臆病な人でも行動できるようになるヒント
失敗したら嫌だし・・・と思って行動できなかったことってありませんか?
そんな臆病な人でも、行動できて望む結果を手に入れることができる方法があるのでシェアしたいと思います。
こんにちは。
店舗集客マーケターの大久保亮です。
多くの人が「失敗したくないからやらない」「失敗したら後悔するのでは?」と考え、行動できないことって少なくないと思います。
特に、やったことがないことや苦手意識があることに関しては、余計にこの考えに陥りがちです。
でも、自分のお店や事業に関することだったら、そんなことを言っていられないこともあります。
そこで、僕がこれまでに自分でも試して、クライアントの店舗オーナー様にもお伝えしてる話を書いていきます。
臆病でも行動できるようになるコツ
コツは、やることを細分化して細かくしていくことです。
行動するのを躊躇してしまう理由は、上手くいかなかったときのダメージを回避したいから。
なので、ダメージがダメージと感じない(感じにくい)レベルまで小さくします。
そうすることで「上手くいかなくても、このくらいのダメージならまぁいいか」と思えて、気持ちが軽くなるので行動しやすくなります。
ここで注意して欲しいのは、100点をとるために時間をかけて情報収集して頭デッカチになることです。
頭デッカチになると、余計に行動できなくなります。
なぜなら、知れば知るほど分からないことが出てきたり、知識の漏れや抜けが気になって、それを満たすまで行動はしないという考えに陥るからです。
最初から100点を目指す必要はない
苦手なこと、やったことがないことを、最初から100点を目指すのって、ふつうに考えても無理がありますよね。
でも、人は100点を目指そうとします。
100点を目指すと、学校のテストのように勉強しようとしますが、大事なのは結果から学ぶことです。
とにかくやってみる。
上手くいかなければ、このやり方はダメなんだと分かる。
少し改善してみる。
そして、またやってみる。
これを繰り返して、60点を目指すつもりで改善をしていきます。
ここで「私には向いてないんだ」と考える必要はありません。
やったことがないことや苦手なことなので、上手くいかなくても当たり前ですから。
具体例:チラシを作って集客する
お店の集客をするために、チラシを作って配るときを例に見てみましょう。
ここでダメージの最小化をする場合、いきなり5000枚とか1万枚作るのではなく、1000枚くらいの少量でテストをすることです。
1000枚なら印刷しても、業者にお願いしてポスティングしてもらっても、大したコストにはなりません。
金銭的ダメージを最小化して、まずテストします。
ここで気を付けてほしいのが、少量だと割高になるということ。
割高でいいんです。
もったいない気がしますが、割高か割安かはこの段階では重要ではありませんから、気にするのはやめましょう。
チラシで集客する場合、いくつかの段階があります。
1.チラシを作って少量でテストする。
2.チラシに対する反応率を上げていく。
3.チラシをたくさん作って配布する。
この3つの段階を認識して、今どの段階のことをやってるのかを確認することで、その行動の目的を明確にします。
1.の段階。
目的:行動すること。
ゴール:チラシを作って配ること。
とにかくまず始めることです。
そして、ダメージを最小化するために、少量のチラシでテストします。
とにかく行動できれば、この段階はクリアです。
2.の段階。
目的:結果から改善して、反応率を上げること。
ゴール:反応率を1%にすること。
※注意:1~2か月はテスト期間と考えること。
最初のテストの結果から、反応率を算出します。
例)1000枚配って集客人数2人なら、反応率は0.2%になります。
この反応率をもとに、反応率1%を目指して改善をしていきます。
チラシを作り直して、また同じ枚数でテストします。
これを繰り返して反応率1%に近づけていきます。
3.の段階。
目的:新規のお客様を増やすこと。
ゴール:実施すること。
反応率が1%になる、または0.8~0.9%まで改善されてきたら、チラシを作る量を5000枚や1万枚に増やして配ります。
ここでも、何枚配って何人集客できたかをデータとして記録します。
このように、小さくテストを繰り返すことが、後々大きな成果を生み出してくれるこに繋がります。
臆病なのは悪いことじゃない
臆病な自分、ビビりな自分を否定したり恥じる必要はありません。
臆病であることは、とても大事な資質です。
なぜなら、怖がらない人ほど早く死ぬからです。
お店や事業でいうなら、あっという間に資金が尽きてお店を閉めることになります。
ただ、誤解してほしくないのは、臆病なのはいいけど、臆病になりすぎて行動できなくなるのは問題があるということです。
まとめ
他のことは忘れてもらってもいいですが、これだけは覚えておいてください。
ダメージを最小化するためにも、小さくテストを繰り返す。
そしてマインドセットも重要です。
最初から上手くいくことを期待するのは、考え方として無理があります。
上手くいかないことを前提に、小さく始めることです。
行動をしない、出来ないということの一番の損失は、時間です。
少しでも早く行動することで、可能性が0から1になります。
ですが、行動しないと可能性は0のままです。
お金は後から取り返せるけど、時間は取り返せませんから、時間の大切さ、価値というものを十分に考慮する必要があります。
時間の重要性については、また別の記事で書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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PS
実は、僕自身もかつては頭デッカチになって、行動できない人でした。
でも、この考え方を知り、ビビりながら少しずつ行動することで、いつの間にか行動に躊躇がなくなりました。
行動できるようになった今、過去の自分に対して思うのは、なんてもったいないことをしてたんだ・・・ということです。
躊躇していた時間にもし行動していたら、今の状態はもっと理想に近づいていたでしょう。
時間には限りがあります。意識しにくいですけどね・・・
こちらも読んでみてください^^