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【新卒広報レポート】テキスト分析AIツール「YOSHINA」って何?!

こんにちは!株式会社レトリバ広報担当の辻です!新卒一年目でレトリバに入社した私が、レトリバのメインプロダクトであるテキストデータ分析AIツール「YOSHINA」への理解を深めるべく、「YOSHINA」プロダクトオーナーである鷺坂さんへのインタビューを通して学んできました。

今回はその様子をレポートします!

プロダクトオーナー紹介

鷺坂 文野(さぎさか あやの)
役職:YOSHINA事業部部長兼プロダクトオーナー
業務内容:SaaS事業全体の遂行、顧客向けコンサル、プロダクト機能要件・開発方針策定を担当。

そもそも「YOSHINA」とは?

辻:レトリバのメインプロダクトである「YOSHINA」ですが、そもそも何ができるツールなのでしょうか?

鷺坂:「YOSHINA」は企業の声、消費者の声、従業員の声を分析し、企業活動の改善を支援するAIツールです。声を分析する、というのは数値情報では把握できない詳細や真因などを把握し、改善活動に繋げる材料を発見することができるのですが、テキストデータは取り扱いが大変なこともあり、そもそも数十件程度なら読めますが、100件、1000件と増えていくと人が読んで判断する、という行為に膨大な時間がかかります。更に不要語の対処や、人が理解できる情報として扱うことが難しいものでもあります。
そこでテキストの扱いに特化したツールを使うことで簡単にテキストデータから声の把握や改善案の抽出といった分析を行うことができるようになります。

辻:業務効率が格段に上がりそうですね!そういったツールは「YOSHINA」以外にもあるかと思いますが、「YOSHINA」だからできることはありますか?

鷺坂:「YOSHINA」の強みとしては、準備の簡単さスキルが不要ということですね。従来のテキストマイニングツールは分析する前にどう分けるか、といった準備をしたり、分析をするために専門的なスキルが必要だったりという課題があり、ツールをそもそも扱えない、というい企業さんが多いなと感じていました。
そのため「YOSHINA」は、誰もが簡単に使えるようなUIや、専門知識がなくとも理解しやすい仕組みを重要視して開発しています。

辻:テキストマイニングツールって難しいイメージがありましたが、「YOSHINA」は使いやすくてスキルや準備の心配をしなくて良いということなんですね!

なぜ「YOSHINA」を作ることになったの?

辻:「YOSHINA」ができることはわかりました!ではなぜ「YOSHINA」を作ることになったのでしょうか?

鷺坂:自身の体験が「YOSHINA」を作るきっかけとなりました。レトリバに入る前は、事業会社でテキストマイニングツールを利用して分析する側の役割でした。利用していたツールの難易度が高いこともあり、他担当者を増やすのも大変で、分析活動を効率的に運用していくことが難しい状況でした。また分析をしたとしてもその先の改善活動の難しさがあり、自社だけでの活動の限界も感じていました。そこからそもそも誰でも使える、アウトプットを改善活動につなげられるツール・支援が重要と思い始めました。

辻:鷺坂さん自身が感じた不便さがきっかけとなったということですね。「YOSHINA」を作るにあたって苦労もあったかと思いますが、現時点で感じている難しさなどはありますか?

鷺坂:実際の分析活動では、①「YOSHINA」で分析②課題に対する改善を抽出③改善策を実施、という流れになるので、企業側が分析の成果を出すことができるまでの時間が長い、というのが一番の難しさですね。一言に分析といっても、分析・改善案策定・改善案の推進、と実は結構必要なスキルが違う業務を遂行することが求められるのですが、意外と多くの企業様で分析・改善に特化した教育やノウハウがなかったり、そもそも改善の文化がなかったりという場合もあります。
またAIツールというと改善案までばしっと出してくれると期待される方もまだまだ多く、chatGPTなどの技術の進歩も然ることながら、実際には企業内の状況や戦略などを加味した改善策を実施しないといけない点に関しては人の力が不可欠な状況です。そのため導入自体も検討自体に時間がかかったり、ということで分析をすることの効果やメリットを普及しきれていない課題もあります。

辻:AIに全部お任せ!ではなく、AIと人とが協力して改善策を出す必要があるのですね!

「YOSHINA」を利用する企業の共通点は?

辻:テキストマイニングツール導入への意識によるハードルが高い企業さんが多いとのことですが、「YOSHINA」を導入している企業さんはどういった業界や業種なのか、また共通するところはありますか?

鷺坂:業界という括りだとコールセンター向けBPOや金融業などが多いですが、業界という括りというよりかは、VOC(※)を聞く・活用する、という習慣が浸透していることが共通点ですね。やりたいけど難しくてできない、自分たちでできるのかといった不安を感じていた企業様が「YOSHINA」で分析するようになって、クライアント様への提案内容に付加価値をつけられた、改善に繋がったという声を聞くととても嬉しいですね。

※ Voice of customerの略称。顧客から企業に対して向けられた意見や要望のこと。

「YOSHINA」で実現していきたいこと

辻:最後に、「YOSHINA」でこれからどのようなことを実現していきたいと考えていますか?

鷺坂:YOSHINAが企業の耳になるというミッションを掲げているのですが、どのような企業でも企業の声・消費者の声・従業員の声を取り入れ、より良い製品やサービスを提供する社会になればという思いがあります。それにより、消費者が満足し、従業員にも活気が溢れ、世の中に少しでも良い風が吹くようなサポートをしていきたいと考えています!
また企業だけではなく、行政や自治体、学校などでもより活用しやすい形にすることで、行政サービスの課題発見やいじめの早期発見など、社会問題の解決にも役立てるサービスでありたいと思っています。

辻:「YOSHINA」にできることがこれからも広がっていきそうですね!本日はありがとうございました!

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