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社内向けに生成系AI勉強会を開催いたしました!

こんにちは!株式会社レトリバ広報担当の辻です!今回は7月5日に社内向けに開催された生成系AI勉強会の様子をレポートいたします。

生成系AI勉強会とは?

今回レトリバでは、社内向けに生成系AIに関する勉強会を実施いたしました。昨今何かとめまぐるしい変化を遂げている生成系AI。その歴史や仕組み、トレンドを個々人でチェックし続けることはなかなかに難しいですよね。といいつつも生成系AIはレトリバの戦略上重要なものなので社員が”知らない”という状況は避けたい…そこで「全社員に生成系AIの基礎を確認してもらいたい・全社員の生成系AIへの認識を揃えたい」という思いのもと、開催するに至りました。

講義内容の概要

講師:レトリバ取締役 河原一哉さん
講義タイトル:自然言語処理における大規模言語モデル・生成系AIの進化
目的:生成系AIはレトリバの戦略上重要なものであるので、全社員に生成系AIの概要を掴んで話せるレベルになってほしい

生成系AIについて話す前に、レトリバにとってキーワードでもある「自然言語処理」についてそもそも何なのか、どのような歴史があるのか、どのような仕組みなのかをレクチャー。

次に生成系AIのコアとなるLLM(大規模言語モデル)について、かねてからLLMを牽引してきたGoogleのBERTにフォーカスをあてて解説し、LLM自体の性能の向上とどれに伴う学習コストの増加についても言及されました。

そしていよいよ生成系AIについてのレクチャーです。ここでやはり外せないのがChatGPT。ChatGPTの歴史や何ができるのかといった機能面はもちろんのこと、ChatGPTが持つ高度な言語理解能力やコンテキストの継続性といった強みについても解説していただきました。そして一方で生成系AIが持つ様々なリスク(真偽の問題・法規制遵守の問題・セキュリティ問題等)があることも忘れてはいけません。

ChatGPTをはじめとした生成系AIが何なのかがわかってきたところで、次はどのように活用していくのかを解説していただきました。文書要約やプレゼン資料作成、メール文面作成といった仕事に直結するようなことから、旅行プランを考えたり、オセロ対戦をしたりと普段の生活にも役に立つ機能が満載となっています。 簡単に活用することができるChatGPTですが、「プロンプト」をうまく使うことで自分が求めている回答により近づくそうです!

生成系AI勉強会の反響

広報担当の私も、河原さんの講義を聞いて生成系AIについて曖昧だった部分がクリアになったように感じました!

そして生成系AI勉強会開催後、社員の皆様にアンケートに協力していただきました。
そこでは、
「正直よくわからなかった経緯等も教えていただき本当に良かったです。」
「まだなんとなくの段階ではあるが、生成系AIについて少し理解できた。特にChatGPTはたまに使っていたので興味深かった。」
というプラスのご意見や、
「同様の勉強会やどんなことが流行っているかを隔月でも教えてもらえるとありがたいです。」
「AI等に関連する勉強会は定期的な開催を希望します。」
といった次回以降の開催を望む意見など、様々な嬉しい声をいただくことができました!

生成系AI勉強会は第二回もすでに開催が決定しており、西鳥羽さん(執筆note:日本語T5モデルの公開|株式会社レトリバ (note.com))が講師として登壇してくださいます。今回の生成系AIの基礎をレクチャーしていただいた第一回生成系AI勉強会よりも少し応用的な内容を講義していただく予定です。 第二回生成系AI勉強会の様子もレポート予定ですので、ぜひご覧ください!

また、こちらの講義は企業向けにも行っておりますので、ご興味のある方はぜひご相談ください!

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