンドは閉まっていた)
13:40 Open Cafe 秀
今日は一時雨の予報だったせいか、バイカーが少ない。すれ違ったのは4〜5台ぐらい。
いつもバイクでいっぱいのOpen Cafe秀さんにも、着いた時は一台も停まっていなかった。
お昼ごはんはひさびさに【焼きそば単品】を注文。
おいしいっ!分厚い豚肉とキャベツと麺、それをまとめあげる特製のソース。これで600円、お得すぎる。
それから秀さんはお冷が美味しい。川上村の湧き水は最高。3杯もおかわりをしてしまった。
秀のマスターからも、不動七重の滝へ行くことを軽く止められる。「パンクしたらどうしますのん?」
だけど『無理だ』と言われると、何がなんでもやらないと気が済まないという、やっかいな性格なのだ。迷うことなく下北山村方面へ向かった。
14:50 道の駅 上北山
秀さんを後にし、上北山村の道の駅でトイレ休憩。ちなみに上北山村は下北山村よりも手前にある。
ここのトイレは最近リニューアルされて利用しやすくなった。
気温が低いせいか、まだアジサイが咲いている。
さて、タンデムしている以上、1人だけのワガママでコースを決めることはできないので、一応「ココで引き返す」という選択肢をまだ心に残していた。
だがしばらく雨が続いていたというのは、道路コンディションとしては悪い要素だが、滝の水量は増えているということ。少しドキドキするが、最大限用心しながら行ってみようということで意見が一致した。
15:20 不動七重の滝
下北山村に入るとすぐに滝への分岐点が現れる。ここからはとても細い道。雨の後は小さくて尖った落石も多いので細心の注意が必要だ。
いやそれどころか、道路がところどころ川になっている、、
また道路脇の滝の水量が多すぎて、道を横断して谷へ流れ落ちているようなところさえあった。
だけど『滝を見たい』し、『見せたい』。
そしてもう一つ、なんでもかんでも「危ない」と止める大人達に、もう一度冒険する心を取り戻してもらいたい。
そんな強い気持ちがあった。
安全な走行ラインの発見と判断、障害物や陥没を避けるための煩雑な操作を繰り返し続けること20分、ようやく滝を望む展望台まで辿り着いた。
写真ではなかなか伝わらないが、落差160m、轟音を鳴り響かせながら落下する瀑布は、折からの雨によってさらに迫力を増していた。
2週間前とは水量がまったく違う。正直、興奮した。
何度訪れても素晴らしい場所。また来ようと誓って、帰路についた。
17:20 洗車
朝練と不動七重の滝への道中で、XJRは信じられないほどドロドロになってしまった。
あまりに可哀想だったので、帰り道に天理で洗車。
一番頑張ったのは君だよ。
またワクワクする冒険に一緒に出かけよう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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