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postory
OHP
会社の書庫を整理することになり、古い資料はほとんど捨てる方向になった。捨てる資料の種類は様々で、書籍、バインダー、キングファイル、クリアファイルなどなど、たくさんのものがあった。
ファイルの中のものを取り出して、ひたすらに分別を進める。シュレッダー用の箱に入れたり、ファイルを分解して金属ごみに入れたり。今のファイルが分別がしやすいような構造になっているけれども、昔はそんなことを考えて設計していないようなので、外すのも一苦労で怪我をしないように注意せねばならない。
そんな中で、懐かしいものが出てくる。OHPだ。OHPはOverhead projectorの略である。昔は学校でもよく使われたし、いつの間にか無くなった・・・と思った。映像を出力できるプロジェクターの登場によって、その座を取って代わられたに違いない。透明のフィルムに様々なものが印字されていたけれど、こういうのを大事に取っておいたんだなと思った。そのおかげで、現在の我々はその分別に大変な思いをしているのだけれど、それは致し方ない。
今はデータで取っておけるが、昔はデータを保存する媒体もなくて、OHPに出力したものだけが保存できたのだろう。SDGsの影響もあり、プラごみの減少が叫ばれる現代とは、まったく違う世界だったんだなと想像してしまう。2000年くらいまではOHPも普通にあったのだから、この20年くらいで世界は変わってしまったのだと改めて思い知らされる。
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