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奈良県 十津川村 空中の村
美しい村 十津川村
奈良県の南部には日本で一番広い村、十津川村がある。
十津川村は世界遺産の果無集落や、玉置神社、源泉掛け流しの温泉、清流、吊り橋、満点の星、魅力的な食材など、大自然を満喫することができる素敵な場所。
そんな十津川村に昨年、新しいスポットが誕生した。
『空中の村』
十津川好きの3人としては、行かないわけにはいかない。
《フランスから来たジョラン・フェレリさんが、なぜ十津川村にこの施設を作ったか。30分番組ですが、感動的な内容ですのでぜひ》
9:00 大神神社 集合
僕が高校2年生の時、400ccのバイクを買って初めて本格的なツーリングに行った場所が十津川村だった。
今から30年前、まだ京奈和自動車道など影も形もなかった頃、奈良市内から十津川村の最南端に位置する『昴の郷』(レストランや日帰り温泉、温泉プールも備えた宿泊施設)まで行くのには、片道およそ6時間もかかっていた。
ところが現在では、京奈和自動車道を使って混雑する市街地を一気に飛び越し、あっという間に橿原から五條まで行くことができる。そこから十津川へと続くメインルート《国道168号線》もトンネルと橋、道路の拡幅などのおかげで高速道路並みの快適さだ。所要時間は当時の約半分、3時間ほど。ずいぶん気軽にアクセスすることができるようになった。
さて今日も、定番の集合場所である桜井市の大神神社で園さんのXSR900と待ち合わせて、いざ出発。
まずはお昼ごはんを食べる『道の駅 十津川郷』を目指す。途中、大塔の道の駅で少しだけ休憩、後はノンストップ。この日、奈良市内は猛暑日だったが、山あいは風が涼しくて、爽快そのもの。
川の水も、これまで見た中で一番綺麗だったので驚いた。
11:30 道の駅 十津川郷
予定通り、お昼前に道の駅に到着。
2階にある食堂で、お蕎麦とミニ丼のセット(1100円)をいただく。
腹ごしらえをした後は、いよいよ空中の村へと向かう。
168号線を脇へ逸れて川沿いの細い道を走る。途中には、道から見える滝が2本あった。
不動滝
大泰の滝
どちらもダイナミックで美しい滝。
そうして30分ほどで空中の村に到着。
12:30 空中の村
受付で入場料を払い、無料のロッカーに荷物を預ける。
僕は高いところが苦手なので、徐々に緊張感が高まってくる。
まず最初の『ぐねぐね橋』へ。
ネットは破れないと分かっていても、スケスケの足元にややビビる。
一行は吊り橋をどんどん進んでツリーハウスへ。ここではオーガニックドリンクやコーヒーのサービスが利用できる。
揺れるネットの上を歩くのは意外と体力を使うようで、水分補給できるのがとてもありがたい。座ってコーヒーを飲みながら、さっき道の駅で買った黒糖蒸しパンを3人で食べる。高い木の上で食べるパンの味は格別だった。
《結構高くて、ゆらゆら揺れるツリーハウス》
次は大きなクマがいる読書 & お昼寝エリア。
ちょうど下をジョランさんが通りかかられたので、ご挨拶。
ここではたぶん、ものすごーく長い時間を過ごしてしまった。四方から吹き抜ける風が爽やかで、のんびりとくつろげる。
のどかな水車の音も心地いい、オススメのスペースです。
あんまり居心地が良すぎて、このまま帰りたくなくなってしまいそうなので、無理矢理カラダを起こし、次の展望エリアへ移動。ここの眺めは最高。
《展望台にはセルフ撮影用のスマホホルダーが設置されています》
最後は『鳥かご』というエリアへ。ここは一番高く、ネットが薄い気がして、僕は怖い。園さんは平気でジャンプしてました。
たっぷり遊んで大満足し受付に戻ると、なんと3時間も経過していてビックリ。
受付で販売していたオーガニックのアイスクリームを買って食べているとジョランさんが帰って来られたので、一緒に写真撮影をお願いしました。
15:30 帰路に着く
『またすぐ来ます!』とジョランさんと約束して、空中の村をあとに。
十津川村に、また訪れたくなる場所が増えました。
《↑ 詳しくは公式サイトで》
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