エレクトーン機能紹介【01】ブリリアンス
昔のエレクトーンにはブリリアンス機能が付いてました。
そう、今の機種にも付いてます!
高音の成分を強調して音を明るくする、ラジカセで言うと(今時、ラジカセてw)トーンつまみのような機能です。
昔の機種には、エレクトーン全体に対してかかるブリリアンスが1つだけついてました。
現在の機種では音群1つ1つ全てに別々にかかるブリリアンスがついてます。「全体にかかる」ブリリアンスはついてません。
この「全体にかかる」ブリリアンスはとても便利です。
エレクトーンは発表会やコンクールなど、ホールで演奏する機会が多くあります。しかしせっかく家や教室で作ったレジストもホールでは思った音質で鳴ってくれないことがあります。
リハで、高音がキツいなと感じたら、PAに頼んで調整してもらえばいいのですが、コンクールではそんなことを頼むことができません。そうなるとリハから本番までの短時間に必死に音群1つ1つのブリリアンス調整をすることになります。(めちゃ大変!)
こんな時、「全体にかかる」ブリリアンス機能があれば楽ちんなのに、といつも思います。
レジストは、それぞれの家や教室の環境の中で作ります。
環境によって全体の音の鳴り方は多少違ってきますが、音群1つ1つの音量、音質は相対的にバランスを取ることはできます。
なので、ホールなど違った環境で音を鳴らす時には、エレクトーン全体の音質の調整ができれば、カンタンに、ほぼ自分の理想の音質で鳴らすことができるのです。
次回のエレクトーンバージョンアップの際は是非「全体にかかる」ブリリアンスを付けてもらいたいですね!
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