【たぶん駄文】AIの書く文章vs人間の書く文章

AIの進化が著しい昨今。

『20年後には、今ある人間の仕事の47%がAIに奪われる』という論文がイギリスで発表されたのは2013年。

それからすでに12年が経ちましたが、『さすがにまだそこまではいってないだろう』という風に感じます。

このnoteにもAIが台頭してきましたが、
「AIの文章はまだまだおかしな部分が多い」
「まあ、かなり書けるようにはなってきたけど、なんかソツがなさすぎて面白味がない」
「やっぱり機械は機械。人間の文章には味がある。」

それが僕の個人的な意見でした。

なんなら少し怒り気味に『これからどんなにAIが進化して完璧な文章を書いてこようとも、やはり人間の書く文章には天から降りてきたような天才的な閃きや、逆に不完全な、考えて考えて言葉を出そうとして、どうしてもうまく出てこない悩みが垣間見える、一種のかわいげのようなものもあり、その曖昧な揺れが人間が書く文章の温かみなんだ!それは決して真似できないだろ』とそんな事を考えたりもしていました。


でも、ふと思い当たりました。

このAIの今の状況、少し前の自分と同じゃないかって。

AIの描く絵、しゃべり方、文章などは、今のところまだちょっとおかしくて、人にクスッと笑われたりすることもある。でも、AIはどんなに笑われても出力をし続け、そこから学ぶ事をやめず、ずっと、なんなら24時間休みなくトライ&エラーを繰り返してくる。

僕の方は、元々文章が上手くなく、それでも何かを伝えるために文章を書きたくて、載せてもらえるまでバイク雑誌にツーリングレポートを送り続けたり、Facebookの短い文でもいいからと投稿を重ね、恥を重ねて、試して学んで、練習するを繰り返してきました。

自分の昔の文章は、今読むと恥ずかしくなるようなものばかりです。

でも諦めずに挑戦し続ければ、きっと少しずつでも上達していく事ができると今は確信しています。


そう思った時、AIは別に敵ではないな、と。

同じ方向を向いて頑張ってる仲間だなと思いました。


コツコツコツコツと地道に努力を積み上げていく事は、時間はかかるけれど、大事を為すための一番の近道です。

だとすれば、笑われても学びを諦めず、毎日地道に努力をし続けるAIは、必ず人間よりも上に行くなと思います。

その時のために、「まだまだだね」とAIの事をクスクス笑うのはやめて、真剣に成長を目指さないとマズイです。

バイク好きなのでバイクに例えると、マシンがより高性能になった時に、それを乗りこなせるテクニックをしっかりと磨いておかないと、ライダーはただ乗せてもらってるだけになってしまう、という感じでしょうか。

人間から仕事を奪うAIを敵視し嫌悪感を抱いていましたが、思いを改め、これからは仲良くしていこうと思います。

あとでこの文章をAIに直してもらってみようっと。

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奥本雅史@二輪ライディングアドバイザー
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