震える毎日
そこから夫の身辺が気になり出した。
夫の言い分は次男が卒業するまでは今までどおりで
と
勝手な言い分を述べ始め
私の考えや意見は全く聞いてすらもらえなかった
20年一緒にいて、こんな終わらせ方…?
どんどん情けなくなった
そして夫の鬼のような形相と高圧的な言葉がフラッシュバックして落ち着いて眠れなくなった
突然、部屋に乗り込んできたらどうしよう
その日から次男の二段ベットの下で眠ることにした
次男の静かな寝息を聞くと心底安心できた。
急に友人の家に泊まらせてもらうこともあった
夫が何を思ったのか
「仲直りしよう」
と言ってきた日もあった。
自分が困るようなことがあったり
体裁が悪いと、自分の都合で人が変わったように私に取り入るところのある人だった。
どこまでも自分勝手な人だった。
友人も家庭があるのに、快く「泊まっていきな」
と言ってくれた言葉は一生忘れない。