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36か月連続バージョンアップを実現している「YOSHINA」SaaSチームの開発スタイルの魅力に迫ります!

こんにちは!株式会社レトリバ広報担当の辻です!
今回は、2020年6月から36か月連続でバージョンアップリリースを実現しているYOSHINASaaSチームの開発スタイルについてインタビューを実施いたしました。
レトリバの開発ではどのような工夫がされているのか、開発へのこだわりやチームの魅力、そして今後のYOSHINAへの想いについてお伝えします!

今回はYOSHINASaaSチームから、事業責任者兼プロダクトオーナーの鷺坂さん、インフラチームのリーダー高瀬さん、開発チームメンバー中村さんのお三方にお話を伺いました。


鷺坂 文野(さぎさか あやの)
役職:YOSHINASaaS事業責任者兼プロダクトオーナー
業務内容:SaaS事業全体の遂行、顧客向けコンサル、プロダクト機能要件・開発方針策定を担当。


高瀬 賢二(たかせ けんじ)
役職:YOSHINASaaSインフラチームのリーダー
業務内容:製品のインフラ設計・構築~クラウド基盤の運用管理、お客様サポートまで、YOSHINAをお客様に届けるために必要な幅広い業務を担当


中村 健人(なかむら けんと)
役職:YOSHINASaaS開発チームメンバー
業務内容:YOSHINAの機能開発(要件定義~機能・テストを実装)

YOSHINASaaSチームの開発の”当たり前”

辻:YOSHINAは月一リリースを着実に実現されており、YOSHINASaaSチームでは様々な工夫がされているとのことですが、現在、どのような開発体制をとっているのでしょうか?

鷺坂:レトリバは立ち上げ初期の頃からSedueやPredictorなど様々なAIエンジンを展開していたこともあり、当時からスクラム開発に取り組んでいました。現在もこの体制を維持していますよ。

高瀬:普通のスクラム開発というよりかはチームの成長や会社体制の変化に合わせて、YOSHINA独自のスクラム文化が醸成されてきた感じですね。

※スクラム開発:アジャイル開発手法の1つで、チーム一丸となって開発に取り組む、コミュニケーションを重視した開発手法。
(参照元:https://ssaits.jp/promapedia/method/scram.html#)

※アジャイル開発:大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていく手法。従来の開発手法に比べて、プロジェクトの立ち上げから初回リリースまでの期間が短縮され、トラブルへの対処のしやすさやユーザーの意見の取り入れやすさにメリットがある。
(参照元:https://hnavi.co.jp/knowledge/blog/agile_software_development/#title1)


フルリモートでもコミュニケーションはばっちり!どのような工夫が?

辻:スクラム開発をされているとのことですが、フルリモートゆえにコミュニケーションが難しいこともあるかと思います。心がけていることはありますか?

鷺坂:開発チームだけではなく、カスタマーサクセス担当や企画担当も含めた開発に関わる全てのメンバーが集合して毎日デイリースクラム(定例ミーティング)を行っています。そこでは、課題共有はもちろん行いますが、初めの5分をブレイクアウトルームで雑談をする時間にあてています。

高瀬:雑談に関してはスクラムマスター(チーム全体の業務やコミュニケーション等が円滑に進んでいるかを確認するお医者さんのような役割。)が話題を決めていますね。セブンイレブン派かローソン派かみたいな感じで、気楽に話していますよ!

中村:自分は入社した当時、対面でみんなで集まった方がコミュニケーションが取れていいのでは、と思っていました。でも、デイリースクラムなどオンライン会議で顔を合わせることも多いですし、わからないところがあったらSlack(社内コミュニケーションツール)で言えば、すぐにZoomに集まって教えてくれる環境があって、今はフルリモートめっちゃ良い!ってなっています!

YOSHINASaaSチームで働く人々に共通するところ

辻:コミュニケーションが盛んに取られているYOSHINASaaSチームですが、どのような人が働いているのでしょうか?

鷺坂:経験に関してはあまり重視していなくて、レトリバの文化に合っているかどうかが一番大切!「AI技術で、 人を支援する。」というミッションにある通り、YOSHINAを通してお客様のために何ができるかを考えられる人が多いですね。自分のスキルだけにしか興味がない人は向いていないかも。

高瀬:そうですね、YOSHINAの開発では優先順位や方向性が変わるとやることもよくありますし、特にインフラチームでは柔軟な立ち回りができる人や、幅広いスキルや興味を持った人が活躍していると思います。

中村:精神面では、責任感がある人が多い印象です。月一のリリースを守らないといけないので、締め切りをしっかり意識できる人といいますか。

仕事をするうえで絶対に譲れないところ

辻:お三方の仕事をする際のこだわりは何でしょうか?

中村:開発チームとしては、コードをリーダブルに書いて、メンテナンスをしやすい状態を保って保守性が崩れないようにすること、お客様にとって予想外の挙動をしないために一般的なソフトウェアのUXから逸脱していないこと、リリース日を確実に守ること、ですね。YOSHINAをお客様に気持ちよく触っていただきたいと考えているので、そのためにできることはこだわっていきたいです。

高瀬:インフラチームでは、セキュリティの担保は絶対に譲れないですね。セキュリティはメンテナンスをしなければ品質が低下してしまいますし。それに、インフラチームは製品の性能を定期的に調査したり、開発チームもプロダクトオーナーも見えていないところを見ないといけません。また、製品の土台となっているクラウド基盤やソフトウェアの最新情報に対してもアンテナを張り続けることが大切なので、そこはしっかり意識していますね。

鷺坂:実際開発チーム、インフラチームはもちろん、YOSHINAでは8チームあるのですが、全チームにめちゃめちゃ助けられてますね。プロダクトオーナーとしてのこだわりは他チームとは少し違って、メンバーがみんな同じような感覚で仕事ができるように調整したり、チーム毎の役割やメンバーに振る仕事をわかりやすくして、働きやすくしたりとメンバーが生き生きと働ける環境を整えておくことが大事だと思っています。

YOSHINAは今後どうなるの?SaaSチームが描くYOSHINAのこれから

辻:では最後に、YOSHINAを今後どのようなプロダクトにしたいのか教えてください!

中村:今でも役に立つプロダクトであることに間違いはないですが、月一リリースを通して、確実に毎月もっと良いプロダクトになっていっているので、より誇りに思えるものにしたいですね。そうしてもっと多くの人の課題解決をお手伝いできるプロダクトにしていきたいです!

高瀬:この先もすごい勢いで変化していくAI業界に対応していけるように、よりしっかりしたインフラストラクチャーを整備していきたいと考えています。AI製品だけどオンプレミスでも手軽に導入できる仕組みを極力維持しながら、より快適なプロダクトに!

鷺坂:現在のYOSHINAもユーザーに沿った開発体制、サポート体制を作れている一方で、まだまだ課題もあるので、今と変わらずひたすらお客さんが使いやすいものを作り続けていきたいですね!

さいごに

今回は鷺坂さん、高瀬さん、中村さんの3人にお話をお聞きしました! 「YOSHINA」が36か月連続バージョンアップリリースを実現できているのは、

  • SaaSチームでは初期の頃から定着していたスクラム開発の基本を押さえつつ、チームの状況に応じて自分たちのパフォーマンスが上がるようにYOSHINA独自のスクラム文化を醸成している

  • フルリモートでもコミュニケーションを密に取ることができる工夫がある

  • メンバーひとりひとりがYOSHINAのミッションを理解し、責任感や高いプロ意識をもって仕事に当たっている

などといった背景があるからのようです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
今後もレトリバの活動や働く人たちにフォーカスを当てた記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!

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