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come and go

*今日はちょっと、オトナの皆さんに向けた話です。よい子は、ここで耳を塞いでください。わるい子、もしくはヘンタイのよい子は、耳を塞ぎながらこのまま読み進めるといいぞ。

僕は下ネタは好きじゃありませんが、エロは大好物の人間なので、こういうことをよく考えるのですが、あの「イク」って言うじゃないですか。オーガズムのことをね。あれって、最初に誰が言い出したんだろうね?名付け親は、すごいと思うんだ。

そういう言葉があったわけじゃないのを、「いく(行く)」という言葉に感覚で当てはめて、しかもそれが共感したから流通したわけだ。別に、他の言葉でも構わないはずですよね。「アカン!」とかでもいいわけじゃないですか。なんなら、男性の感覚はどっちかというと「アカン!」に近いような気もするし。

これ、英語では「カム!(come)」って言うらしいんですよ。つまり、日本語と英語では、逆なんですよね。どうしてなんだろう?と考えたときに、もしかしたらと思ったのが「宗教観」の違いかもなぁ、と。

日本では「往生する」みたいな考え方が主流だったから、「いく(往く・逝く)」が根付いたのではないか。「昇天する」とかも近い意味合いであるし、まさに天にも昇る心地、別の場所にいってしまうような心地だと言うわけだ。対して海外の方は、あんまり知らない中であれなんですが、死ぬことを「お迎えが来る」みたいに表現しません?天使が迎えに来たりする描写なんかもあるじゃないですか。ああいう、「いく」と「くる」の死生観・宗教観の違いみたいなものが、アダルトな部分にも反映されてるんじゃないかしら。

とまあ、そんなことを考えたりしているわけであります。というかこの「イク」って隠語をつくったの、たぶん男性じゃなくて女性っぽい気がするよなぁ。なんだろう、感覚的でしかないんだけど。

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