「ラウンド・ミッドナイト」黒鍵指すべり
1994年エレクトーンEL-90演奏 パート2
前回と同じく27年前のカセットテープに録音されてたエレクトーン演奏音源です。
今回は松田昌さんアレンジの「ラウンドミッドナイト」です。
このトランペット&ストリングスのアレンジバージョンは当時とても気に入ってよく弾いていたのを覚えてます。
参考曲集:エレクトーン ポップスコア4 (4~3級) 松田昌
変ホ短調の曲、b(フラット)が6つ付く調です。#b(シャープ、フラット)が多い調というのは音が立体的で豊かな響きがする気がして好きです。
しかし鍵盤経験者ならわかってもらえると思いますが、弾くのを躊躇してしまう調です。
譜読みの大変さもありますが、黒鍵が多く出てくる調というのは、なかなか弾くのが大変なのです。黒鍵は白鍵より幅が狭く盛り上がってるので、指が滑り落ちやすい構造になってます。特に強いタッチで弾く時は慎重に打鍵しないと、簡単に指が黒鍵から滑り落ちます。
エレクトーンやシンセなどのキーボードは特に鍵盤がツルツルしてるのでちょっと汗かくともう大変です。グランドピアノのように黒鍵だけザラザラの質感にして欲しいな、といつもいつも思います。
自分は黒鍵が多く出てくる曲を弾く時は石鹸で手の油分をしっかり洗い落として、カッサカサの指にしてから弾きますw
94年の自分の演奏の中にも、「黒鍵指すべり」してる音がありましたw
今回のテープ音源は、ベースの音量が小さかったり急に大きくなったり、不安定で少し聴きづらかったのでパソコンで修正を試みました。ポピュラー曲の場合、ベース音量はある程度一定にそろっていた方が聴きやすいからです。
イコライザーやコンプレッサーを駆使して、こねくり回して、でき上がりを元の音源と聴き比べると、元の方が全然バランスが良かったり…(あるあるです)
何回もやり直して、ベース音量を修正するだけでもかなりの時間がかかってしまいました😓
エレクトーンEL-90演奏 パート1 「スペイン」はこちら↓
エレクトーンEL-90演奏 パート3「A列車で行こう」はこちら↓