見出し画像

郵便物の話

前住んでいた人へ宛てた郵便物が届くということはたまにあると思う。引っ越しを何回かしていると出くわす問題だ。よく考えると、別にそのまま捨ててしまってもいいのだけれど、さすがに送り主に連絡したほうがいいかと思い、見つけた時は連絡するようにしている。

大体は1回連絡すればそのあとは来ない。しかし、たまに2回目が来ることもある。そういう時はどうすればよいか……、これもまた悩む。2回目だから、もう捨ててしまってもいいだろう、でも、もう一回くらい伝えておくか。そのせめぎ合いである。

住所を変更しない前の住人が悪いのかもしれないが、もしかすると、自分もそういうことがあるかもしれない。そうならないための郵便局の転送届なのだろうが、そもそも転送届の存在を知らない人もいるかもしれない。そう考えると、何をするのが一番いいのだろうかと思ってしまう。

「2回目だから、次は捨てますよ」と告げたとして、3回目が来た時にやっぱりまた電話してしまうのかもしれない。住所のように変わり得るものではなく、何か固定されたものに届くようにすればいいのになと思う。そのためには紙媒体である必要はなく、やはり電子化がカギなのだろうか。もっとも、多くの情報があり過ぎて、現代人には処理できない量になっているのかもしれない。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートは新しいことを生み出すための活動に使用させていただきます。