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映画「アメリ」のような部屋で暮らしたい!#09 ~壁紙サンプル取り寄せ!色味・素材・質感などあれこれ~

こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
学生の頃から憧れていた映画アメリのような部屋での暮らし。
ここではマンションを購入し、そんな憧れだったアメリ部屋づくりの道のりをつづっています。

以前までのお話 ↓

#01 映画アメリとの出会い
#02 輸入壁紙を知ったきっかけ
#03 マンションを購入するに至るまで
#04 絶対失敗したくない壁紙選び。選ぶ前段階の考察
#05 アメリ部屋の分析
#06 壁紙選びにおける私の願望
#07 実際にお店で相談、懸念点が…!
#08 ウィリアムモリスと海外取り寄せの大変さ

気になる壁紙は全てサンプル取り寄せを依頼し、届いたのがこちら

この写真に写ってるだけで43種類。
実はここに写っていないものがまだ数十枚ある。
ちなみにサンプル有料って言ってたけど43枚以上も取り寄せて一体いくらかかってるんだ!?と思うかもしれないが、無料のものも結構混ざっている。
それでもサンプルの値段だけで1万くらいは使ってしまった気がする…
恐ろしや!

ここからは壁紙の色味・素材・質感について熱弁させてほしい。

【素材と色味の関係】

ひとことで部屋に貼る壁紙と言っても素材はいろいろだ。
日本は機能性重視なので汚れてもさっと拭き取りやすいビニル製がほとんどだが海外の壁紙は不織布(フリース)や紙製が多い。
海外の壁紙は色が多彩で、どうして日本ではこういう色合いのもの作ってくれないのだろう?と思っていたのだが、理由のひとつにこの素材問題があるようだ。
ビニル製では不織布(フリース)や紙製のような色味を出すのが難しいらしい。もっと言うと不織布(フリース)と紙製でも出せる色合いは変わってくるそうで。
素材については私も輸入壁紙を調べたりしたことがあったので知っていたが、これが色味にも関係してくるんだということは施工会社の人に聞いて初めて知ったし、なるほどと思った。

【リビングダイニングの赤系壁紙】

赤系で取り寄せたサンプルがこちら

こうして並べてみるとやっぱりたまらなくかわいい!
サンプルだけでもずっと見ていられる。
本来は地色が赤のもので探していたが、一応白地のものも取り寄せてみた。

①Vintage Wallpaper / WD-195
素材:紙 50年~60年前のヨーロッパのデッドストックの壁紙
②Vintage Wallpaper / WD-202
素材:紙 50年~60年前のヨーロッパのデッドストックの壁紙
③Sanderson / FABIENNE WALLPAPERS / Solaine 214086
素材:不織布(フリース) 国:イギリス
④Sanderson / FABIENNE WALLPAPERS / Lyon 214092
素材:不織布(フリース) 国:イギリス
⑤Graham & Brown / Desire Red 50-909
素材:不織布(フリース) 国:イギリス
⑥Isidore Leroy / Heritage Tulipes Rouge 6240403
素材:不織布(フリース)国:フランス
⑦MORRIS & Co. / MORRIS VOLUME II WALLPAPERS / Medway WM8555-4
素材:紙 国:イギリス 以下素材と国は同じ
⑧MORRIS & Co. / MORRIS VOLUME III WALLPAPERS / Thistle WM8608-4
⑨MORRIS & Co. / MORRIS VOLUME V WALLPAPERS / Lily Leaf DMOWLI101
⑩MORRIS & Co. / MORRIS VOLUME III WALLPAPERS / Owen Jones WM8606-7
⑪MORRIS & Co. / ARCHIVE COLLECTION / Meadow Sweet 210347

【実物の質感】

サンプルの質感がなるべく分かりやすいようにアップで撮ったので見てほしい。

①Vintage Wallpaper / WD-195

①Vintage Wallpaper / WD-195
この壁紙は赤の色味や柄は好みだったので期待していたのだが、
実物を見るとツルっとした紙に機械で印刷しました感が出ていてちょっと安っぽく見える。
狭い場所とかアクセントに貼る分には可愛くなりそうだが、
貼る場所がリビングダイニング全面なので、面積が広いと、このツルっとした感じが気になりそうだなと感じた。
昭和レトロみたいな、ポップで少しチープな感じ(決して悪い意味ではない)の部屋にするなら合いそう。

②Vintage Wallpaper / WD-202

②Vintage Wallpaper / WD-202
この壁紙は①と同じビンテージの壁紙だが、こちらは紙自体に少し凹凸があり、花の印刷のされ方もかすれた感じとか、①に比べると深みがある感じで良い。

③Sanderson / FABIENNE WALLPAPERS / Solaine 214086
④Sanderson / FABIENNE WALLPAPERS / Lyon 214092

③と④はサンダーソンというイギリスのブランド。
白地で赤の模様の壁紙も見てみたかったので頼んだが、赤味がかなりやさしいのでアメリとは少し違うかな。
でも質感はとても良く、上品な感じ。部屋の壁紙に赤を少し取り入れたいけど赤って勇気要るし真っ赤は嫌だし…って思う人にはこのくらいの赤の取り入れ方、良さそう。とくに③とか子供部屋にも合いそうだと思った。

⑤Graham & Brown / Desire Red 50-909

⑤Graham & Brown / Desire Red 50-909
こちらは地色が赤で、パソコン画面上では理想に近い色味だったので取り寄せてみたのだが、実物を見るとパソコン画面上で見るよりピンク味の強い色だった。ただ、色味自体は嫌いではない。
気になったのは色味より質感の方で、①に似た感じ。ツルっとした表面に印刷されているような質感だった。

⑥Isidore Leroy / Heritage Tulipes Rouge 6240403

⑥Isidore Leroy / Heritage Tulipes Rouge 6240403
これはWALPAさんのホームページで見つけて、アメリとか関係なく一目ぼれしてしまった壁紙。大胆なチューリップの柄行きがたまらない。し、色違いもめちゃくちゃかわいい。

色違い Isidore Leroy / Heritage Tulipes Aqua 6240405
出典:WALPA


色違いその2 Isidore Leroy / Heritage Tulipes Blanc Rouge 6240401
出典:WALPA

地色がただ無地の赤なのではなく、近くで見ると斜線とドットが入っているので遠目から見た時に深みが出るというか、単調に見えないのだと思う。なんとかこの壁紙を使えないかと考えたのだが、いかんせん柄が大きい。色違いその2の写真が想像しやすい。結構大きめのソファを置いて、遠くから見てチューリップがこの大きさで見える。実物のサンプルで測ってみたが、ひとつのチューリップのサイズが32センチくらいある。よほど広い家でないとこれを全面に貼るのは厳しいのでは…それと!すっかり忘れていたがこれは思い切り方向のある柄だった!!(方向のある柄とは? #07参照)残念…どのみちこの壁紙はリビングダイニングには使えない(泣)

長くなったので続きは次回。


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