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Retro ROM Reader - ROM 吸い出し - ファミコン - レッドアリーマー2

Retro ROM Reader(レトロロムリーダー)は Open Source Cartridge Reader(2025/01/30 現在最新の V14.3) をベースに小型化・低価格化したレトロゲームの ROM 吸い出し機です。

自宅に眠っていたレッドアリーマー2 の ROM を吸い出してみます。

😊

ファミコンのゲームカートリッジなので NES/Famicom を選択。

いきなり認識できず…。

認識できないと手動選択の画面になる

認識できないと手動でカートリッジ情報を選択する画面になりますが、選択したとしても結局その後の ROM 吸い出しで失敗するので一旦中断。

おそらく古過ぎて接点が不良になっていると思われるため、接点復活剤で接点を清掃します。接点復活剤は以下を使いました。

清掃後、再挑戦。

認識中…

今度は認識しました。

🥳

OK ボタンを押して設定確認画面へ。

特にやることはなく、内容を信じて OK ボタンを押す

そのまま OK ボタンを押してタスク選択画面へ。

ROM を吸い出すので、Read iNES Rom を選択。吸い出しが始まります。

失敗…

うまく吸い出せなかったようで、一致するはずの CRC32 が一致せず Not found になりました。問題なく吸い出せるとレッドアリーマー2 の CRC32 と一致してレッドアリーマー2 の情報が見つかるはずです。

再度接点復活剤で清掃し、差し込み具合を変えたりして何度か試したところ、今度は成功しました。

🥳

エミュレータでも問題なく起動できました。

🥳

なお接点復活剤を使って清掃した後の綿棒はこちらです。認識前、読取前の 2 回清掃したので結構汚れが取れました。

接点部分の清掃前と清掃後は以下です。照明の感じが異なるので比較しにくいですが、ざらつきみたいなものが取れているように見えます。

清掃前
清掃後

ちなみにこれまで清掃後に吸い出せなかったケースはなく(差し込み具合を調整しながら何度か試すことはありましたが)、接点の汚れが問題になっている場合にはしっかり清掃すれば高い確率で吸い出せると感じています。

また清掃が必要になるケースは、何十年単位で触っていないものや動作未確認品、ジャンク品が多かったです。そのようなものでは特に念入りに清掃する必要がありそうです。

以上です。

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